クラスの癒しの木の周りには今日も穏やかな空気が流れている。少しだけ疲れた人が少しだけ休めるように。
陽だまりの中で彼らはどう過ごすのだろうか。
短編から連載に切り替えることになりました。
更新頻度はそこまで高くないかもしれま
せん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 00:00:00
33382文字
会話率:62%
どこまでもずっとついていない少年霧斗。
名前だけはヤンキーみたいで強そうだね、と言われる、争う事が苦手な少年。
油断すれば鳥のフンが落ちてきて、上ばかり気にしていたら足元には犬のフン。嫌な事をする時のアンラッキーくじは毎回大当たり。
イベント毎はことごとく雨。
ある日学校に向かう途中、電車を待っていたら後ろで騒ぐ青年達。ふざけ合って押したり笑ったりしてはしゃいでいる。何度か背中にぶつかられて、危なくね?と判断。場所を移ろうとしたタイミングでドンっと強い衝撃。ふわりと浮く身体。視界を占める通勤電車。プツリと途切れる意識。死に方まで運がないわ〜。
目が覚めると真っ白な世界。
目の前には先程後ろで騒いでいた青年達が土下座している。
後ろにめっちゃ偉そうな爺さん。
曰く、目の前の青年達は神様候補者だと。
曰く、世界体験(職場体験みたいな?)中だった。
曰く、初めての世界にはしゃいでしまった。
曰く、自分は本来あそこで死ぬ予定では無かった。
曰く、しかし肉体はぐしゃぐしゃの即死状態な上大人数に見られてしまい、復活はできない(そうでなければ出来るらしい)
曰く、異世界へ身体を再構築して転移させるので許してください。
曰く、許さなければ、目の前の青年達は分解新たな神様候補者を作成しなければならず、自分はそのまま輪廻の輪に戻る事になる。
仕方ない、異世界に行きます。貴方達も反省してくださいね。命の大事さわかったと思うから良い神様になって下さいね。
それに感動した青年達と偉そうな爺さん。それぞれ一つだけ願いというか祝福を授けるよ、との事。
ラノベ知識を総動員して【言語対応】【アイテムボックス】【鑑定】【魔法】【常識の為のマナーブック】そして【幸運】をお願いした。
なんてったってオレは不運。それを塗り替える幸運をつけてもらえれば差し引きゼロで普通くらいにはなれるはず!
常識マナーブックがあるからオレTUEEEとかならないし、無自覚系無双とかにもならないはず!
からの幸運なはずなのに何故か不運って言うしっちゃかめっちゃかストーリー(の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 00:00:00
611824文字
会話率:14%
ナバス帝国にある四つの公爵家のうち「炎のタピア」と呼ばれるタピア公爵家長女クララは父親の命令に逆らえず二つ年下の義理の弟レオンに成りすまし城に向かった。
ナバス帝国のミラネス王家後継者と、四つの公爵家の後継者は古の誓約により十四歳になると
城に招集され十八歳の成人まで共に城で過ごす。
ミラネス王家は謎の多い王家で、その後継者は十四歳まで性別を明かされず表舞台にも現れない。
ミラネス王家後継者は圧倒的な魔力を持ち、その魔力を絶対的忠誠を誓った各公爵家次期当主に分け与え、それぞれの公爵家は分け与えられた魔力を家宝である「精霊魔法の石」通称「魔法石」に注ぐことにより各公爵家の地位名誉財産が守られる。その為公爵家の次期当主達は十四歳から城でさまざまなことを学び、共に過ごした君主を裏切ることはしない。
公爵家次期当主になるためにはそれぞれ家紋の属性である精霊の祝福を十四歳までに受けなければならない。
水の公爵家次期当主のグロリアは水の精霊ウェンディーネ、風の公爵家次期当主カルロスは風の精霊シルフィード、地の公爵家王家次期当主ダフネは地の精霊ノーム,それぞれ祝福を受け次期当主と認められたが、炎の公爵家タピアは混乱に陥っていた。
娘のクララと息子のレオン、どちらが炎の精霊イフリートの祝福を受けているのかわからない。精霊の祝福を受けた人間しか魔法が使えないはずなのにどちらも魔法が使えるからだ。
