『追放』—聖騎士と魔王、交錯する宿命の戦記ファンタジー—
この物語は、王国と魔王軍の戦争を背景に、戦場で交錯する人々の生き様を描く戦記ファンタジーです。主人公レオン・アシュフォードは、自分が追放した元勇者・ゼノが魔王となり王国に襲いかかる
宿命に、仲間とともにと戦う道を選びました。レオンはかつての仲間、かつての誓い――それらを胸に抱きながらも、レオンは新たな運命へと歩みを進めます。
一方で、王国側では未曾有の危機が迫る。
王国軍の若き騎士マーリス・ヴァンアッシュ、剣の達人クラリス、戦場の聖女シルヴィアらがそれぞれの信念を抱えて戦いに身を投じる。レオンと彼らの関係は、敵か、それとも――?
魔王軍はコミカルな空気感を持ちながらも、戦略的に王国を追い詰めていく。
軍師リリスの策謀、戦闘狂ヴォルクの猛攻、ダイスで戦局を決める異端の指揮官ルシアンなど、個性豊かな面々が織り成す戦いは、シリアスでありながらも時にユーモラスに展開される。
この物語のテーマは「戦う理由」。
聖騎士は何のために剣を振るうのか? 彼を追う者たちは、その決断をどう受け止めるのか?
シリアスとコメディ、戦記と人間ドラマが交錯する物語が、ここに幕を開ける――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:00:00
351662文字
会話率:43%
僕の名前は咲見(さきみ)暖斗(はると)、中学2年生。夏休みを利用した本物の空飛ぶ戦艦の、体験乗船のメンバーに、このたび選ばれた。超ラッキー!! だったんだけど、あれ?
男子は僕だけ‥‥。え!? 他の15人全員女子!?
で、なんか色々あ
って、僕が人型戦闘兵器DMT(デアメーテル)に乗って戦うことになって。
‥‥ただ、問題はそこじゃなくって。
そこにはクラスメイトの女の子がセーラー服に白衣を羽織って待ちかまえてるんだけど。
「暖斗(はると)くん。運動負荷心電図検査(CPX)、始めるよ~。でもその前に」
「え? 何? 愛依(えい)さん。急にかしこまって」
「うん。暖斗くん。いつも、DMTに乗って戦ってくれるでしょう? わたし達みんなを守るために。ちゃんとお礼を言ってなかったなあって」
「いやあ、改まってそう言われると。僕の方こそ戦闘の度に君に面倒かけてる感じで」
「それは、わたしは医療人として当然のことをしてるだけだよ?」
「出た。『医療人』」
「それじゃ、そろそろ検査しよっか」
「はいはい。いつものヤツだね。一発合格するよ?」
「良いかな、その意気。合格したら、あなたは自室に帰れてのびのび。医務室(ここ)で毎日24時間わたしと顔を合わせる苦行から、ついに解放されま~す。がんばってね」
「うん」
「じゃ、センサー付けるから、Tシャツ脱いで。はい、ちょっとヌルヌルひんやりしますよ?」
「‥‥あれ、暖斗くん、ちょっと体格良くなったんじゃない?」
「そうかなあ、まあ、パイロット用の訓練とかやってるし。一応だけど」
「うんうん。男子の中2は成長期だからね。背も伸びるし。」
「あんまりジロジロ見ないでよ。愛依さん。ホント、『医者の顏』の時と、『素の顏』と、キャラが違うよね。君は‥‥。あれ? 愛依さん?」
「暖斗くん。ウチ男の子の兄弟とかいないんだからね‥‥。そういうこと言わないで」
「あ、顏赤くしてバックヤードに消えていった」
「『素の顏』が出ちゃったか。上着脱げって言ったのは君でしょ? おーい。検査はぁ?」
「ダメ。この顏じゃ人前に出られないよ。ち、ちょっと待っててよ‥‥」
「ホント、『医療人モード』と『素の中2女子』とのギャップが」
「‥‥もう! 今度暖斗(はると)くんが『赤ちゃん』になっても、ミルクあげないんだから。もう」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 11:44:50
1232402文字
会話率:45%
1945年、大日本帝国は沖縄を占拠され、戦艦大和を失った。
これをうけて、大本営は作戦「に号作戦」を立てた。
これは、すべての残存艦艇を集結させ、本土攻撃をしにきたアメリカ軍を撃滅し、
起死回生を図るというもの。
この小説には、利根や伊勢、
天城やキ83、連山、烈風、震電、流星など、
思うように活躍できなかった数々の艦艇や機体が出てきます!
