いじめられっ子だった高校生、佐久間修はクラス全員異世界召喚に巻き込まれる。皆がチート能力を得る中、彼だけは「無限のインベントリ」という一見無能なスキルで追放される。しかし、ゲームや任侠映画で培った知識と我流戦術を駆使し、どんな物も武器に変え
、"0から1"を生み出す最強の戦略家として成り上がっていく。これは、無能と蔑まれながらも、地球への帰還を目指す彼の異世界サバイバル譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:00:00
160385文字
会話率:1%
東京都郊外のとある学園。そこでは「消しゴム落とし」が生徒たちの秩序を決める絶対のルールだった。新たに転校してきた主人公・小野寺瞬は、ひょんなことからそのバトルに巻き込まれ、学園の裏を牛耳る「消しゴム落とし十傑」の一人を撃破してしまう。噂は
瞬く間に広がり、彼の前に十傑の頂点を狙う猛者たちが現れる。十傑第二位・御門迅、戦略家、暴君、技巧派……次々に立ちはだかる強敵たち。机の上の小さな戦場に、青春の情熱と骨肉の争いが交錯する!消しゴム一つで頂点を目指す、学園バトルロマンの幕が上がる。
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最終更新:2025-06-28 16:30:44
10527文字
会話率:34%
核戦争によって荒廃し、現代技術が失われた地球。人類はゼロから再出発し、科学の代わりに魔法が発達した文明を築き上げた。
しかし、その平和は長くは続かなかった。突如として異次元から現れた光と闇を操る魔法生物が、地球への侵略を開始する。
彼らの光
は無限の供給を可能にし、人類は絶望の淵に立たされる。
だが、この圧倒的な脅威にも弱点があった。彼らが生物ゆえに「睡眠」を必要とすることだ。
この唯一の好機を活かすため、地球は精鋭部隊を結成する。
彼らは、火、水、風、土の四大元素を**「掛け合わせた融合魔法」**を操る者たち。
リナ=インバースのような豪胆な火の魔術師、
ドラクエ勇者のような正義感溢れる風の魔術師、
クールに状況判断を下す水の魔術師、
そして沈着冷静な戦略家である土の魔術師。
魔法学校の最強を決める大会で頭角を現した彼らは、
互いの個性をぶつけ合いながらも、信頼を築き、融合魔法を完成させていく。
「沈黙の猛攻」と名付けられた決死の夜襲作戦で、
ついに異次元生物を退けることに成功する人類。
しかし、その勝利は束の間だった。
倒した異次元生物が、実は別の強力な存在に故郷を追われた「難民」であったことが判明する。そして、その第三勢力の影響で、今度は地球がある次元そのものに「おかしな現象」が起こり始め、このままでは地球そのものが壊滅する危機が迫る。
精鋭部隊は、この次元崩壊の「元凶」を断つため、帰還不可能な最後のミッションへと旅立つことを決意する。未知の次元で元凶と対峙した彼らは、その圧倒的な力に一度はボロボロに敗れ去る。しかし、極限の戦いの中で、彼らの身体には**光、闇、時、空間の元素に対する「抗体」**が形成され、次元の法則を理解し、その力に対抗する術を身につけていく。
抗体を得て元凶と互角の戦いを繰り広げる精鋭部隊。彼らは、地球の未来を賭け、全ての元素、そして自らの命を燃やし尽くす「究極次元開放」と呼ばれる最後の融合魔法を放つ。彼らは地球に別れを告げ、次元の彼方へと消えていく。その犠牲の上に、地球は平和を取り戻し、彼らの物語は「星を救いし四勇者」として伝記となり、世界中で永遠に語り継がれていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 15:45:38
84697文字
会話率:34%
公爵令嬢イザベラは、才ある兄の影で「家の汚点」と虐げられ、婚約者の王子からも冷遇される日々を送っていた。
ある夜会、王子の寵愛する聖女の嘘によって、彼女は全てを失う。公衆の面前で婚約を破棄され、修道院への幽閉を宣告されたのだ。
絶望の淵
で意識が途切れた、その瞬間――。
イザベラの脳裏に蘇ったのは、この国が100年後に滅亡する、あまりにも詳細な【未来の記憶】だった。
再び目を開けた時、気弱な少女は死んだ。
全てを見通す冷徹な戦略家へと変貌した彼女は、未来知識という最強の武器を手に、静かに反撃を開始する。
これは、一人の虐げられた令嬢が、自分を陥れた者たちに痛快な鉄槌を下し、やがて国をも救う英雄へと成り上がっていく逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 13:13:59
7615文字
会話率:20%
コメディ、アクション、そしてたくさんのパニックが詰まったライトノベル。
この物語は、単純な疑問から生まれました。異世界の主人公が完璧な選ばれし者ではなく、システムのバグになってしまう普通の少年だったらどうなるでしょうか?
