こことは違う世界
科学文明では無く、不思議な力が発達し、人々を脅かす存在が闊歩する。
そんな世界のある王国で王太子の伴侶を決めるべく、妃候補として5人の令嬢が集められていた。
妃候補は5人ともその国の公爵家の令嬢であり、確かな身分と
高い教養、そして、周囲を魅了してやまない美貌を兼ね備えていた。
そんな令嬢の鑑とも言える中で一人だけ、異質な存在がいる。
フレイスリア・リーシュベルト。
リーシュベルト公爵家の令嬢であり、彼女の家の家格は5つの公爵家の中で最下位に位置する。
家格から見ても、有力候補ではない。
その彼女に注目が集まっている。
だが、それは決して良い意味ではない。
――『暴風令嬢』――
彼女の異名である。
類まれな力により、敵のみならず味方にも被害を出すことや、思い付きでとんでもない行動をすることから付けられた二つ名だ。
これはそんな彼女を中心とした騒動のお話である。
※注 あんまり構想が出来ていませんので、かなり不定期での投稿となることが予想されます。
(タイトルを思いついた勢いで作ってしまった……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 10:00:00
175333文字
会話率:24%
恋に恋する美しき令嬢、クリスティーナ。そうだけいえば聞こえがいいが、彼女の場合、有り余る好奇心、才能、不屈の精神を持っていた。家族からも恐れられ、桃色に染まった常識を持つそんな彼女が側室となった。しかも情熱的な告白で正妃にと乞われる。しか
し、当のクリスティーナは国王に興味はなく、脱走を企てるが、やがて王立研究所の資金横領を発端とした事件に巻き込まれていく。 ※主人公は変態です。ご注意下さい。 本編完結。不定期に番外編を更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-01 19:43:21
101926文字
会話率:46%