時は昭和58年1月……本土で一番大きいと言われる県の、ある田舎町において、3軒両隣にまで鳴り響く怒声が発せられた。
「こぉの、アホ親父いいぃぃ!!」
「お姉ちゃん、どうしたの!?」
「瑠々子、何があったの?」
……これは、お菓
子を隠されて怒る11歳の娘『瑠々子(るるこ)』と、その姿を見てただ喜ぶ父のお話である。
これは『なろうラジオ大賞3』応募用の作品です。
ジャンルは『ヒューマンドラマ』に、しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 20:18:26
997文字
会話率:54%
時は昭和58年の冬……しんしんと雪が降り積もるある田舎町で、ある任務が遂行されようとしていた。
「これより、アニメの終わりの歌(エンディングテーマ)をカセットテープに録音する。総員、物音を立てぬよう注意せよ!!」
「了解!!」
「了
解!!」
これは、テレビやラジカセがまだゴリマッチョだった時代、ある4人家族が、アニメ大好きっ子の姉『瑠々子(るるこ)』のために、テレビから流れるエンディングテーマを録音させてあげようと奮闘する物語である……
これは『なろうラジオ大賞3』応募用の作品です。
ジャンルは『コメディー』に、しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 08:19:41
999文字
会話率:52%
このお話は、1983年(昭和58年)の出来事です。
当時僕が住んでいた家には、かなり年季の入った三面鏡がありました。
その三面鏡の正面下側には、時々青い着物を着た男の子が映るようになり、僕と弟はしばらく観察していました。
初めは、興味
本位で見ていたのですが、段々とその男の子が近付いて来るので、怖くなって左右にある側面鏡を閉めてしまいました。
ただ、母親は両サイドの側面鏡を閉められると、その付近に置いてあった化粧品をまた並べ直す事になるので、その度に僕と弟は怒られたのです。
三面鏡を見る機会はそうそうありませんでしたが、その前を通る事はあったので、つい、気になって見てしまったのです。
後日、母親が三面鏡に向かって化粧をしている時に、言われた言葉が今回のお話の趣旨になります。
それでは、本文にお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 13:31:54
997文字
会話率:10%
昭和58年の吉宮で起こる惨劇の物語。
オシロイマツリの過去が描かれる。
最終更新:2021-12-01 12:00:00
2230文字
会話率:0%
昭和58年、6月。
まだまだ7月には程遠い気候。
ひぐらしが鳴いている。
100人に満たない小さな小さな寒村村 春ヶ沢村で、平和な訪れは、ある日を境に『破壊』される。
夢中英美、野中日比谷、不雪和花、中川広、藤宮梨花、阿賀真奈のいつもの
部活メンバー7人。
笑顔が溢れている今。
だがその裏には、和花が出会ったと見なされている鳥の妖精「フラッピ」を攫う悪神が悪巧みを仕掛けているのだ。
和花達は、「平和」だった世界をまた復元出来るのか。
そして、再び 春ヶ沢村に、平和 は訪れるのか。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-26 00:47:29
214文字
会話率:0%
昭和五十八年。
藤崎柚希(ふじさき・ゆづき)は、いじめに悩まされる日々の中、高校二年の春に田舎の高校に転校、新生活を始めた。
父の大学時代の親友、小倉の隣の家で一人暮らしを始めた柚希に、娘の早苗(さなえ)は少しずつ惹かれていく。
そんなある
日柚希は、銀髪で色白の美少女、桐島紅音(きりしま・あかね)と出会う。
紅音には左手で触れた物の生命力を吸い取り、右手で触れた物の傷を癒す能力があった。その能力で柚希の傷を治した彼女に、柚希は不思議な魅力を感じていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-13 15:03:21
158716文字
会話率:51%
「やりたい、ほうだい、せいとかい」
昭和58年春、高校に入学したばかりの僕は、ある日拉致られて無理矢理に「生徒会役員」にされてしまう。パワフルなチビっ子会長、物腰柔らか副会長、元気体育系書記の三人の女の子に囲まれ、彼女たちに毎日振り回される
日々……
携帯も、メールも、ネットもない……でも毎日が楽しかった「あの頃」の学校。
昭和58年から61年の、とある公立高校の生徒会の何気ない日常を、まったりほんわか描きます。ちょっと懐かしくて、ちょっとこそばゆい、青春の物語をどうぞお楽しみ下さい。
タイトルの「S59」は、昭和59年の意味。当時はそういった表記が割と普通でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 00:22:22
106211文字
会話率:60%
昭和58年春、中学校3年A組の川島晃児は、転校生 田中和夫と出会う。
退屈な学校生活に、肌がヒリヒリするような刺激と事件の到来。
…衝動・疾走・襲撃・乱闘・破壊。暴力と破天荒な青春のリアリズムハードボイルド。
「俺は反吐が出るほど気にいらね
え野郎は、ぶっ潰す主義なんでな!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-21 22:12:14
90765文字
会話率:10%
昭和58年、夏。築20年のアパート鈴河荘、そこで繰り広げられる怪現象。
住人は翻弄され、不幸な出来事が連鎖する。被害妄想、嫉妬、疑心暗鬼。
はたして彼らは生き残れるのか・・・
最終更新:2011-11-24 20:37:02
9780文字
会話率:55%