しかしクララの魔力がレオンよりも圧倒的に上だった。父親のウーゴは愛する息子を当主にしたいが為クララを病死したことにし、クララにレオンの代わりに城に行ってこいと命令した。
父親に逆らえないクララは長い髪を切り、大好きだったレースのリボンとドレスを燃やしレオンになりすまし城に入った。本物のレオンが覚醒したらすり替えるとウーゴは言ったが、その後クララは自分がどうなるのか分からない。殺されるかもしれない不安の中で城での生活がスタートした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 07:00:00
140370文字
会話率:13%
どこかの異次元に存在する異世界アースティアでは、ローラーナ帝国と言う大帝国が、異世界アースティアを完全に世界統一国家にすると600年前に宣言する。
その帝国覇権主義に対して、敢然と反帝国を掲げて抵抗する異世界アースティア各国や諸勢力とが
対立する戦乱が途絶えない世界だった。
一方、地球では数年ほど前から様々な島や船等が忽然と消え去る事件が多発していた。
そんな奇妙な事件が多発している地球の日本国内に、1人の青年が高校を卒業を記念して卒業旅行に出かけていた。工場でのバイトで貯金したお金を使ってのちょっとした贅沢な旅に出かけた筈だった。
その旅に出かけた青年である高見竜史は、旅の終わりに乗船していた民間フェリーが突如として異世界転移の天災に巻き込まれ、琉球諸島近海に転移してしまう。
そして、青年が乗船していたフェリーがローラーナ帝国の東方艦隊に襲われると言う事態に発展する。
一方の日本国も異世界アースティアに異世界転移して来ていた。混乱する国内を支援をしながら徐々に纏めて行く中で、転移現象が原因で民間フェリーが琉球諸島近海沖合で立ち往生しているとの知らせを受ける。
日本政府は、連絡を受けたフェリーの一大救出作戦を決行するが、その途上で国籍不明の武装勢力船団が近付きつつ有るとの報せを受けて、日本政府は戦後初の防衛出動に切り替える。
武装船団がフェリーに近付く中で、もうダメかと思われた時、偶然にも同地域を訪れていた異世界の1人の皇女が、自国の水軍に命じて駆け付けて来るのだった。その後、その戦いは海自も参戦して見事に民間フェリーを救出に成功する。
救援に駆け付けたコヨミ皇国の第一皇女である暦紅葉は、この事を切っ掛けにして日本国と交流を深めて行く。そして、その助けたフェリーの中に居た青年、高見竜史と運命の邂逅を果たすのであった。
竜史と紅葉の二人は、数奇な出会いにより、ローラーナ帝国打倒を心に誓い合っている親友達と共に、ローラーナ帝国に立ち向かって行く事と成る。
これは日本国と青年の高見竜史が、異世界での大戦に巻き込まれ、その世界で出会った女の子達と供に、ローラーナ帝国を中心とした西方バルバッサ帝国同盟を討ち倒す為に、駆け抜けて行く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 00:00:00
2612616文字
会話率:38%
あの日、我々を熱狂させた1頭の馬がいた。
漆黒の馬体は限界まで鍛え上げられ、しなやかに躍動する全身の筋肉によって他の馬とは別次元の走りを見せる。
ついには、圧倒的一番人気の馬すら圧倒し、ケンタッキーダービー馬という栄冠を手中に収めた。
しかし、ナンバーワンの座を手に入れたその馬は決して順風満帆だった訳ではなく、常に逆風との闘いであった。
産まれた直後に病気にかかり生死の境を彷徨った。
ある時は輸送中の横転事故にあい、競走馬として危機的なほどの骨折を患った。
またある時は、脚が少し歪んでいて見映えが悪いと見放され、誰にも関心を持たれずに売れ残ってしまった。
そんな逆風を乗り越えて数々の大レースを勝利することで、自らの価値を証明したが、引退後、今度は血統が悪いと生産界から"失格"の烙印を押されてしまう。
そんな中、主人公の黒毛の馬は、ひょんなことから極東の島国で種牡馬としての新たな挑戦を始める事となる。名だたる実績馬たちがひしめく中で、果たしてそこに割って入れるのか?