きちんと調査し、編成とかもしっかりと考えた架空戦記を、どうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:10:00
26874文字
会話率:15%
──ある日、目覚めたら異世界でした。しかも「恋愛禁止」のお達し付きで。
藤本東弥(ふじもと・とうや)、17歳。恋に興味なし、戦闘スキル皆無、理性が取り柄の高校生。
そんな彼がある朝、突然巻き込まれたのは、剣と魔法と戦争の続く異世界だった。
「ここでは、恋愛が……禁止されています」
そう言われた瞬間、彼の運命は大きく変わる。
王都を治める騎士団が課した禁忌、それは恋愛感情そのもの。
なぜなら、恋は人の心を狂わせるから。愛は命を軽くさせるから。
だからこの世界では、恋は「戦力の崩壊」を招くとして禁じられていた。
そんな中で彼に与えられた役割は、最前線での戦闘ではなく、戦術と人心掌握を担う「作戦指揮補佐」
武器ではなく、言葉と観察眼で戦場を生き抜く東弥は、次第に「彼にしかできない戦い方」を見出していく。
だが、問題は戦争だけではなかった。
■生真面目で融通が利かない、けれど誰よりも誠実な騎士【レイナ・グレイウィンド】
■ツンデレ幼なじみで、過去を引きずる炎術士【セリナ・フェローズ】
■笑顔と優しさの裏に無自覚な爆弾を抱えた治癒師【ミリア・スノウ】
■知略と美貌を兼ね備えた貴族の女狐【イリーナ・ファルカス】
■まっすぐ過ぎて空回る、雷撃の剣士【ファーナ・ゼルヴァ】
この五人の少女たちは、いずれも東弥と深く関わり、彼に「恋してはならない」と分かっていながらも、想いを募らせていく。
けれど——恋心は、命令で止まるものじゃない。
感情が戦術を狂わせる。
想いが戦場の判断を鈍らせる。
それでも「好きになってはいけない」なんて、おかしいじゃないか。
禁じられた恋と、終わらぬ戦い。
心を通わせるたびに、誰かが傷つき、揺れる世界の中で。
東弥は迷い、悩み、やがて——「守りたい理由」と向き合う覚悟を得ていく。
最終決戦、そして「恋愛禁止令」が解かれるその日まで。
五人の想いと、彼が選ぶ「答え」とは──
これは、恋をしてはいけない世界で、恋をしてしまった人たちの物語。
戦いと恋の狭間で、それでも「好きだ」と叫びたかった、全ての人へ贈る、異世界戦記ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 06:00:00
27484文字
会話率:52%
平凡な大学生・佐伯 透(さえき とおる)は、通学途中に異世界トラック事故に巻き込まれ、異世界エラルディアへと転生する。転生時に与えられたスキルは「翻訳」。
戦闘能力ゼロ、ステータスも一般人レベル――だが、彼だけが「魔導語」「神語」「古代契約
文書」などを正確に読み取れる。
滅びかけた古代帝国の遺跡、世界樹の封印、魔王の契約書……それらを「読める」彼は、世界の禁忌に触れ、やがて国家間の戦争すら動かす存在に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 14:00:00
35226文字
会話率:40%
大金持ちであり史上最凶のマッドサイエンティストこと岩屋が作り出した装置「小型重力発電装置」の暴走によって、岩屋は別世界へと飛ばされる。そこは、荒廃した世界であった。大きく3つの勢力、18の指揮官の群雄割拠の時代、突如として現れた岩屋は、持ち
前の狂気とも呼べる気合でさまざまな装置を作り上げていき、近くの農民を呼び集め、荒廃した土地を再生していく。そのうわさを聞きつけた指揮官の一人が岩屋を仲間にしようとするが、岩屋は研究さえできればいいとだけいい、誰にも組しない。ついに岩屋はとらえられ、目の前で助手の少女を殺されてしまう。そこから岩屋の世界征服は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 00:00:00
1082682文字
会話率:55%
ダッケンバル王国は、聡明である国王ダッケンバル4世によって統治されている。だが、国境線において戦争は絶え間なく行われていた。兵士は擦り減っていき、女男関係なく徴兵が行われることとなった。そこで頭角を現した男が、未来の皇帝になるとは、この時、