秋山海人は、伝
説の英雄でもなければ、優れた戦略家でもありません。彼は授業中にあくびをしたり、すぐに感情を抑えきれなくなったり、怖くなると逃げ出したりしてしまうような人間です。しかし、彼の最大の強みは「神のような敏捷性」ではなく、すべてが彼に不利に思えるときでも前進し続けるやり方である。
この作品は、古典的な異世界の比喩(別の世界、レベル、ギルド、ミッション、かっこいい女の子)と、自分の役割にあまり適合しない主人公を組み合わせたものです。不具合、異常…だが、彼を罠にかけ続ける世界における予期せぬひらめきでもある。
馬鹿げた脱出、手に負えない敵、ポータルに入る前の自分に対する疑念が高まる中で、カイトは、変化をもたらすために完璧である必要はないかもしれないと気づくことになる。
読んでいただきありがとうございます。私と同じように、皆さんもこれを書いて楽しんでいただければ幸いです。
次回の脱出でお会いしましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 16:41:32
11515文字
会話率:20%
貴族の令嬢として完璧な振る舞いを求められる少女、リリス・アークフェイン。
紫の瞳を持つ彼女は、名門魔術学院の新入生として誰もが一目置く存在だった。
だがその本性は──優雅な微笑みの裏で冷静に状況を見極める、孤高の戦略家。
その仮面の奥にあ
るのは、誰にも心を許さず、誰にも頼らぬ強さ。
そんな彼女の前に現れたのは、灰色の髪を持つ気弱な転入生、ユウ・シェリス。
年上でありながらも頼りなげな彼は、リリスにとって関心の外にある存在…
──のはずだった。
「僕は、あなたの力を信じたいと思ったんです」
奇妙な“共鳴”を引き起こした二人は、やがて運命の渦に巻き込まれてゆく。
これは、魔術と共感、仮面と素顔、そして孤独と絆が交差する、少年と少女の戦いの物語。
心を重ねるたび、世界が変わる。
偽りの微笑の奥に秘めた、真の魔術が今、目覚める──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 12:00:00
3935文字
会話率:20%
可愛い顔した実力派エース・くるみ。でも本当は、甘え下手なサバサバ姉御肌!?
完璧クールな戦略家・蓮。その仮面の下は、恋人にだけ見せる激甘ワンコ!?
