6600年前、地球にぶつかった小惑星もしくは彗星のかけらにより、恐竜は絶滅したそうです。同じようなことが起これば、再び地球は滅亡の危機を迎えるのかもしれません。
だから、ぶつかる前の星のかけらを、釣るひとたちもいるのです。地球を守るために。
最終更新:2022-01-08 20:19:42
1157文字
会話率:29%
海辺で考え事をしていた『僕』は、真っ暗な中で釣り糸を垂れる不思議な男と出会う。
幻想のような彼と話すうちに蘇る、あの日の記憶。僕はあの頃憧れた生き方ができるのだろうか。
最終更新:2019-01-07 08:37:01
3436文字
会話率:44%
小さな池のほとりで、一人の老人が釣り糸を垂らして座っている。
その池に魚が棲んでいないことを知っていた少年は、老人に話しかけた。
「この池に魚はいませんよ」
老人は「知っている」と短く答える。「では何を?」と問い返す少年に、
老人は言った。
「星を、だ」
これは、一人の老人と一人の少年が出会い、別れるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 07:00:00
5475文字
会話率:43%