上位者が下位者の邸宅に方違えのために立ち寄ることはあっても、逆はないであろうから、大層不公平なことである。
最終更新:2024-09-28 00:00:00
211文字
会話率:0%
方違えという便利な風習によって、周囲のものはいろいろ迷惑をこうむる。
最終更新:2024-09-27 00:00:00
276文字
会話率:0%
異動が決まった。
今までの縁を全て切り落とし、縁切りが決行された。
前もって調べた場所は、馴染みの場所。
けれども改めて案内されたのは、その場所ではなく……。
「貴方が私の御言葉を信じて下さらないならば、此方としても強行させていただきます
」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
怒られてそうなので、また後日、挨拶行ってきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 18:36:46
917文字
会話率:58%
あの有名な源氏物語、桐壺 夕顔編です。余りにも有名なのであらすじは書かない方が良いと思います。
悪しからず許して給うれ。
最終更新:2023-03-28 02:12:18
474031文字
会話率:36%
時は平安、京の都。
類まれな美貌を持って生まれた権門右大臣家の姫・棠棣(はねず)は、許婚である惟征のもとへ出向いた夜、方違えで泊まった屋敷で神を見た。夜刀神(やとの)と名乗る彼の額には小さな角、彼を守るように足元を這うのは白い蛇。屋敷の主
である安倍晴明によって相見えたふたりは、反発し合いながらも恋に落ちていく。
そして、ふたりを取り巻く麻多智(またち)、惟征の思い。蝕まれた夜に起こる奇跡。
アルファポリスと同時進行の古典調ファンタジーです。
よければ感想・アドバイス等お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-21 22:10:26
22326文字
会話率:45%
賀茂光栄は当代随一の陰陽師賀茂保憲の嫡男として生まれた。
長月のある夜、父保憲に伴われて貴族の館で方違えや物忌みの儀式とその手ほどきを行って帰る時、神泉苑のそばで月明かりの中、牛車の中に美しい姫の姿を垣間見て心をときめかした。
一、二か
月後の神無月、十六夜の月の美しい夜、下人、蜘蛛丸を伴って京の都をそぞろ歩いていた光栄は、生温かい風に惹かれるように神泉苑までやって来た時、物々しいいでたちの武士の一団、検非違使庁の役人に囲まれた。
その一団の長である源満仲によると、彼らは間もなくそこにやって来る物の怪を退治するためにその場にいるとのことであった。
しかし、そこにやって来たのはあの長月の夜出会った美しい姫の乗った牛車であった。
武士達はその場を通り過ぎようとする牛車に対して戦いを挑むが、ことごとく跳ね飛ばされる。武士団の長、源満仲も通り過ぎる牛車を討とうとして倒れた。
光栄は、源満仲の命を陰陽道の術で蘇生させたが、満仲は、近くの屋敷の生け垣の後ろに隠れ、姿を見せない中将様と呼ばれる「雇い主」らしき者から事態の首尾を激しく叱責される。
光栄は、源満仲とその兵士、得体のしれない「中将」と呼ばれる者たちを後に残し、牛車の跡を追ってその場を離れた。
牛車の残像とその轍の跡から、牛車が鴨川の流れのほうへ降りて行ったことを確信した光栄は、荒涼とした薄の穂の茂る四条河原に分け入って行き、そこで、鬼の姿をした妖怪と出会うのである。
かくして、賀茂光栄は陰陽の術の持てる全てを駆使しながら事態を打開し姫を助けるための戦いを繰り広げるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 13:34:56
121919文字
会話率:31%
たぶん1000年ぐらい前、平安文化が華やかだったころのお話。
家から追い出されるように寂しい山奥へ方違え(かたたがえ)していた少女、朝露(あさつゆ)は寝覚めの朝をもてあまし、祖母からもらった琴を弾いて過ごしていた。
酔って山道に迷ってい
た美しい青年、栖羅(スラ)と博明(ひろあき)は、その音に引き寄せられるように進むうちに、朝露を見つけてしまう。
出会うべくして出会った3人の若者たちが、宮廷の陰謀うごめく歴史の中で意図して引き継がれてきた謎を解きながら、自分の生き方を探る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-23 23:54:16
36588文字
会話率:23%