エレノアは表ではしがない文具屋を営み、裏では婚約破棄の代行を生業としている見目麗しい女店主。そんな彼女の元には様々な事情を抱えた依頼人が訪れる。断罪された令嬢、虐げられた姉、白い結婚を言い渡された男などなど。しかし、彼女たちの依頼には裏があ
って――? エレノアはその頭脳を駆使して数多の恋にまつわる事件を解決していく。
■case1.断罪された女(全12話執筆済み)
伯爵令嬢アメリは卒業パーティで婚約者ウィラードに断罪され、婚約破棄を言い渡されてしまう。それも、彼が愛する子爵令嬢キャサリンを虐めたという身に覚えのない罪で。しかし、全ては子爵令嬢キャサリンが仕組んだことだった。
キャサリンに婚約者を奪われたアメリは彼を取り戻すべくエレノアの店を訪れるが、エレノアはアメリにおかしな点があることに気づき、彼女の身辺調査を始める。果たして、アメリの真の目的とは。
■↓エレノアの前日譚です。ご興味あればぜひお立ち寄りください。
「平凡令嬢はモラハラ婚約者から逃れるために婚約破棄代行サービスを利用します」
https://ncode.syosetu.com/n4980ji/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 19:33:03
76149文字
会話率:43%
喫茶店、Cafe Shelly。
ここで出される魔法のコーヒー、シェリー・ブレンド。
このコーヒーを飲んだ人は、今自分が欲しいと思っているものの味がする。
このコーヒーを飲むことにより、人生の転機が訪れる人がたくさんいる。
今日のお客様は
ファンタジー漫画を描いているさとこ。
しかし、今ひとつ手応えを感じられずに、方向転換を考えていた。
そんなとき、アルバイトをしている文具屋のマンガコーナーで、常連の大学生からマンガで告白をされる。
その対応に困っている時に、パートの日高さんからカフェ・シェリーをすすめられる。
そこで新しい自分の気持ちに気づき、先に進むさとこ。
そうしているときに、社労士のミサト、小説家希望の相田と出会う。
この三人がこの先、どんな進展をみせるのか?
「種を蒔く人」シリーズ第三段、完結編です!
この作品はAmeba Blog(https://ameblo.jp/cafe-shelly/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 09:51:03
14920文字
会話率:45%
クリスマス・イヴの朝、長橋 綺月(ながはし きづき)はいつものように三崎 美由(みさき みゆ)にお金を搾り取られる。その夜、窓の外の煩さに苛立つ綺月は、リア充への憎悪を小説にすることを思いつく。あいにく原稿用紙を切らしていて、しぶしぶ買いに
出かけるが、公園を通ったところで美由の罵声を耳にする。見ると、美由が彼氏に振られていたのだ。目の前で失恋した美由を見て綺月は自業自得だと思うも、つい声をかけてしまう。あまりに毒が抜けていた美由の様子に拍子抜けした綺月は、美由を買い出しに付き合わせることにする。文具屋での買い物を終えると、美由の提案でカフェに行くことになる。そこで美由は、過去に綺月から借りていたお金を返し、いじめていた理由を明かした。その理由を聞いて綺月は、美由を見下し、同時に今まで見上げていたことに気付く。その後綺月の美由に対する感情は大きく変わり、彼氏とのデートの代わりと称して、美由に、一緒にイルミネーションを見に行こうと誘う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 08:15:50
16142文字
会話率:44%
高い山々に囲まれた、二両編成のローカル線がとことこのんびり走る田舎町。
山の掌(たなごころ)に抱かれた珠のような町で、お祖父ちゃんお祖母ちゃんお父さんお母さんの愛情に包まれ、今日も四人の子供たちは元気一杯、幸せに暮らしています。
最終更新:2018-12-15 17:49:51
146798文字
会話率:49%
あなたの代わりに想いを形にします。
『筆の都』と呼ばれるところに、一軒の代筆屋がある。
そこにいるのは、四月一日(わたぬき)さんという、ふくよかで可愛らしい男性。
イケメンだけど、態度が悪いせいで不良にしか見えないヤコさん。
隣には高校生
の双子がやっている文具屋。
その代筆屋がいつからやっているのか知る者はいない。
看板も掛けられていないその代筆屋に来るのは、誰かに想いを届けたい人たちばかり。
ちょっとだけ不思議な代筆屋さんを訪ねる、様々な人たちの物語。
毎週金曜日更新 全5話の予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-13 12:08:30
111992文字
会話率:32%
‘ 70年代ヤクザと関わった小さな街の文具屋の真面目な夫婦が、ある注文を巡って奇想天外な日常を過ごし、時に命がけ、はたまた涙と笑いの中で、次第に夫婦の隠れた才能が花開いて行き、ついには国家権力とも闘って行く物語りです。
最終更新:2016-02-01 12:33:07
1863文字
会話率:8%