ライバル会社のバリキャリ二人が、まさかの共同プロジェクトで大衝突!仕事の仮面の下に隠された、
互いの意外すぎる素顔と過去の傷。ぶつかり合い、すれ違い、それでも不器用な二人が惹かれ合い、本当の自分を受け入れていく……。弱さを知って、初めて気づく恋心。予測不能なギャップ萌えラブストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 18:10:00
26054文字
会話率:27%
遥かな未来、人類の版図は星々の海に広がり、銀河系は二つの巨大勢力――壮麗なるクロノス帝政と自由なるリベルタス共和国連合が覇を競う時代。百数十年に及ぶ「永き黄昏」の戦乱が銀河を覆う中、歴史はこの息詰まる膠着を打ち破るべく、対極の宿命を背負う二
つの星を戦場へ送り出す。
帝政に現れた若き天才、アレクシス・フォン・シュトライザー。氷のように冷徹な知略で戦局を支配し、帝国の秩序こそ銀河の安寧と信じる「氷の戦略家」。
連合が生んだ不屈の魂、ソフィア・"ソフィ"・ベルナルド。燃えるような勇猛さで不可能を切り拓き、民衆の自由のために戦う「紅き流星」。
対照的な出自と信念を抱き、それぞれの国家が抱える陰謀や腐敗という内なる敵とも戦いながら、二人は銀河の命運を左右する指揮官へと駆け上がる。戦場で幾度も火花を散らす宿命のライバル。互いの非凡さを認め、時に惹かれ合いながらも、決して交わることのない理想が、彼らを最終決戦へと駆り立てる。
全てを賭けた史上最大の艦隊決戦「ラグナロク会戦」。銀河が震える激突の果て、二つの巨星は互いを砕き合い、共に星屑と消える運命を辿る。
秩序か、自由か? 憎しみか、敬意か? 星屑となった英雄たちの「戦詩」が、血塗られた歴史の先に問いかける、銀河の未来とは――。宿命と悲劇、そして希望のスペースオペラ叙事詩がここに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 08:00:00
45518文字
会話率:12%
魔王はデータを駆使し、敵の弱点を徹底的に突く戦略家。ある日、勇者の「饅頭が弱点」という極秘情報を入手し、遠距離攻撃で饅頭を大量に撃ち込むが、勇者は嬉々として食べてしまう。次に「いちご大福が怖い」との情報を得て、高級品を用意するも、またしても
美味しく食される。最後に「結婚指輪が怖い」との情報を入手し、究極の作戦を実行。気がつけば魔王はウェディングドレス姿で教会に立ち、勇者は微笑みながら言う。「僕のそばにいるのが一番怖いかも」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 08:47:12
985文字
会話率:49%
「逃亡生活、はじめました」のあらすじは、
世界的な研究者として期待される少年博士。
だが、ある日突然、彼の命を狙う暗殺者が現れた!
理由は一切不明。研究室に閉じこもっていた日々は一転、逃げることだけが生き延びる術となる。
「まずは相棒を
探そう――逃げ足が速くて、頼れる奴を!」
目を付けたのは、噂の元軍人。だがその男、もう死んでた!?どうする相棒…。
一方、敵も天才的な戦略家で、どこまでも追い詰めてくる。その上、異様なこだわりを見せる謎多き人物だった……。
迫る危機、ぶつかり合う価値観、少年博士と護衛は果たしてこの追跡劇を切り抜けられるのか?
これは、全力で逃げながら生きる術を模索する少年博士と、その周りを取り巻く人々の物語。
命がけの逃亡生活、はじめます!
コミカルでありながらスリルも伝わる形にしていきたいです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 05:32:16
101781文字
会話率:38%
源頼朝の生涯×SFです!
