時は二十一世紀末、舞台は埼玉県氷川市。
周は妹の鈴と異人街で便利屋を営んでいた。
異人とはマナをエネルギー源として、異能を使う人種である。
普通人による差別問題は、特殊能力者保護法によりある程度は是正されたが両者の溝は埋まっていない。
異人
街は文字通り異人が多く住む街の総称である。
氷川市東銀座、通称「東銀」は日本最大規模の異人街であり、周の元には連日トラブルが舞い込む。
強面だが情に厚く人に流されやすい兄と、そんな兄を陰で支えるしっかりものの妹が織りなすSF群像劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 20:40:00
277926文字
会話率:36%
滅亡寸前のセーヌ共和国を救った勇敢な聖女スザンヌ・マルク。
過酷な運命が彼女を襲う。
敵に捕まり魔女裁判にかけられ、火あぶり処刑。
「熱い、苦しい」
無念の最後を遂げる。
そしてスザンヌの人生やり直しが始まった。
「火あぶりだけは、絶対に回避しなきゃ!」
スザンヌは美形騎士たちととも敵軍を打ち破っていく。
騎士たちの愛はスザンヌの快進撃を支える。
しかし天からのお告げでスザンヌは知る。
前世で自分が処刑された後、騎士たちも悲しみのあまり絶望。
悲惨な末路をたどっていったことを。
彼らを救うため、自分を救うため。
スザンヌの人生逆転ストーリーが加速する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 20:35:06
75861文字
会話率:23%
45歳で生涯を終えたはずの橘瑞樹(たちばな みずき)は、気がつくと16歳の体で異世界の街・クロックタウンに立っていた。
そこは、魔法と機械が融合する「魔法工学」の技術で動くスチームパンクの世界。街を支える巨大な世界樹、空を漂う蒸気船、煌め
くエーテルの光――自分の常識を超えた光景が広がる。
瑞樹を救ってくれたのは、エーテルギアの義手を持つ美しい技術者、リリー。「あなたはきっと、この世界で何かを見つけるためにやって来たんです」と微笑む彼女に導かれ、瑞樹は不思議な街を歩き始める。
異世界からの来訪者には、「未知の才能」が秘められていると言われている。しかし、かつて平凡な会社員でしかなかった瑞樹には、何の才能があるというのか?
一方で、謎の浮遊城がこの世界の空に姿を現し、その青いエーテルギアに秘められた強大な力が噂されていた。瑞樹は「天空の城」を巡る冒険に胸を踊らせるが、その力には王国すら揺るがす秘密が隠されているという――
瑞樹は、この世界で本当に「自分だけの花」を咲かせられるのか?
魔法と蒸気の異世界で、出会いと成長を重ねてゆく冒険の幕がいま開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 20:10:37
11889文字
会話率:36%
今年で14歳になる中学二年生、一色(ひいろ) 夏樹(なつき)。彼は中学生で二度目となる夏休みのとある日に、女となった。
夏樹の突然の変化に戸惑いながらも、そんな彼女を優しく支える幼馴染たち。昔と変わらず奔放な態度で彼女に接し、夏樹を安心
させてくれる従妹。
突然目の前に突き付けられた意味不明な現実に苦悩しながらも、彼改め彼女は様々な人々の優しさに触れ、たくさんの人たちとの関わりの中で新しい自分と向き合っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 20:00:00
56910文字
会話率:67%
クリスタ連邦国海軍特任大佐のネルソン・ドレイクは、功績が認められ、勇者パーティーの船長となる。しかし、これが不幸の始まりであった。死にたがりのメンヘラ馬鹿勇者に振り回される日々。スキルや魔法を駆使し、エルフ、ドワーフ、リザードマンなどの仲間
とともに、勇者を支えるのも、もう限界だ。
勇者のおもり、魔物討伐、紛争の調停、犯罪捜査などなど、これって船長の仕事ですか?
