「散りゆく命に価値はあるのか?その価値を私は問いたい。」
「審判」から30年。
人々は他者を慈しみ、愛し、平和を保ち、健やかに生を全うすることが最大の幸福であった。しかし、歴史に潜んでいた影が表舞台に立つ時、人類の「再誕」が始まろうとし
ていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 12:01:25
372879文字
会話率:37%
『人は極限状態になると、自らの命を繋ぐ行動を起こすことがあると言う
それは、生きる者が持つ本能なのかもしれない』
パトリシアは戦時下、野戦病院で看護婦として怪我を負った兵士の看護をしていた。
終わりの見えない中、突然オールテア王国第
三兵団が野戦病院に現れた。
一人奮闘し続けていたパトリシアの苦しみを、団長であるブラッドリーは癒してくれた。
戦いで散りゆく命を前に、ふたりは命を紡ぎあい求めあった。身分差故に結ばれないと知りながら、それでも彼の言葉を信じ待ち続けるパトリシア。
長い月日を耐えながら、ふたりは求めあい続け結ばれていく。
※R15は保険です。
※他サイトにも掲載しております。
架空とは言え、戦時の内容が出てきます。気分を害する可能性もありますので、読み進めるかは自己判断でお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 04:32:10
44852文字
会話率:28%
銘尾 友朗 様主催「冬の煌めき企画」の参加作品。
元々は「夏のホラー2020」用に書いていた駅絡みのホラーの未投稿作品。
「煌めき」の有無は微妙ですが、散りゆく命はきっと煌めいているだろう……ということで。
仕事帰りのサラリーマンと近所の老
婆の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 02:25:31
2652文字
会話率:16%
創世記255年】
ガストア帝国が魔水晶なる物を古代遺跡から採掘し、魔法の基礎を生み出し帝国に繁栄をもたらす。
【ガリア歴280年】
ガストア帝国から全世界に広まった魔法は人類に繁栄をもたらすも、エルート王国が領土拡大を狙いガストア帝国と会
戦を開始。後にこれは全世界に飛び火し、100年戦争の発端となる。
【女神歴23年】
魔法を扱う際に必要不可欠な存在である魔素が暴走する病気が全世界に蔓延し、全人類に変化が訪れる。それは一握りの人類を残し4つの種族へと変化を遂げる。魔人、亜人、獣人、竜人へと。
【カナリア歴78年】
5つの種族はそれぞれの国に境界線を敷き、それぞれが繁栄を辿るも、人類と獣人の合同軍と魔人と亜人の合同軍が衝突し、世界大戦が勃発。
【ディアノール歴22年】
先の世界大戦から1000年後、幾度となく続く戦争で大地は疲弊し、資源が枯れた世界で未だにいがみ合う5つの人種を纏めたのは後の世で覇王と呼ばれる男であった。
★★★
私はこの偉大なる人物である覇王の壮絶なる人生を世に残す為、書をここに残す。レイデンブルク公国書記官アリエストア・ラシール
どうぞご覧あれ。
R15指定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-27 22:48:43
1782文字
会話率:35%