森下陽和は幼少の頃、ピアノを弾くことが好きだった。
そんなある日、医師から『楽譜“だけ”が読めない学習障害を持っている』と診断されたことをきっかけに、陽和はピアノからは離れてしまう。
月日が経ち、高校一年の冬。
ピアニストである
母親が海外出張に行っている間に、陽和は不思議な夢を視る。
そこで語り掛けて来る声に導かれるがまま、読めもしない楽譜に目を通すと、陽和は夢の中ではピアノが弾けることに気が付く。
夢の中では何でも自由。心持ち次第だと声は言うが、次第に、陽和は現実世界でもピアノが弾けるようになっていく。
時を同じくして、ある日届いた名無しの手紙。
それが思いもよらぬ形で、差出人、そして夢の中で聞こえる声の正体……陽和のよく知る人物が隠していた真実を紐解くカギとなって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 14:38:38
129392文字
会話率:36%
ここは、私だけが生きる静寂の世界。
豊かな自然に囲まれながら、
退屈ながらも平和な日々を過ごしている。
時折寂しくなる事があるが、
最近は、こんな生活も悪くは無いと思い始めている。
そんな私の元には、何枚もの手紙が届く。
誰からなのか分から
ない名無しの手紙は、
どれも理解し難い変な内容ばかりである。
届く理由は分からない。
それでも私は、
受け取った手紙を捨てられないのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 03:00:00
24307文字
会話率:6%
4日ほどの夏季休暇、ある朝入っていたのは見知らぬ手紙。
これは貴方の物語。
貴方が出会う怪談。
最終更新:2021-08-01 16:37:37
4382文字
会話率:8%
わたし宛に一通の名無しの手紙が届く。
最終更新:2021-01-10 20:01:56
1152文字
会話率:0%
砂漠の真ん中で親に捨てられた孤児カルマ。絶望していた彼は孤児院の管理人マザーに拾われ、居場所をもらった。
それから10年。砂の村ヒスカにあるマザーの孤児院で、カルマは貧乏ながらもたくましく暮らしていた。
彼が14歳になる誕生日、かつて
栄華を極めた機械文明都市ファルシオンの遺物を求め、仲間とファルシオンへと向かう。しかし途中で魔物に襲われ、左腕を失う致命傷を負う。
仲間と別れ意識を失うが、カルマは少女ユアに救われファルシオンへとたどり着く。左腕は機械義手が取り付けられていた。
少女ユアは、ファルシオンがかつて試作したロボットだった。
カルマは仲間が待つヒスカへと帰るため、ファルシオンでのサバイバル生活に臨む。
『名無しの手紙』へつながる、『名無しの手紙』から約2年前の物語。
前作(完結済)『名無しの手紙』
http://ncode.syosetu.com/n2122ca/
※週1更新を心がけています。評価、感想等々気がねなくどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-10 00:00:00
59707文字
会話率:41%
手紙屋という、手紙を人へ届ける職業がある世界。
有名な手紙屋を両親に持つ少女メール。故郷リリアーヌで彼らの帰りを待ち続けていた。
ある日、メールは名前を名乗らない手紙屋、名無しと出会う。
メールは帰ってこない両親を捜しに行くため、名
無しに自分を「手紙」として両親に届けてもらうよう依頼する。
メールは名無しと共に、広大なアールザード王国を巡る長い旅に出る。
※評価、感想等々気がねなくどうぞ。
次回作(前日譚)『名無しの手紙0 〜カルマとロボット〜』(更新中)
http://ncode.syosetu.com/n1160cg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-09 00:00:00
163336文字
会話率:48%