四季の国にそれぞれの四季の青年が居るとき、いつしか彼らは巡り会う時がやって来るのです。
『冬の王子様』であった青年は、大切な人に会うために、四季の国をめぐります。
そこで、友のいく末、友の姿を知ります。
――そして、大切な人と再会した時、そ
れぞれの四季が巡り会うのです。
※星空文庫様の方でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-07 18:39:50
7248文字
会話率:35%
一年中春である春の国。春の国には冬の王子様についていた『春の騎士』という石像がありました。『春の騎士』には伝説があり、
騎士は魔女を倒したあと、呪いをかけられて石になっている。その時に春の力を宿したと言われています。
サクヤは石像の前で泣
いていると突然、石像が話しかけてきました…。
なんと、声を掛けてきたのは『春の騎士』様でした。サクヤは驚きますが、『春の騎士』と話し、段々と仲良くなっていきます。
サクヤは『春の騎士』が動くない事をかわいそうに思い、呪いをとくため魔法使いになることを決意しました。ですが、呪いをとくのは難しいようです。サクヤは諦めたくなく、時間をかけてでも見つける事を決めます。しかし、春の騎士様にはサクヤとのお別れの時間が迫っていました――…。
※星空文庫様の方でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-20 19:13:33
14155文字
会話率:48%