ある日『救済プログラム』が施行され、世界から平和が消えた。
主人公、黒井沢 正義はゴブリンに殺されそうになるが、戦いのどさくさで『魔物使い』を獲得し窮地を脱した。
彼は知らない。
『魔物使い』は多くの仲間を集め、強くしいつかは
『魔王』と呼ばれる存在になると言うことを。
彼には人が集まり、志を共にする仲間が出来る。
一つの力は小さくて弱いモノかもしれないが、束になれば未来や運命さえ変える事が可能になる。
強くなって生き抜いた先に明日がある。
世界が施行した『救済プログラム』を知る時、彼らはどういう選択をするのだろうか。
【祝】2020.05.19 日間ランキング56位にランクイン
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※あらずじと題名を変更いたしました。
旧題『数こそ力なり!! おかしくなった世界の魔物使い』
主人公は平凡で成長補正はありますが、主に成長するのは仲間です。
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展開はテンポよくを心掛けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 09:00:00
116865文字
会話率:36%
ドラゴンの群れをたった一人で殺す程の力を持つある国の英雄はこう言った。
「どれだけ俺の剣速が早く、鋭くても奴には勝てた試しがない。」
世界でも最高峰の魔道具を作れる天才錬金術師はこう言った。
「どれだけ性能がいい魔道具を作っても、彼
に傷一つ負わせることは出来なかった。」
大陸最強と言われた魔法使いはこう言った。
「彼に魔法対決で勝てた事がない。彼こそが本当の最強の魔法使いだ。」
ある国王がこう言った。
「奴を縛ることは誰にも出来ない。全て国に属さず、そして全ての国の英雄達を圧倒出来る奴を縛る術は誰も知らない。」
傾国の麗しき王女はこう言った。
「彼は強くはない。ただのビビリのヘタレ野郎なんだ。」
幾つもの噂が飛び交うその男はただ自分の為に生き、自分のしたいことをしていく。
これはその男のことを書いたものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 11:50:58
23594文字
会話率:51%