罪には、なんだかんだで罰が。
最終更新:2024-07-26 07:00:00
264文字
会話率:0%
実力差も分からない少女を幾度となく返り討ちにした。手心を加えて殺さず、時には雑談も交えながら致命傷だけを与えて叩き返し続けた。
それが魔王である彼女の歴史だ。何度も何度も、しつこく経験を重ねて強くなっていく勇者へと、知らず知らずのうちに彼女
は焦りを抱き始めた。負けることや死ぬ事に恐怖を覚えていた訳では無い。殺さなくては殺されてしまうほどに勇者を怪物に育ててしまったのだ。焦りの正体に気付いた魔王メアは心に決める。
【勇者】が産まれる前に壊してみせると。
※若干リスキルの意味合いが違いますがご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:04:57
5154文字
会話率:72%
「……あなたと、仲良くなりたい」
魔王と相まみえるなり、そう言い放った勇者が、次の瞬間瞳を潤め、「友達になりたい」と懇願する。
そんな少女に狼狽しつつも、お前は私の民を手にかけたはずだと糾弾する魔王は、しかし現在の状況との矛盾に疑問を感
じる。
警備にあたらせた軍、門番として配備した側近。そのすべてが、命を奪われることなく無力化されていたからだ。殺戮者がそのような手心を……? と考えた魔王が、勇者を試す。
そこで勇者の無実を確信した魔王が、目の前の哀れな少女を抱きしめ、友人として扱うことを決める。
自らを欺いた者と、ただ力を持っただけの子供を利用した人間に、憎悪を向けながら。
二人の小さな天才が、手を取り合った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 18:00:00
2212文字
会話率:32%
1668年、日照りで苦しむ農民のために立ち上がった男がいた。
水戸藩北部、松井村の名主、沼田惣左衛門。
父から譲り受けた村のまとめ役もそこそこに、廓通いの日々を送っていたのだが、ある日、村の者たちに詰め寄られる。
「このまま行けば、夜逃げ
しかねえ、そうなって困んのはオメエだ」と。
そこで、惣左衛門は咄嗟に言った。
「『灌漑用水』を山から引く用水路をつくろう!」
実は死んだ父の夢だったのだ。
村に水を引ければ安定して稲作が出来る。村人たちの願いと惣佐衛門の想いが合致した瞬間、物語は動き出す。
350年前の実話をもとに作者が手心を加えた日照りで水田の水に困窮した村人達と若き名主の惣佐衛門が紡ぐ物語。
始まります。
短編。
作中の度量換算、用語、単位、話法などは現代風に置き換えておきました。だって、わかり辛いもんね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 05:11:52
30368文字
会話率:39%
憎悪、嫌悪、違和感、忌み、忌諱
どんな存在に産まれてきても存在が許される生きることが出来ない存在
そんな輪廻から神からちょっと手心が
だがその手心はさらなる絶望への幕開けになる
チートなし、超逆境、救いなしの絶望ファンタジーここに
開幕
辺境の領主の息子として産まれたジーク
毎日の家族や使用人による暴力、虐待の日々
だが幸運にも死ぬことはなく8歳へ
奴隷より働かされ過労、心労に苛まれる
転機が訪れ一人生活を余儀なくされるのだが一人の少女との出会いが物語を加速する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-07 16:48:39
649文字
会話率:0%
日本のとある少年が世界を壊す力を持っている―
予言を阻止しろと魔術教会から指令を受けた狼男。狼であることを誇る彼は、しかしかけられた魔術のせいで犬っころの姿のままで奔走することになる。その他、フランケンシュタイン、ミイラ、黒猫、亡霊等が次々
と少年の周囲に集結する。当然のように彼らが暴れまわる中、予言の少年は変わりつつある日常に違和感を覚えつつあった。
「ドッグフードなんざ誰が食してやるもんか」狼男:ルガール・ヴォルグマン
「やあご主人。僕はそんなに会いたくなかったよ」黒猫:クローイ・デイビットソン
「一句できそうだったのに。邪魔をするとは何事かしら」亡霊:久雅夜叉美墨
「この世には手心ってものがあるらしい。それについて語らおうじゃあないか」怪物:ヴィクトール・ロマーノヴィチ・フランケンシュタイン
「仏頂面は生れつきです」人間?:メイファ
「束縛理由は後からどうとでもでっち上げればいい。疑わしきは磔刑ダロォ!?」ミイラ:瀬戸内マイヤ
「僕たちの学校に七不思議なんてあったの?」???:赤土美月
七人の主役の目まぐるしく変わる一人称視点をお楽しみください。
他サイト「pixiv」様との重複投稿があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-16 07:31:54
167947文字
会話率:36%
キャスト
山手心(やまてこころ)
川崎拓斗(かわさきたくと)
最終更新:2012-02-17 23:12:58
2847文字
会話率:32%
部活・ア二メ・マンガが大好きな、ちょっと夢みがちな、高校1年生の山手心(やまてこころ)。
心の幼馴染みで、高校2年生のカワイイ男の子、川崎拓斗(かわさきたくと)。
この2人は家がお隣同士で、小さい頃から仲良し。
だけど、成長するにつれお互い
を意識しはじめる2人。
こんな純情すぎる2人の恋を見守ってください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-01 22:34:15
580文字
会話率:30%