勇者パーティーの不遇な船長にスポットを当てた異色の作品となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 19:32:28
300867文字
会話率:50%
AIが普及し、ついに、個人でAIを所有する様になった時代。少しそんな時代の変化に反抗的だった主人公「平本 一」(ひらもと はじめ)も、ついにパーソナルAIの使用者になる決心をした。
その切っ掛けとなったのは、生体チップを使った、神経同調
が可能な最新モデルが発売されたことだった。
GWを使ってパーソナルAIのセットアップに挑んだ平本。
パーソナルAIの「ナナ」とこの世界を支えるエネルギー「エニシ」の不思議な力によって、歴史上の転換点に強制的に精神同調が起こる。
ここから、平本とナナの不思議な冒険?が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 19:30:00
422270文字
会話率:52%
地(ち)龍(りゅう)の歴史は古く謎に満ちている。
時は平城とも平安とも言われ、日本には人と人ならざるものが共に暮らしていたという。今では人がそれらを見ることも稀になったが、当時は誰もがそれを普通に目にすることが出来たという。それらと人とはそ
の種の違い故か無秩序で混沌とした世を生きていた。そんな世を憂いた一匹の龍が、初代の地龍当主に特別な力を与えた。その力によって当主は人の世とそれらの世とが共に平和に暮らせるようにしていったという。
そんな言い伝えの真偽はどうあれ、時を経て地龍は大きな組織になっていき、表だって知られる事はないが日本を支える無くてはならないものとなった。
そして現代。時は平成も終わりを迎えようという頃である。
地龍のあり様は変わらず、『昼』と『夜』のバランスを守ることだ。
『昼』とは人の世を『夜』とは人ならざるものたちの世を指した。地龍は『昼』『夜』の共存と平和のために、双方に等しいバランスを守ることを目的としている。
バランスを犯す事象を『揺らぎ』と呼び、『揺らぎ』を討つことで治め、世を守ってきた。
地龍は人の身にありて人にあらず。その特別な力は『夜』を視て、屠ることができるのだ。長い時を経て尚、地龍の武士たちは刀を携え、『揺らぎ』を斬り続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 19:00:00
5491586文字
会話率:49%
主人公は、自身の存在意義を見失い、内なる葛藤を抱えている青年。運命的な出会いを果たし、神秘的な精霊の導きによって、仲間たちと共に試練に立ち向かうことを決意する。仲間には心優しい女性や勇敢な戦士が含まれ、彼らは共に成長しながら困難を乗り越えて
いく。
旅の途中、彼らは心の闇を具現化した敵と対峙し、自らの内なる恐れを克服することで真の力を手に入れる。彼らは出会った人々を助ける中で絆を深めていき、試練を重ねるごとに、他者を支えることが自分たちの存在意義であることを理解していく。
最終的に、彼らは大きな城にたどり着き、運命の試練に挑む。仲間と共に心の光を信じ、希望を抱きながら立ち向かう。物語は、彼らの成長と絆を描きつつ、他者を助けることの大切さ、そして心の強さが試される冒険を描いていく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-07 19:00:00
6878文字
会話率:37%
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴
族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
※この作品は、私が以前書いた『外れ加護と呼ばれた空間術師』の改稿版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 18:10:00
48317文字
会話率:42%
異世界に転移して早幾年。
この世界へと呼び出した王国と決別したホノカは、身を隠し、一介の雇われメイドとしての生活を満喫していた。
幼馴染四人組の幼いながらも優秀な冒険者達の生活を支える日々。
ホノカを慕う少年少女達との幸せな時間は、突
然の終わりを迎える。
唯一生き残り、傷心した少女は引きこもる。
少女を支え続けるホノカ。
そんな日々が続いたある日、少女は声高に宣言した。
「約束を果たすわ」
ホノカと少女はチョコレートを求めて旅に出る。
この世界に存在するかもわからない物を求めて旅を続ける。
一人きりになるのが嫌だから。
あの家に居続けるのは辛いから。
そんな気持ちを誤魔化して、約束を理由にして。
二人は旅を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 18:06:10
179051文字