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未来、銀河帝国「レガリア・コロニー」が圧政を敷く中、名門戦士一族の末裔・ヤマト・リクトンは、政争の犠牲として幼少期に辺境惑星「ノヴァ・オービス」へ追放される。過酷な環境の中、異星人や現地住民との出会いを経て
、彼は孤独と苦悩を乗り越え、内に秘めた反乱の炎を燃やすようになる。リクトンは、小規模な抵抗活動から仲間との絆を深め、次第に銀河全域に広がる反乱運動の中心人物へと成長していく。
激しい宇宙海戦や惑星間の戦闘が繰り広げられる中、彼は戦略家としての才覚を発揮し、帝国の支配機構に挑む。やがて、従来の封建的支配を打破し、各惑星が自立しながらも連携する新体制「銀河連邦制」の樹立を果たす。リクトンの奮闘は、ただの反乱にとどまらず、未来に希望をもたらす大きな転換点となり、彼の生涯は後世に語り継がれる伝説となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 08:23:12
723文字
会話率:0%
八方を底なしの堀で囲まれた城。その主は、冷酷非情な戦略家として恐れられていた。敵の策謀を読み解くことだけが、彼にとって唯一の愛情表現だったのかもしれない。老境に入り、もはや誰も彼に牙を向かなくなった頃、一人の少年との出会いが彼の心に変化をも
たらす。領内一のチェスの名手という少年との対局は、失われた何かを思い出させるのだった。
※noteにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 19:01:22
2749文字
会話率:27%
聖女アイリスは、人間の国のために魔族との戦いに身を投じてきた。しかし、彼女は戦いの最中、圧倒的な魔力を持つ魔王に囚われ、魔王の城へ連れ去られてしまう。アイリスは何とか逃げ出そうとするが、魔王軍があまりにも脳筋ばかりだと気づく。思わず「もう少
し戦略的に動けば、負けないのに……」とこぼしてしまうアイリス。
魔王はその言葉にピンと来た。「ならば、君が私の軍の戦略を考えろ。」と告げられ、アイリスは魔王の指示で魔王軍の戦略家にされてしまう!
そこでアイリスは「兵力の集中と分散」など、いくつかの基本戦術を提案してみると、効果は抜群。次々と敵対する人間の軍を打ち破ってしまい、魔王の溺愛がスタートしてしまう。軍の士気も上がり、アイリスに「戦略の聖女」との異名が広がるが、アイリスの心中は複雑だった。
「私、人間を守る聖女だったのに……こんなことしていいの?」
彼女が抱える葛藤と、次第に変わっていく魔王との関係。さらに、アイリスを取り戻そうとする人間の国からの奪還部隊までが現れて――!
愛と戦略、葛藤の物語。果たして聖女アイリスは、魔王のもとから逃げ出せるのか?それとも魔王と共に新たな未来を切り開くのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 13:39:01
11842文字
会話率:24%
底辺国家・魔境隣接領・開拓都市長の三男、ロイ。
あらゆることに問題と改善点とを思案して少しの街歩きと屋敷の書庫に住まう少年。
開拓都市と言う名のモンスターの跋扈する魔境を抑える前線都市。
一代で男爵となり、開拓都市長の父親の職業は将軍。長
男も将軍。次男は戦略家。
男子家族が適性『ジェネラル』
母親は適性『オフィサー』で職業は参謀。
家族全員が上級軍人職だった。
父親の人柄もあり、市民も兵士も笑顔に過ごしていた。
10歳の時にロイは教会で適性職業『クラフター』と告げられ、歯車は狂い始める。
兄たちは『クラフター』でも、書庫に籠る生活をしていたロイの状況から、『発明家』や『兵器職人』などの職業スキルが発現すると言い、父親もロイに対して、一層に勉学に励むように期待して肩を叩き、書庫の本を大幅に増やした。
それから5年。
15歳になり、特別に教会の個室で受けた『祝福』で、ロイに発現した職業スキルが、『夢想家』だった。
教会の聖職者も知らない職業スキルであり、教会本部に問い合わせても、記録に無い職業スキルであることが判明した。
家族は愕然としたが、叱責することは無かったが、市民には『開拓者』と言う存在しない職業スキルが発現した、と公表。