誰も知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 00:00:00
194475文字
会話率:51%
戦争は技術革新を受けて、大幅に変わった。今や無人機によって戦闘がおこなわれることとなった。
最終更新:2012-01-01 00:00:00
6431文字
会話率:42%
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界と
は違った。
大海原が広がり、陸軍などはなく、見たことのない数多の国の海軍が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻の異世界航海譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:51:37
123278文字
会話率:34%
加藤玲、その男の障害はわずか31年で幕を閉じた。
しかも突っ込んできたトラックに跳ねられるという、酷くありふれた形である。
彼が目覚めたのは異世界アズリエル。北の魔界との戦争の只中であるという。
計測の結果、彼は想像を絶する戦闘能力秘めて
いることが判明する。
そして彼は自らの名を『レイ・デズモンド』と改め、戦火の中へと飛び込む事となる…
それは酷く使い回された転生譚。
ただ一つ違うのは、
彼も、彼の仲間も、彼の敵も、皆同じ”心”を持つと言うこと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:22:11
364994文字
会話率:40%
ある日突然、仕事中に見たニュースで知ったダンジョン出現。
待ちに待ったこの瞬間に私はその日に退職届を出して、クソみたいな労働に別れを告げる。
そして翌月、私は財産を纏めて処分して、愛車と共にダンジョンが多く出現した北海道へ向かった。
何
でかと言うと、そこで念願のプレッパーズ生活をする為である。
だが現地に家を買ってから、私は驚くハメになる。
そこに居たのは……
ダンジョンを利用して荒稼ぎをしようとするヤクザや半グレ、ダンジョンを利権の源として独占しようとするクソ役人や業突張りのNPO共、マスコミによって飛び交う根拠不明の『安心安全』プロパガンダ。自縄自縛で武器使用も出来ない自衛隊と、相も変わらずはした金で老人猟師をコキ使おうとする警察に、無防備なままダンジョン内へ突撃して死ぬYouTuber。
山中の畑で大麻を栽培するジャマイカ人に、信者を使って金儲けしようとする韓国のカルト団体、製薬企業や軍需企業に雇われたアメリカ人の傭兵集団、ダンジョン内に住み着いて料理店を開く中国人、そして人間とモンスターと動物の区別が付かないサイコ美女ハンター……
突如湧いて出たモンスター保護団体に、精肉加工場前で騒ぐバカなヴィーガンの集団、戦争終結で余ったアサルトライフルや戦闘車両を売り歩く戦争帰りのロシア人達、立ち並ぶユダヤ人の闇金事務所と法律事務所、それにRPG-7でカチコミを掛けるイスラム教徒の不法移民集団……
ダンジョンとその周りの住人達には、現代日本社会のルールや習慣など全く通用しなかった。
そしてありがたい事に、刻一刻と終末の時は近づいていたのだった。
いや、もうこれ既に終末だろ。
※好き嫌いがハッキリ分かれる作品なので、読む人は覚悟して読んで下さい。
※あと、不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:12:13
381927文字
会話率:68%
シオリは姫神に転身し、他の六人の姫神と戦うことにした。
ある日、女子高生のシオリは山中で目を覚ます。
そこで勇敢なアマン、怪力のウシツノ、博識のアカメという三匹のカエルと出会う。
魔女によればシオリは七人の姫神の一人、白姫としてこの地に降
臨したらしい。
同じく獰猛なトカゲ族の元には、女子大生のレイが黒姫として降臨していた。
姫神の力は人智を超える。
降臨した姫神を利用しようと各地で戦争が勃発。
カエル族はトカゲ族の襲撃により、あえなく滅亡してしまうのであった。
北のクァックジャード騎士団の赤き鳥タイランの助力を得て、三匹のカエルとシオリはトカゲ族、そして黒姫レイと戦うことに!
裏で暗躍する金眼の魔女オーヤ、そして火竜の力を宿す紅姫アユミの暴走!
