あたしは打ち上げ花火でもネズミ花火でもなく、手持ち花火になりたい。
最終更新:2024-03-19 07:00:00
503文字
会話率:0%
昔、塾の夏合宿で見た手持ち花火の煌めきを忘れられない。
キーワード:
最終更新:2023-08-17 11:58:41
2517文字
会話率:0%
私とカワイイ旦那の日常生活。
最終更新:2022-09-29 13:44:55
675文字
会話率:0%
『私は強い子、元気な子』
三島響子は寝る前、いつも自分におまじないをかけていた。
そうしないと、自分の心が折れてしまいそうだったから――。
彼女には、ひとの心の色が見えるという特性があった。
嘘も愛想笑いも全部透けて見えてしまう。
そんな境
遇で自分を保つためのおまじない。
しかし、ある日父親が失業し酒浸りになり、響子に暴力を振るう。
限界に達した響子は絶望したまま家を出る。
そして、裏御神楽町という絶望を抱えたひとしか辿り着けない町に来る。
そこで出会った彩花荘の住人、秀男と蓮人。
荒っぽいが感情豊かで誰よりも優しい秀男。
そっけないが心の機微を感じ取れれる蓮人。
彼らとの出会いや町での日々が、少しずつ響子を変えていく。
一年中祭りが絶えない奇妙な町で過ごす日々。
祭りに盆踊り、神輿担ぎに風鈴市、打ち上げ花火や手持ち花火。
響子はこの町の生活を堪能しながらその住人達に触れ、次第に成長していく。
秀男に『この町はゴールだ』と告げられた響子。
自分はまだゴールしていないのではないか、その葛藤は決心に変わり元の世界に戻ることを心に決める。これはひとりの少女の青春と成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 14:41:33
110465文字
会話率:46%
夜、彼女は手持ち花火を持ってやってきた。彼女から離れてしまった僕は、彼女が離れることを悲しく思う。花火と共に消えていく時間。二人の行く末は……?
最終更新:2018-05-26 16:00:28
6037文字
会話率:47%
静岡県西伊豆町の堂ヶ島温泉ホテル眼下の浜辺で、わたしは間宮さんとのデートに夢中になっていた。
夜の浜辺で手持ち花火に興じたあと、成り行きから瀬浜海岸の沖合に浮かぶ三四郎島に渡ることになった。
三四郎島にはかつて源氏の若武者と、地元の娘とが逢
引し、悲劇に見舞われた伝説があった。
わたしは命を落とした娘、小雪に思いを重ねるべく同化していくのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-24 07:22:18
11525文字
会話率:16%
統合失調症と診断をうけた真田は、ショックを受けてビルの上に行って、飛び降りようとする。そこを居合わせた女性に止められ、思いとどまる。
真田は、その女性に、自殺しようとするに至ったいきさつを話す。
話を聞いて、真田を信用した女は、屋上で
手持ち花火をやる。それに、元気づけられた真田は、病気を認めて医者に行く決意をする。
(北日本文学賞第一次選考落選作)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 07:45:03
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会話率:44%
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最終更新:2011-08-25 19:18:24
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