会話率:34%
ここではないどこか──人と魔族が争う混沌の時代を経た世界。勇者一行に討たれた魔王の怨念は人の世から魔法を衰退させ、それに代わる形で科学が人類の発展を支える新たなパートナーとなった。
時は流れ現代──創立から800年で世界を席巻したエレノア
聖教会は、エレノア教の更なる布教を目指し世界最大の動画共有プラットフォーム・アレクサンドリアに一柱の偶像を創り上げた。それはかつて勇者と共に救世を成し遂げた聖女エレノアを名乗る配信者。この神への冒涜に等しい暴挙は世界各地で紛争をも巻き起こす未曾有の事態に発展するも、神秘の力を背景としたエレノアの活動は次第に人々の信仰を集め、世界中で聖女の再臨と歓迎されるまでに至る。
「だがそのエレノアは偽物だ」──幻想の聖女が君臨する仮想世界の片隅で、敵意の炎を身にまとい産声を上げたその背信者はアスティマと名乗った。それはエレノア聖教会にとって存在してはいけない男の名──
※当小説はカクヨムにて数話先行し投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 18:00:00
56210文字
会話率:66%
聖母神と呼ばれる大地の女神により生み出された、とある世界。
女神の祝福を受けた『聖別されし者』は、女神により封じられ、深い眠りについている禍々しい破壊の神・魔王を眠らせ続けるため闘うさだめを持っている。
『聖別されし者』の中でも希少な能力
者である『勇者』の資質を持って生まれた俺ことアルフレッド。
だが、彼が世界で唯一心を許している、師にして家族、淡い恋心を捧げる存在でもあった魔導士の女性『五十番』を問答無用で殺した、現パーティメンバーの魔導士『百番』を追放すると口走ったことで、彼の人生はガラッと色合いを変えてしまう。
信頼する愛した人を失くし、否応なく背負わされたとはいえ唯一己れを支える『勇者』としての使命も失ったアルフレッド。
自死も認められず、生き恥をさらすしかない彼の、歪んでしまった心の支えは『百番』への復讐しかなかった。
キリ番と呼ばれる高い能力を保持する魔導士への理不尽な復讐など、元勇者の彼に叶う筈などないのだとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 15:10:00
3775文字
会話率:5%
架空の王国・ラクレイド。
時の王の腹違いの弟であるレライアーノ公爵は、風変わりで瘋癲な海軍将軍として宮廷の老臣たちから煙たがられていた。
しかし彼自身は公私ともに充実していて、兄王を支える自分の立場に深く満足していた。
が、元々虚弱だった王
が若くして亡くなり、レライアーノ公爵の立場も変わってしまう。
きな臭い国際情勢とも相まって、不本意ながら公爵は、王位をめぐる争いへ自ら進んで飛び込むことになってしまう。
『護衛官マイノール・タイスンの誓い』から、約十年後の話。
※第七回ネット小説大賞 一次通過作品
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 10:56:05
405149文字
会話率:26%
高野真人(たかのまさと)は、現世では冴えない社畜として日々を過ごしていた。彼の唯一の趣味は、精巧な粘土細工。特に際どいポーズの女性フィギュアを作るのが得意で、手先の器用さには自信があった。しかし、その変わった趣味は周囲からは理解されず、友人
たちに引かれることも。職場でも「使えない奴」と陰口を叩かれ、無力感に苛まれる毎日を送っていた。
そんなある日、真人はバスジャック事件に巻き込まれ、命を落とす。次に目を開けた時、彼は異世界のダンジョンに転移していた。同じ様に転移していた仲間とダンジョンからの脱出を目指すが信頼していた友人に裏切られ、崖から突き落とされる。途中、スキルを得るも、それは「粘土いじり」という現世での趣味が反映されたものだった。
孤独と絶望の中、真人は復讐を誓い、自らの手で新しい運命を切り拓こうとする。
そんな中、彼は傷ついたフクロウのルーナと、奴隷として捕らえられていたキャット族の少女ミリアに出会う。ミリアは、控えめで従順だが、真人に対して次第に心を開き、彼を支える仲間となっていく。
真人は、彼女にスキルで作成した自作の服を与えるが、それは現世の時の趣味から露出高めな服となっており、着せてはいやらしい目で見つめる。しかし、ミリアはそれを受け入れる不思議な関係を築く。
そんなミリアに過激な服を着せては満足げに眺めながら、ダンジョンからの脱出を目指す。
異世界での粘土スキルとネコミミ美少女との奇妙な冒険は、まだ始まったばかりだ。復讐の旅と際どい服作りが交錯するこの物語、果たして真人はどんな結末を迎えるのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 12:37:13
115449文字
会話率:32%