そして、いつの日か失格の烙印を押したアメリカ生産界を見返せることができるのか?
漆黒の逆襲者の物語がいま、スタートする──
◇注意◇
このお話は現実のエピソードを参考にしたフィクションです。登場人物や馬、施設などはすべて架空のものとしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:10:00
65976文字
会話率:33%
メロディ・ヒストリア伯爵は、類希なる容姿や実力をもって「氷柱の白百合」と謳われている少女だ。
幼少の悲壮な経験とともに順当に実績を積んできた彼女は優しい婚約者とともに貴族として果てると思っていた、のだが……「真実の愛を貫かせてほしい」と婚約
解消を提案されてしまった。
平然と受け入れてみせたものの、数少ない気を許せる存在だった婚約者の心変わりに動揺し、年若い乙女は人知れず涙を流した。
一夜明けて、ぐっすり眠ったメロディは気持ちを切り替えると憧憬を胸に真実の愛を解明しようと決意。周囲を巻きこんで研究を進めていく。
そんな彼女の言動に導かれるように時代を揺るがす大事件、運命の歯車は動き出した。
【エレアの子守唄】
綾なす波に誘われ
炎にくべた言葉 集めて旅路を紡ごうか
とこしえ待てず 影は征く
凍りついた静けさは 焦がれる地に綻ぶ花
あせない調べにつつまれて
ささやかな風にゆられよう
重なる季節の訪れを
八千代の夜をこえて 願う
昨日は 舞い降りた光抱き
あなたはひとりねむるのでしょう
夜のまにまによすが得て
涙雨がさらう心 奏でて記憶を綴ろうか
奮い立たせて こだま聴く
悠久に流るるは 宿木知らぬ渡り鳥
ちとせの灯に花が咲き
蝶はわらう宝に留まる
待ちわぶ季節の過ぐときを
八千代の時をこえて 祈る
明日は 光る風に迎えられ
あなたはひとりさめるのでしょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 20:00:00
462242文字
会話率:63%
突然の死を迎えた社畜・田中明大は、小説の中の傲慢な豪家の悪役、橘翔太としてタイムスリップしてしまう。さらに悪いことに、物語のクライマックス――街頭で惨死する運命の真っ只中にいることに気づく。絶望の中、彼は未来の10分を予知する能力に目覚めた
。
記憶を失った彼は、善良な少女・霞に助けられ、平穏で温かな生活を送り始める。しかし、運命の歯車は止まることなく動き続け、予知能力が高まるにつれ、陰謀と運命の渦に巻き込まれていく。
果たして彼は悪役の宿命から逃れることができるのか?救い、成長、権力闘争、愛、友情、復讐、そして自己を見つめ直す試練――この全てが、反転したタイムスリップの旅の中で少しずつ明らかになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 23:50:00
83605文字
会話率:15%
高校一年生になったばかりの桜晴は、テストで上手くいかず、高校デビューに失敗する。
そんな桜晴は誰かと自分の人生を入れ替えることのできる「生命橋」へと向かう。
彼が入れ替わったのは、同級生の女の子、美雨だった。
入れ替わりの生活では相手の身体
に入り、日常を過ごすことに。
二人はそれぞれの生活に没頭する過程で、互いに惹かれていくが……。
桜晴と美雨、二人の運命の歯車は思わぬ方向へと回り始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 08:44:48
120163文字
会話率:29%
国内外での、紛争が相次ぐこの世界。他国への防衛手段の少ないこの国では新たなる兵器の生産に着手した。それが人造人間だ。それは機械でできたものではなく遺伝子を人間の勝手で組み替える非人道的なものだった。そこで生み出された赤子は後に愛する人を見つ
け召喚され自分を作った世界へ復讐する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 18:58:18
32483文字
会話率:55%
公爵令嬢であるマリー・カウマンは婚約者であるエリクス第二王子のことが大好きでたまらなかった。だが、好きをアプローチしすぎて冷たくされてしまう。そんな時兄が、エリクスは自分達カウマン家が跡目争いを勃発させようとしていると警戒し、マリーの行動は
演技であると思われていると衝撃的なことを聞かされる。なんとかこの恋心は本当だと知ってほしくて、大魔術師である祖父になんとかしてほしいと泣きつくマリー。そんな可愛い孫に祖父はマリーとエリクスの恋心を入れ替える魔術を伝授してくれる。さっそく魔術を発動させるとなんと恋心が消えてしまった。だが、反対にエリクスの様子がおかしくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 00:26:08
11353文字
会話率:58%
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。
それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。
子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫
婦を領地領主邸に迎えることになった。
最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。
八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。
それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。
また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。
オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。
同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。
それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。
弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。
主人公が酷く虐げられる描写が苦手な方は、回避をお薦めします。そういう意味もあって、R15指定をしています。
追放令嬢ものに分類されるのでしょうが、追放後の展開はあまり類を見ないものになっていると思います。
2章立てになりますが、1章終盤から2章にかけては、「令嬢」のイメージがぶち壊されるかもしれません。不快に思われる方にはご容赦いただければと存じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 08:00:00
128660文字
会話率:43%
我が儘に育った王女が、
隣国に留学に行き、
心を入れ替える。
キーワード:
最終更新:2025-01-02 08:32:17
2957文字
会話率:10%
世界大戦の末に荒廃した未来を生きる魔法研究者・エレナは、開発した時空転移の術式を起動し、35年前へと旅立つ。死にゆく未来を変えるため、彼女は肉体を若く保つ呪いを施し、姿も名前も変えて第二の人生を歩み始める。
運命は変えることができる。凄
惨な世界を見たからこそ、過去を塗り替える旅に出よう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 16:30:00
30009文字
会話率:37%
物流センターを支えるベテラン作業員、中村義彦。卓越した技術と指導力で信頼を集めていたが、家族を支える重責と現場のプレッシャーが彼を蝕んでいた。効率化を掲げた新システムの混乱がさらに負担を増大させる。
新人の田中誠司は、中村の影に潜む疲労と
葛藤に気づきつつも、何もできない自分に苛立ちを感じていた。ある日、中村の限界が露わになり、彼はついに退職を決意する。
「仕事は人生の一部でしかない」という中村の言葉が、田中と読者に問いかける――守るべきものは何か?仕事と人生の狭間で揺れる人々のリアルな葛藤を描く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 19:04:05
4463文字
会話率:24%
あらすじ
物流現場で働くベテラン作業員・田中誠司は、長年の経験から現場で頼られる存在。しかし、過酷な労働環境や人手不足、そして経営陣との溝に疲弊し、心身ともに追い詰められていた。家庭では高校生の娘と話す時間も取れず、仕事に追われる毎日が続
く。
ある日、現場で新人の事故が発生。職場の混乱や責任感に押し潰されそうになる中で、田中は「この働き方が本当に正しいのか」と葛藤を深めていく。そんな彼に転機が訪れたのは、大学時代の親友との偶然の再会だった。
「今の環境だけがすべてじゃない。」その一言が、田中に新しい未来を切り拓く決断をさせる。自分自身と家族を守るため、そして本当に納得できる人生を生きるため、田中が選んだ新たな道とは――。
仕事と人生、家族の絆を問い直しながら、自分の人生を組み直していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 16:15:33
17065文字
会話率:19%
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばさ
れてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 21:42:28
102381文字
会話率:38%
粒子加速器の事故によって、芦原蒼龍の魂は1901年の日本にタイムスリップしてしまった。そして、天使リリエルより、このままではアルマゲドンで悪魔が勝利し、文明は衰退してしまうと告げられる。