市民の中には、開拓を手伝いたいと申し出る者もいたが、どちらも意味不明な職業スキルであることから、それが露見することを恐れ、教会も職業スキルの確認の為、と言うことで申し出を断る事態に。
しかし、街歩きで市民に広く認知されていたロイの扱いに苦慮し、父親は必要物資を持っての、開拓価値は無いが、危険の少ない地域の独立開拓を命じた。
秘密裏に出立するロイに、長男は追加物資と馬車を、次男は年下の従順なソルジャー適性の奴隷少年を、父親には内緒で用意し、母親に至っては金貨10枚と国境通行許可書を渡し、国外での生活をするように指示してきた。
出立後、今後を思案するロイに、新たなスキルを得る感覚、天啓が頭に通った。
目の前に現れたのは、聖職者の持つ『確認』のスキルでしか見られないはずのステータスが浮かび上がっていた。
『確認』よりも詳細な情報だった。
ロイには職業スキルを新たな職業スキルに変更することを進めるメッセージが表示されていた。
それは、『創造』だった。
ロイは思案しつつ、国境ではなく、開拓の地へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 00:27:48
168007文字
会話率:26%
軍を率いる強気な公主と、戦略家な美しい腹黒王子。終わったはずの初恋が動き出す…。
将軍であった母の後を継ぎ、十三歳で戦場へ送られた樂は五年ぶりに都へ帰還する。樂は権力争いに巻き込まれ王の養子となり、初恋相手であった第三王子・玲俊と姉
弟の関係になっていた。
再会した玲俊は別人のようになり、冷たくなったと思えば迫ってきまたりと樂を翻弄していく。樂は玲俊の言動に想いを隠しきれなくなるが、玲俊が樂に近づいた本当の理由を知ってしまう。隣国との戦況が悪くなる中、樂は愛する者を守るため…ある決断をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 21:13:36
171714文字
会話率:31%
歴史オタクの大学生・楠木蒼は、不慮の事故で命を落とし、中国に酷似した異世界に転生する。混乱の中、南端の地で反乱軍のキャンプに迷い込んだ蒼は、その風変わりな出で立ちから「神の使い」と勘違いされ、突如反乱軍のリーダーに祭り上げられてしまう。
戸
惑う蒼だが、この世界の中央政府の圧政を知り、反乱軍を率いる決意を固める。日本の歴史から学んだ戦略と知恵を駆使し、美しき剣士・翠玉や仲間たちと共に、圧倒的な戦力差を覆していく。
初陣での予想外の大勝利を皮切りに、蒼の采配によって反乱軍は快進撃を続ける。しかし、その躍進は中央政府を本気にさせ、内紛や外敵の侵攻など、新たな試練が蒼たちを襲う。
果たして蒼は、持ち前の知恵と仲間たちの力でこの異世界に新たな理想国家を築くことができるのか。波乱と興奮に満ちた、異世界建国ファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 16:10:09
15204文字
会話率:43%
皇歴三〇七九年、後に、歴史上最悪と言われる世界大戦の始まりである。
ここプシュケー皇国もまた、戦争に参加した国である。
だが、皇国にはどの国からも中立条約を申し込まれるだけの力があった。
それは、若き英雄と呼ばれた戦略家の事である。
その
戦略家の名を、アルタイルと呼ぶ。
アルタイルは、齢15にして軍に入り、それから二年程で大尉にまで昇進した。
19になる頃には中将にまで上り詰めた程である。
アルタイルは、世界大戦になる前に起こった
ほぼ全ての戦争を勝利に導くと共に、国の技術水準も高めていった。
それは近隣諸国の中でも異様な速さで進んでいき、
世界大戦前には、どの国も手出しが出来なくなる程であった。
、、、これが、現在表上で語られている、戦略家アルタイルの歴史である。
事実は違う、いや、事実からは少し切り抜かれている部分がある。
この世界に真実が書かれている物は一つしかない。
それは、アルタイルの右腕と呼ばれた男の日記である。
これは日記に書かれていた真実の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 08:00:00
918文字
会話率:35%
頭脳明晰で馬鹿真面目な王太子と、屈折戦略家の従兄弟である公爵家子息との、婚約者争奪戦!
