5光年先の惑星を目指して出発した、初の有人宇宙船。
科学とAIの粋を集めた船に乗せられたのは、たったひとりの宇宙飛行士──俺。
冷凍睡眠で辿り着いたはずの惑星は、中世風の文明が広がる“異世界”だった。
……と思ったら、AIが告げた一言で状況
が一変する。
「すでに地球に到着しています」
は? ここ、地球なの? でも魔法飛んでるしエルフいるんだが?
科学と魔法、未来人と中世人類。
文明を越えて交錯する、ひとりぼっち宇宙飛行士の異世界帰還録──開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 08:01:07
1845文字
会話率:22%
異星人同士の宇宙戦争に巻き込まれた人類にとって、XEエンダーと呼ばれる機動兵器は最後の頼みの綱だった。
しかし同胞のはずの人間型異星人たちは、同盟という名の強制により人類を疲弊させていく。
幼いころの昆虫型敵性異星人の襲撃により家族を失っ
た主人公は、憎悪と復讐の念に燃えて総体宇宙軍の兵士となるとXEエンダーとともに最前線に赴く。
そこに待っていたのは絶望的な戦況と、理不尽な作戦の実行命令だけだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 23:17:15
27765文字
会話率:37%