芦原は、21世紀の技術によって、世界を救うことを決意
するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 07:00:00
1030439文字
会話率:41%
生まれつき病弱で外に出られず、ネトゲ三昧だった琴音はある日外で体調を崩してしまい、気付けばゲームにそっくりな——そのもととなった世界に自分のキャラ《ルナ》として転生していた。
新たに手に入れた健康な肉体に、ファンタジーチックな世界に胸
を躍らせ、前世に未練はあるものの、今度こそ理想の楽しい日常を送ろうと気持ちを入れ替える。
しかし剣と魔法のファンタジー世界にルナの思い描く平和があるはずもなく、強盗に襲われ、果てには国の存亡を揺るがす事件にまで巻き込まれる。
転生して数か月という短い時間で紡いだ絆と、鍛えた魔術で何とかピンチを乗り切ろうとするが、今度は未練である妹の詩音が勇者として召喚される。
大好きな妹が戦いで苦しまないように、ルナは苦手な戦いに身を投じる————
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 12:30:00
100569文字
会話率:45%
妖怪たちは、今日も“人間観察”を日課として過ごしている。奥深い森の古い神社に棲む狐、子河童、そして輪入道が目にするのは、さまざまな人間模様。妖怪の存在を信じない者、恐れる者、時には親しみを抱く者──人間たちの反応は千差万別だ。そんな中で、彼
らの視線が映し出すのは、ただの人間の姿だけではない。人間を観察することで浮かび上がるのは、妖怪たち自身の葛藤や成長の物語でもあった。ある日、人間界でひとりの少年と出会った狐たち。最初は興味本位の関わり合いにすぎなかったが、次第に彼らの心に変化が訪れる。人間との触れ合いを通じて、狐たちは自らの存在意義や、人間との絆の可能性に目を向け始めるのだった。「異なる視点が、ありふれた日常を鮮やかに塗り替える」妖怪たちが綴る“人間観察日記”は、妖怪と人間、二つの世界の境界を描きながら、温かな絆を紡いでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 22:04:26
45342文字
会話率:49%
私は『ジャック』、そう名乗ることにする。
私は散歩をする事が好きだ。
この至極醜悪な世の中では毎日が非常に退屈だ…
だが散歩中は、自分の頭の中に浮かぶ世界に浸る事ができるのだ。
…ただの妄想じゃつまらないから、1つ世界を彩る
魔法を入れてみる。
ファンタジー、サイエンス・フィクション、時代劇等…
そんな面白い魔法じゃ無くてもいい。
ただこの自分の世界の住人を非現実にしていくのだ。
こんな自己満足の妄想を今の言葉で『黒歴史』と言うならば、私はそれでいい。
この現実を塗り替える為に、この白紙の未来に『ペン』を取りたいのだから…
「『ジャック』。仕事だ。」
黒服の男達が私に封筒を渡す。
散歩に出かけるところだったのに…と私は残念そうにしながらも笑顔を作る。
「…ご用件は?」
_
はじめまして! 雑多短(中?)編集です!
※修正し直す事が多いです。
※誤字脱字文法表現がおかしいところは教えてくださるとありがたいです。
※この話はオリジナル作品です。
※別サイトで投稿している小説をそのまま載せていますので、おかしいところあります。
よろしくお願いします~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 21:24:02
3891文字
会話率:27%
「陰キャの俺が、学園の女王たちとバンドを組むことに!?」
――青春×音楽×波乱万丈な学園バトルがいま始まる!
高校入学式の日、新歓ライブで軽音部の演奏に心を奪われた俺は、勇気を振り絞って入部を決意した。
けれど――些細なトラブルが原因で、
あっさりと部を追い出されてしまう。音楽への情熱を失いかけた俺。
そんな俺の前に現れたのは、美人で謎めいた生徒会長・由美先輩。彼女が俺に告げたのは、衝撃的な一言だった。
「一緒に軽音部をぶっ潰さない?」
訳も分からないまま、彼女が部長を務める“パソコン音楽クラブ”へと誘われる俺。
だが、部室で待っていたのは――軽音部の絶対的カリスマにして、学園一の陽キャ・紗雪先輩!?
なぜ、学内一の人気者がこんなマイナーな部に?
由美先輩が軽音部を敵視する、本当の理由とは?
「陰キャ」の俺が巻き込まれるのは、2人の天才とともに挑む波乱万丈の音楽プロジェクト!
ライバルたちとのぶつかり合い、仲間との絆、そして少しずつ明かされるそれぞれの過去。
バンドと青春を賭けた戦いの中で、俺は何を手に入れるのか――!?
「俺たちの音楽が、この世界を塗り替える!」
学園青春サウンドストーリー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 22:16:22
66867文字
会話率:46%