――我が勇者よ。今ぞ旅立ちの時だ――
邪神に『闇』の力を与えられ、佐伯悠真は異世界の王宮内へと飛ばされてしまう。王女に邪悪な存在と見なされたことで追われる立場となった悠真は、別途女神に召喚されたクラスメイトたちと別れ、王国からの脱出を計る
。彼の行く手に立ち塞がるは、数多の強敵。数多の苦難。自身をも蝕む『闇』の力を以って、悠真はそれらに立ち向かう。旅のお供に奴隷の少女と女エルフを携えて。これは一人の少年が、異世界で足掻き、苦しみ、それでも必死に生きていく物語。
タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 21:10:47
122680文字
会話率:42%