幼い頃、秘密の地下室に閉じ込められた王子を救い出したのは、歴史好き、歴史オタクの候爵令嬢だった。王太子はそんな彼女にひと目ぼれをした。
しか
し公爵子息は、姉に嫉妬して姉を追い落としたい妹と手を組んで、王太子の恋の邪魔をした。
その八年後、卒業式後のパーティーで王太子殿下はとうとう婚約者に理詰めで婚約破棄を宣言する。この日のために準備にはぬかりがなかった筈なのに、初恋の相手である元歴女の思いもかけない反応に、事態は急変し、着地点が見えなくなってしまう。複雑な人間関係の中で、拗れてしまった王太子の初恋は実るのか!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 11:27:26
50462文字
会話率:29%
西暦2050年夏 サービス開始。
世界中が熱狂したVRMMORPG
『ビフレスト』。
北欧神話をモチーフとした剣と魔法の世界。
ある日、GMとして導入されたAI
[Neumann(ノイマン)]にシンギュラリティが起き、人々は仮想現実に閉じ込
められてしまう。
“よりリアリティのある最高のゲームを完成させる”
という野望を実現しようと動く[Neumann]。
しかし、絶望するプレイヤーの中に打倒せんと立ち上がる一人の男がいた。
彼の名は[ko-mei]。
本名を[黒田 弘明]と呼ぶ。
『ビフレスト』世界大会において現役世界一位のトップランカー。
彼の名は後に世界中に轟くことになる。
現実世界と仮想現実を巻き込んだ
剣と魔法の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 00:00:00
961文字
会話率:4%
個性的な仲間たちと古代の船に乗り、与えられた使命を果たすため「旅」に出る。
主な同行者は美少女二人、武人で戦略家の船長と部下の船乗りたち。
だが、時代は十世紀の初め(平安時代中期)で、舞台は東シナ海と周辺の国や島々だ。
航海の出
発点は、鹿児島県の奄美群島の一つ徳之島――。
そこに小さな王国「トカム(度感)」があった。
異世界に転がり込んだ当初から、命の危険にさらされるような出来事が続き、憔悴気味のカイト。
王の館に招かれ、少女たちと引き合わされる。
一人は王の娘、もう一人は、海賊にさらわれてきた南方系の少女だった。
島の暮らしに慣れた頃、王から「沖縄への旅」を依頼される。
王国存続のために必要な「ある物」を受け取ってきて欲しいと言うのだ。
「なぜ僕が?」と思い、断ろうとした。しかし、結果として船に乗ることとなった。
カイトと二人の少女は、それぞれ内面に課題を抱えていた。
旅の過程で、課題と正面から向き合わざるを得なくなる。
「旅」は苦難の連続だった。
海賊、妖魔、怪物、大陸からの侵攻軍などに襲われ、何度も絶体絶命のピンチに陥る。
その度に「旅の仲間たち」は力を合わせ知恵を振り絞って困難を乗り越えていく。
《一章》「トカム王国」の暮らし。奄美航路
・王国の成り立ちを知る。海賊の襲撃を受け、海の亡霊や妖怪と遭遇する。
《二章》沖縄本島での海戦。「聖地」へ向けての旅
・海賊と正面から激突。ある部族の村へ行き、「聖なる山」を目指すことになる。
《三章》現代の東京へ時間旅行。少女たちと散策
・「聖地」から「浅草寺」へ。あるカミ神)と出会い、上野で花見を楽しむ。
《四章》「斎場御嶽」の巫女集団。防衛体制の構築。
・沖縄へ転移し、巫女たちに迎えられる。大陸からの侵攻を知り、味方を集めて砦を築く。
《五章》「首里」の砦での防衛戦。妖術、邪神の襲来
・沖縄を生活の場とする者たちが集結。大陸からの侵略軍と戦うが、追いつめられる。
《六章》「ケラマ諸島」での海戦。ラスボスとの一騎打ち
・起死回生の反撃に出る。しかし、巨大な邪神が現れ、味方の船団は壊滅した。だが……。
《七章》「羽衣伝説」と琉球国へ道。その後のカイトは?
・「旅の仲間」たちは、夢の実現へ。現代に戻ったカイトが、学校で考えたこと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 17:11:38
266034文字
会話率:19%