敗戦から十年。
かつて帝国と呼ばれたこの国は、瓦礫と沈黙に包まれていた。
戦中、孤島の研究所で行われていたのは、人間に“能力”を埋め込む極秘の人体実験。
だが敗戦とともに施設は崩壊し、被験者たちは研究所から逃げ出した。
そしてここにも、
能力を埋め込まれた男がいた。
右腕に宿る力とともに、彼は“逃げた者たち”の行方を追っている。
理由はただ一つ。
敗戦の日、唯一この計画を止めようとしていた──
そして自分を人間として扱ってくれた研究者が、何者かに殺されたからだ。
犯人は、あの混乱の中で姿を消した能力者の一人に違いない。
殺された研究者から託されたノートには、こう記されていた。
「能力を奪えば、その者の記憶を受け継ぐことができる」。
男は能力を回収しながら、断片的な真実をつなぎ合わせていく。
だが能力の回収には、埋め込まれた部位を取り出し、
それを移植する“特殊な術”が必要だった。
そして今、彼はその継承者──**鏡 遙(かがみ はるか)**を攫い、共に旅へと踏み出す。
これは、戦争が終わったはずの国で、一人の男が続ける“戦争の後始末”の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 13:56:26
5429文字
会話率:39%
日本国の敗戦による「終戦の日」にあたり、日本国憲法第9条と第三次世界大戦についてを虚構なりに……
※ご注意!!
この短編作は、
同著者の挫折しながらの連載作「―地球転星― 神の創りし新世界より」の、日本国敗戦の日、いわゆる「終戦の日」を意
識して同日、投稿した内容、サブタイトル「46.禁忌の扉」のお話をそのまま短編としてコピペしただけのものを一部の部文だけ省略して、微妙に加筆、修正を加えてあるかもしれないだけのものを、短編作としても投稿しただけのものです。
ですので、冒頭からいきなり、連載作の途中より始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 12:00:00
35673文字
会話率:11%
日本国の敗戦による「終戦の日」にあたり、日本国憲法第9条についてを虚構なりに……
※ご注意!!
この短編作は、
同著者の挫折しながらの連載作「―地球転星― 神の創りし新世界より」の、日本国敗戦の日、いわゆる「終戦の日」を意識して同日、投稿
した内容、サブタイトル「28.戦薙の剣」のお話をそのまま短編としてコピペしただけのものを一部の部文だけ省略して、微妙に加筆、修正を加えてあるかもしれないだけのものを、短編作としても投稿しただけのものです。
ですので、冒頭からいきなり、連載作の途中より始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 12:00:00
35794文字
会話率:12%
在日米軍の撤退によって増していく中国の軍事的圧力、売国的言動を繰り返す野党と左翼を前についに国民は激怒。2017年4月、極右政権が誕生する。
在日米軍撤退と引き換えに供与された軍事技術を元に自衛隊改め国防軍を強化していく日本。だが202
5年8月15日、敗戦の日であるこの日に異世界に転移してしまう。
2つの勢力が冷戦を繰り広げている世界で、日本は第3勢力としてのし上がっていく。数多の屍を踏みにじりながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-06 12:16:45
945文字
会話率:0%