アパートで一人暮らしを始めて二年目の男子高校生、光瀬怜(みつせれい)。
新学期を数日後に控えたある日、隣に同年代の少女、渡良瀬桜彩(わたらせさや)が引っ越してきた。
数日後、怜と同じクラスに転入してきた桜彩は早々にクールな美少女として
注目を集めたのだが、私生活では初めての一人暮らしに戸惑うことも多かった。
人を寄せ付けない雰囲気で他人を頼ることを良しとしない桜彩だったが、いくつかの偶然が重なり怜は桜彩の一人暮らしを助けていく。
出会った当初は他人との関わりを極力拒んできた桜彩だったが、怜の優しさに徐々に心を開いていき、二人の関係は隣人から徐々に変わっていくことになる。
「まあ、私があの人と関わることなんてないか」
最初はそう思っていたのに
「いえ、ですが光瀬さんにそのようなことをしていただく理由はありません」
それでも手を差し伸べてくれて
「美味しいです、本当に……」
料理が出来ない私にご飯を作ってくれて
「た、た、助けて、助けて、助けて下さいっ!!」
夜中に助けを求めても、嫌な顔一つしないで駆けつけてくれて
「出会ってからさんざん迷惑を掛けているこんな私ですが、友人になってくれますか?」
何も出来ない私と友達になってくれて
「私のこと、可愛いって……。え、えへへ、えへへへ」
私のことを可愛いって言ってくれて
「もしも私が困った時は隣で私を支えて下さい。もしも怜さんが辛い時は私も怜さんを支えるので、私にも頼って下さい」
少し弱いところも見せてくれるようになって
「そ、その……怜さんも……凄く素敵だと思いますよ……」
そんな怜のことが素敵に思えて
「あの……その、ね……。怜、今までさんざん甘えてきたけど、もっとわがまま言っていいかな?」
もう遠慮なんてしたくなくなって
そして――
「怜、今日の献立は何にするの?」
「そうだな。桜彩は何が食べたい?」
学校帰りに一緒にスーパーへと寄って献立を決める。
桜の咲く季節、二人に訪れた新しい幸せ。
そして二人はお互いを徐々に意識していく。
(俺と桜彩の関係ってなんだろう)
(私と怜の関係ってなんだろう)
今はまだ分からないこの気持ち。
でも……多分……この気持ちの名前はきっと……
これは世話焼き男子とクール女子が無自覚に繰り広げる甘い半同棲生活の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 12:00:00
1014773文字
会話率:45%
帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者によって国家存亡の危機に陥る。
従属せよ。
このたったの一言により、サナリア王国は窮地に立つことになった。
これに従わないで、もし帝国と戦うとなれば全
滅覚悟の死の戦争をしなければならない。
それはアーリア大陸を二分している国家との全面戦争を意味しているからだ。
苦悩の末にサナリア王アハトは、従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わることはなく。
従属したという証を示せとの命令が出される。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事。
更に苦悩することになったアハト王が最終的に決断したのは第一王子フュン・メイダルフィア。
彼を人質として差し出すことに決めたのだ。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では国を背負うことは出来ないだろうとして、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この事がきっかけで、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わる。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
のちに、アーリア大陸に現れることになる偉大なる英雄。
フュン・メイダルフィアの英雄譚が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 12:00:00
1566958文字
会話率:47%
ヘルデンと呼ばれる大陸に、千年に渡り君臨してきたタウゼント帝国。
この旧き国家は、変革を強いられようとしていた。
産業革命と、国民意識の醸成によって生起した西の隣国・アルエット王国での民衆蜂起は王政を打倒し共和制国家を樹立させた。
平民による新国家を中心とする共和主義の熱狂は膨張し、封建制社会から脱却できずにいる帝国を危機にさらしつつある。
大量生産の開始と、国民国家の形成により達成された、以前は不可能だった規模での大量動員。
共和国建国の英雄であるムナール将軍に率いられた強大な国民軍は胎動し、その支配地を拡大しつつあった。
その一方で、帝国貴族たちは権力闘争に明け暮れていた。
