ある夏の盆の日、男が一緒に墓参りをしたいと言ってきた。母の教え子らしい。彼の語る先生としての母は、これまで聞いてきた母の姿とはとてもかけ離れていた。
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最終更新:2024-07-21 17:00:00
7070文字
会話率:41%
大学二年生の計斗には、赤浦灯絵という高校の頃からの彼女がいる。
計斗の二十歳の誕生日を翌日に控え、二人はささやかな誕生日パーティーの計画を立てていた。
だが、当日彼女は来なかった。
代わりに来たのは、灯絵がトラックにはねられたという報せだ
った。
葬式を済ませてもまだ実感がわかず、部屋で途方に暮れる計斗。
その時、ドアベルが鳴った。
そこには、死んだはずの灯絵が立っていた。
誕生日ケーキを携えて、いつもと変わらない笑顔を浮かべて。
夢ではないかと疑いながらも、灯絵を部屋へ招き入れる計斗。
だが、この時計斗は気づいていなかった。
これは『何度も繰り返される誕生日』の、ただの始まりに過ぎないということに。
忘れるたびに抱きしめて、別れるためにキスをする。
これは『時縛霊』になってしまった彼女との、愛と喪失の物語。
***
この作品は、複数の小説サイトにて重複投稿させていただいております。
・カクヨム
・LINEノベル
また、作中のイラストは全て、十三月一日(@undecimber_the1)様に描いていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 20:00:00
106072文字
会話率:36%
(はじめに)
以下の点は悪しからずご了承ください。
1.主人公は平凡とか言いながら可愛い幼馴染がいます。
2.ヒロインのうち一人はストーカー気質です。
3.外国育ちの金髪少女に手ほどきをうけます。
4.主人公の能力は超ド級のチートです。た
だし覚醒までに時間を要します。
☆ ☆ ☆
時間更新士。それは時間の循環を防ぐため特殊能力を用いて時縛霊と闘う者たち。西暦2072年の今、その存在は都市伝説と化していた。
主人公のカイルは表向きには平凡な高校生。しかし彼には大きな秘密と悩みがあった。
かつて伝説と呼ばれた時間更新士を師匠に持ちながら、彼の特殊能力は全く開花しなかったのだ。
しかしある日の出来事が彼の人生を大きく変える。
~これは時空を超えて暗躍する時間更新士の活動記録である~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 22:21:29
63661文字
会話率:41%