初めて訪れたパリで古いホテルの最上階にある屋根裏部屋に宿泊することになった浅川康之。
時差ボケに苦しむ彼の部屋を一人の少年が訪れる。
何も言わずに姿を消したその少年を再び見かけた康之が彼に気を取られ階段を転げ落ちると、そこは1910年のパリ
であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-13 17:00:00
134160文字
会話率:27%
不安は、期待を影に従え、光の弱さに乗じて、いっそ影に溶けて希望を生もうとする。
最終更新:2018-12-01 00:10:05
322文字
会話率:0%
物語作家七夕ハル。
略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。
受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。
初代新世界文章協会会長。
世界を哲学する
。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。
twitter:tanabataharu4
ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」
URL:http://tanabataharu.net/wp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 18:52:58
1362文字
会話率:0%
後宮の『仕事』を終えた葉澄は遅れた勉強や時差ボケ(!?)した生活を戻すためにてんてこ舞い。『空白の時間』を取り返すのは案外大変で――。
そしてこの時季に椿燐街で行われる『千鳥祭』に向けて活気づく中、珍しい配達員からある手紙が届く――。
『選ばれし貴女様にこのお手紙が届きましたこと、大変嬉しく思います。貴女がお越しになることを心よりお待ちしております』
この不可思議な手紙を機に、彼女の物語(おはなし)がまた動き出す――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-28 18:26:36
18636文字
会話率:41%