この作品は「鬼滅の刃」の影響を大きく受けています。
平和な日常、今この瞬間に自分が鬼との戦いに巻き込まれたら、家族は?友人は?兄弟は?
何事もない日常からの非日常。自分の知らないところで多くの人が助けてくれていた。
今明かされる100年前の
因縁。100年前に何があって自分たちは狙われている。
運命は常に残酷で冷酷。それでも道を切り開いていかなければならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 18:00:00
30259文字
会話率:82%
ある日、我が家に帰ると、見覚えのない少女が『妹』としてそこに暮らしていた。
素性も目的も一切不明。そんな赤の他人を、なぜか両親は実の娘として認識し、今まで同じ屋根の下で一緒に暮らしてきたと信じ込んでいた。父と、母と、息子の俺で三人家族であ
る斎藤家に、『四人目の家族』なんて存在しなかったはずなのに。
両親、親戚、友達、知り合い。誰に話しても信じてもらえない。みんな記憶が書き換わって認識が塗り替わり、『俺の妹』のことを受け入れていた。それどころか、異常を訴える俺の方が頭がおかしいと責められる。日常が捻じ曲がる。
――ただ俺だけだ。俺だけが理解し、真実を覚えている。
目の前で白々しくも家族面するこの気色悪い少女が、正体不明の侵略者であることを。
現代世界を舞台にした狂気と禁断の愛憎物語。
未知と、愛に、爛れて溶け落ちたまえよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 20:22:56
23989文字
会話率:23%
母が死んでいた。殺されていた。
だが、それは誰によるものなのか分からない。
可愛らしい容姿だがどこか影のある少年・雛(ひな)は、
『母が誰かに殺された』
でもショックでそのときの記憶をなくし、
母が殺された。という事実だけが残った。
そ
んな雛と仲の良い男勝りな口調でカッコいい外見の少女・湊(みなと)は絶望に満ちた雛に『真実を探そう』と言い出す。
こうして二人が様々な場所をめぐり、母のことを調べていくうちに
雛の記憶も少しずつ思い出してくるようになった。
そうして最後にたどり着いた『真実』は衝撃的なものだった。
はたして二人が導き出した『真実』は希望を照らすのか絶望を照らすのか。
全てを知るは『朱い月』だけ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-02 16:49:42
4626文字
会話率:37%