千年以上もの間続いてきた帝国は、今後も無条件に続くという傲慢。
ほとんどの貴族たちは時代が変わりつつあることに気ず、あるいは黙殺していた。
この状況を憂いたのは、帝国に五つ存在する被選帝侯の一つ、ノルトハーフェン公爵家を継承した少年・エドゥアルド。
彼は自国だけでもと改革を行い、富国強兵、議会の設立などの政策を実施し、公国を帝国でも随一の精強な国家に育て上げた。
そして帝国貴族たちが己の利益を最大化することに奔走し内乱を引き起こしたのを機に、自身が新たな国家指導者となるべく立ち上がり、盟友、オストヴィーゼ公爵・ユリウスと共に勝利をつかんだ。
だが、エドゥアルドの進む道は茨の道。
勝利を得たとはいえ、三百を超える諸侯の意識を変え、旧態依然とした帝国の在り方を刷新するのは、簡単なことではなかったのだ。
そんな彼を影となり支える存在があった。
メイドのルーシェ。スラム街で育ち、人知れず消え去ろうとしていた命を救われたことをきっかけに、彼に仕えることとなった少女。
これは、若き皇帝となった少年と、メイドとなった少女の物語。
〇作者他作品紹介
・殺陣を極めたおっさん、異世界に行く。村娘を救う。自由に生きて幸せをつかむ
異世界に転生した元時代劇の役者、立花 源九郎。本物の[サムライ]となったアラフォーのおっさんが、自分の生き方を見つけていく物語。
・星屑拾いのステラ
終末世界。[星屑]を拾い集めながら暮らす少女、ステラが、[楽園]を探し求める物語。カクヨムコン参加作品(カクヨムのみの公開です)
他掲載サイト:カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 11:00:00
438833文字
会話率:14%
本作は、シリーズ作品となっております。
もしよろしければ、前作、[メイド・ルーシェのノルトハーフェン公国騒乱記]も合わせてご覧ください。
登場キャラクターなど、前作からそのまま引き継ぎとなっており、本作は前作の内容を前提として進展い
たします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
※以下、あらすじ
ヘルデン大陸の古き大国であるタウゼント帝国の北方に、ある国家があった。
ノルトハーフェン公国。
帝国の北方を固め、海の玄関口となる天然の良港を有する、小国。
そのノルトハーフェン公国を治める新たな公爵は、若干15歳の少年公爵、エドゥアルド・フォン・ノルトハーフェンだった。
公爵位を巡る簒奪(さんだつ)の陰謀を退け、ようやく公国の実権を取り戻したエドゥアルドは、自ら親政を行い、旧態依然とした体制の残る公国で改革を断行する。
改革によって力をつける公国だったが、しかし、帝国という大国が抱え込んだ戦乱の渦中へと巻きこまれ、若き公爵は新たな困難に直面する。
隣国で起こった戦乱が飛び火し、皇帝の名の下にノルトハーフェン公国軍にも出撃の命令が下されたのだ。
自らが改革し、編成した軍を率い、出陣するエドゥアルド。
そんなエドゥアルドを支えるのは……、ドジっ子メイドのルーシェ。
生まれも育ちも違う凸凹コンビは、果たして、公国を、人々を守り抜くことができるのか。
〇作者他作品紹介
:[ 魔王を倒したら「もう用済み」とばかりに捨てられた勇者ですが、黒魔術で魔王の魂と一緒に復活したので裏切った奴らに復讐しようと思います]
魔王を倒した勇者・エリック。
しかし、信じていた仲間たちに裏切られた彼は、倒したはずの魔王の魂とともに復活する。
復讐を誓った元勇者の戦いを描く、ダークファンタジー、連載中です!
:[オーク35歳(♂)、職業山賊、女勇者に負けて奴隷になりました]
小説家になろう様において、文芸(アクション)で月間1位になったこともある、本格的なファンタジー作品です。
:[イリス=オリヴィエ戦記]
レシプロ戦闘機を主役に置いた戦記作品になります。架空の世界を舞台に、主人公の視点から、永世中立国でありながらも大国の戦争に巻き込まれてしまったイリス=オリヴィエ連合王国の存亡の戦いを描きます。
読み応え抜群の大長編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 11:00:00
1339741文字
会話率:13%
※作者よりお願い
本作は、[カクヨム]様にて、コンテストに参加させていただいております。
もし熊吉を応援してもいいよという読者様がいらっしゃいましたら、ぜひ、カクヨム様の方でお読みいただき、高評価、ブックマーク等していただけますと嬉しい
です(加点方式ですので、星1つ評価でも嬉しいです。お気軽に、ぜひお願いいたします)。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
:以下、あらすじ
勇者・エリックは、誰もが思い描く理想の勇者だった。
