銀河を束ねる多種族国家、アロメダ合星国。
五千を超える種族から構成されるそれは、種族の多様性と、文明を持つ種族間の共生を何よりも重視している。
その理念に当てはめられるのは、合星国に加盟済みの種族だけに留まらない。
そうは言っても今の
時代、相互惑星間交流を実現している星の中で、合星国に加盟していないところなんてほとんどないわけだけど、例外がある。
それが、ある一定の文明を築き上げながらも完全な宇宙進出を果たしておらず、異星人の観測も成し遂げられていない星の種族。
アロメダ合星国が「新興文明」と呼ぶ者達だ。
そして、そんな種族たちが……新興文明が無事に繁栄していけるよう。陰ながら見守り続けるのが、我ら新興文明保護艦隊である。
そしてこれは、そんな新興文明保護艦隊、地球は奈良県奈良市担当の新人エージェントとなったクラリが、大切な人を見つけるために頑張って働く……そんなシナリオ
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最終話までストック完成済み。
没になった自作TRPGの世界感を踏襲した作品になります。
そのため、伝わり辛いTRPGネタや、SFネタが数多く登場します。
ご了承ください。
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また、本作品はカクヨムにも先行して掲載しています。(カクヨム版はピーク時週間SFランキング48位、日間では20位を記録しました)
カクヨム版最新話に追いつくまでの間は、怒涛の更新頻度となりますことを、ここにお詫びさせていただきます。
◆◇◆◇◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 11:40:00
198811文字
会話率:40%
パ連邦国防軍諜報局のエージェント、フィエル・ウルバノ大尉は新米女性エージェントのカジナ・ザカリアと組んで、トーワ帝国で開催される化学関連の国際会議に参加するレスアム・クラッツ博士の護衛任務にあたるよう命じられた。大尉は、その任務が諜報局の
するようなことなのかと訝しく思ったが、局長からもう一つ任務があるということを告げられて納得した。表向きは博士の護衛、その裏には帝国に対するスパイ活動があったのである。かねてから帝国で建造が噂される大型潜水艦の情報を得るというのがその目的だった。
かくして一行は、オワム大陸はトーワ帝国へ向かうこととなった。ウルバノ大尉とザカリアはクラッツ博士に悟られることなく、情報を奪取して無事に帰還できるのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 12:00:00
38089文字
会話率:60%
新人エージェントは極秘任務で、とあるバーへと潜入した……そこで待っていたのは、あまりにも衝撃的な。
みたいな。
最終更新:2017-02-01 21:10:46
1512文字
会話率:36%