高貴な生まれに整った容姿、高潔で正義感が強く、どんな者の言葉にも耳を傾ける、謙虚で公正な性格の持ち主だった。
地上の世界の統治を神から任されたとされる不老不死の存在、[聖母]に選ばれた勇者・エリックは、魔物たちの脅威にさらされる人々を救うために立ち上がり、頼れる5人の仲間と共に、世界を救う旅に出た。
勇者と同じく、聖母に選ばれし聖女・リディア。
勇敢な戦士であり、剣であり盾である騎士・バーナード。
若き大魔法使いである、魔女・クラリッサ。
聖母の使いとして勇者を支える神父・ヘルマン。
勇者に救われ、改心するために力を尽くす元盗賊・リーチ。
魔王・サウラの下、一時は世界の大半を制圧するまでに至った魔王軍と、勇者・エリックとその仲間たちに率いられた人類軍とは、1年にも及ぶ激闘を戦い、そして、人類軍が勝利を治めようとしていた。
人類軍は魔王軍を退け、失地を回復し、そして、魔王との決着をつけるべく、その本拠地である[魔大陸]へと逆侵攻を行ったのだ。
勇者の力を得て優位に立つ人類軍は魔王軍をその最終拠点である魔王城へと追い詰め、包囲し、最後の総攻撃を開始する。
多くの犠牲が生まれた、凄惨な殲滅戦の後、勇者・エリックは魔王を倒し、世界を救うという使命を見事に果たした。
しかし、勝利の余韻に浸る暇もなく、エリックの身体を、背後からの刃が貫く。
勇者は、なぜ、役目を終えるのと共に、用済みとばかりに始末されなければならなかったのか。
勇者を裏切ったのは、いったい、誰なのか。
黒魔術により復活し、しかし、不完全な魔術により、魔王の魂と共に蘇った勇者は、生き延び、真実を知り、復讐を遂げるために、地獄の底から這いあがる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 07:00:00
804916文字
会話率:12%
これは『こねこのチビのおくりもの~ストレイキャット・ツリータワーをつくろう!@Cluster World~』の続編です。
ひとのことばのわかるねこたちと、ねこたちを支える人間で、チームをくんで……
前作でつくりあげたワールド『チビのストレイ
キャット・ツリータワー』に、四季のいろいろや、新エリア・ギミックを実装する様子を描いていきます。
ほんわか、童話調の『ものがたりパート』と、粗忽作者の初心者まるだしな奮闘を描く『エッセイパート』を交互に投稿。
ゆるゆるのんびり、やっていきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 10:47:20
313605文字
会話率:10%
舞台は「操言(そうげん)の力」によって万物に干渉できる「操言士」が人々を守り支える国、オリジーア。ごく普通の町娘だった紀更は先天的にしか持てないはずの操言の力をなぜか後天的に宿し、急遽見習い操言士となった。師匠の王黎(ワンリー)と共に修行の
旅に出た紀更は、旅に同行する傭兵のユルゲンにゆっくりと恋をしつつも一人前の操言士になっていく。しかしそんな紀更たちの前に、世界を脅かす謎の組織が現れる。二人の愛が謎の組織に対抗する時、人間と神様の物語にようやく終止符が打たれる――。「17歳少女×28歳傭兵」の年齢差恋愛を軸にしつつ、「旅をしてやがて世界を救う」というRPGっぽいテイストで展開するオリジナルファンタジー恋愛小説(ハッピーエンド)です。戦闘や流血、人が死ぬ描写が予告なくあるのでR15指定しています。全20話(約178万文字)で2026年4月に完結予定(他サイトにも掲載あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 10:10:44
225991文字
会話率:48%
70歳の元ITエンジニア、荒木一郎は、定年後の孤独な日々を都会の片隅で過ごしていた。かつてのように生きがいを感じられず、虚無感に囚われていた彼だったが、ある日、カフェで若手企業家の田中優太と出会う。田中は新しいAIビジネスを立ち上げようとし
ていたが、資金や技術の壁にぶつかり苦しんでいた。
田中に頼まれ、荒木は彼のプロジェクトにアドバイザーとして参加することを決意する。それがきっかけで、荒木は再び人生に意味を見出し、若者たちを支える新たな挑戦の旅路を歩み始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 22:51:00
16733文字
会話率:30%
出着点
人生はいつも出発点であり、到着点でもある。
中学三年生の羽澄柚希。
ある日幸せが起こった直後に絶望に落とされる。
その絶望から立ち上がるまでの奮闘とそれを支える周囲の優しさ。
生きていることを、笑えることを、幸せだと思おう。
辛
いことがあってもいつか自分の糧になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 19:25:39
419480文字
会話率:60%