主役級キャラ目白押しの戦略群像劇。
やがてシオリは勇猛な騎馬民族を率い、レイは亡者の群れを生み出す。
銀姫は女帝国家を統べ、紅姫はハイエルフ、藍姫は異形の戦闘怪人どもを戦線に投入する。
愛を求めた桃姫は孤独に涙し、囚われの身の金姫は終わらない磔の刑に呆然とする。
日本から転移した七人の女それぞれの生き残る方法とは。
そして〈力〉〈智慧〉〈心〉の三柱による姫神システムの真意が解き明かされるとき、人類にひとつの道標が示される。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:00:00
1388363文字
会話率:43%
西暦xxxx年。
人類は地球全体を巻き込んだ、「終焉戦争」によって荒廃した………。
地上からは、ありとあらゆる生命が根絶したが、
それでも、人類はごく少数ながら生き残ることが出来た。
生き残った人達は、それぞれが得意とするコミュニティーを
設立。
その後、三つの国家ができた。
自身の体を強化する、強化人間技術を持つ「ティファレト」
生物を培養・使役する「ケテル」
自立無人兵器を量産・行使する「マルクト」
三国家が独自の技術、生産数、実用性に及ばせるまでの
数百年の間、世界は平和だった………。
そう、資源があるうちは………。
資源の枯渇を目の当たりにした三国家は、
それぞれが、僅かな資源を奪い合う形で小競り合いを始める。
このままでは、「終焉戦争」の再来になると、
嘆いた各国家の科学者たちは
有志を募り、第四の国家「ダアト」を設立。
ダアトの科学者たちが、技術の粋を集め作られた
戦闘用外骨格………、「EXOスーツ」と、
戦闘に特化した人間の「脳」を取り出し、
移植させた人工生命体「アンドロイド」
これは、そんな彼ら彼女らが世界をどのように導くかの物語である………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:57:59
2869269文字
会話率:7%
一言でいうと、とある星系で政府が進めていた秘密プロジェクトを阻止し、秘匿されていた歴史を暴く物語。その過程で主人公は自身と家族をも省みることになる。
主人公はラルスバラン星系内では滅び行く星と言われている古い惑星、ラシル・ファシス出身のボ
ウイ·サザビア(偽名)。ドローン的な小型攻撃機、サボを同時に三機操れる優れた傭兵パイロットとして、ラルテイン将軍の部隊に入隊するところから話は始まる。初めに示されたのは、今も戦闘が続く空域を抜けて休戦空域へ向かう行程だったが、ラルテイン隊は、途中の空域で謎の動きを見せた……
* 戦争、殺人を扱っているので、R15にしました。
* 更新/公開は不定期、平均では週1前後になるんじゃないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:20:00
96958文字
会話率:27%
田舎町のよろず屋魔術師アミュウ。
義姉ナタリアの縁談相手であるうさんくさい性悪牧師、聖輝と出会ってアミュウの運命は動き始める。
見合いの日、ナタリアをかどわかそうとする聖輝を相手に、姉を取り戻そうと奮闘するアミュウ。
「わが四方に五芒星は燃
えて、柱の上に六芒星は輝けり。因縁を断ち切れ!」
二人に縁切りのまじないをかけたら、思わぬ副作用で二人の記憶の一部が失われた。
さらにアミュウは不思議な夢を見るようになって……?
◆異世界が現地、昔ながらの王道ファンタジーです。美味しい料理にハーブティーが登場。魔術はカバラを踏まえた本格派。5話から物語が動き始めます。
◆アミュウの人生に作中歴史を絡めており、伏線と描写もりもり。設定ははじめチョロチョロなかパッパ。恋愛要素はビターかつサワーです。
◆筆者の描いた挿絵がございます。第三章までは毎話挿絵、第四章からはときどき挿絵を挟んでおります。苦手な方はお手数ですが非表示設定にしてください。(右上「表示調整」から「挿絵表示中」をクリック)
◆ノベルアップ+でも連載中。なお、最新話はこちら「小説家になろう」に掲載しております。
三部構成予定のうち、第三章にて第一部(カーター・タウン編)完、第六章にて第二部(ソンブルイユ編)完。
現在第八章(七章~西部編)連載中です。
◇第一章ではアミュウたちと聖輝の出会いが語られます。
◇第二章では新たな登場人物ジークフリートも加わり、過去へと伸びていく運命の糸はますます絡まっていきます。
◇第三章ではアミュウと聖輝の関係に緩やかな変化が訪れ、教会内部の勢力抗争が垣間見えます。
◇第四章は舞台を王都の玄関口、ラ・ブリーズ・ドランジェに移し、調香師の恋物語をお届けしました。
◇第五章、一行は精霊鉄道に乗ってとうとう王都ソンブルイユにたどり着きます。そして間もなく、アミュウは大切なものを失います。
◇第六章、消沈するアミュウは故郷カーター・タウンへ一時帰郷を果たそうとしますが……?
◇第七章、アミュウとジークフリートはクーデンへ。
◇第八章、アミュウは聖輝の退院を待って、独立戦争寸前のブリランテを目指します。
★Twitter企画「第二回いっくん大賞」文章力部門受賞。ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:31:47
947134文字
会話率:47%
かつて、ハイネアン聖教国とラーズ=ヘル魔導帝国との間に巻き起こった終末戦争『聖魔大戦』を見事、終結に導いた男グレアム。
彼は剣聖とまで讃えられる最強の元冒険者であり、聖騎士でもあった。
しかし、戦後間もなく、そのあまりにも高い戦闘能力と強
大なカリスマ性を恐れた両国家から目の仇にされ、挙げ句の果てには暗殺されそうになってしまった。
それを嫌悪した彼は、これ以上の厄介事はご免とばかりに国を去る。
かくして彼は、安住の地を求めて、人知れず遙か海を渡ったグラーツ公国へと逃れ、片田舎の村で自由気ままなスローライフを始めるのであった。
しかし、それから数年が経ったある日のこと。
いつものように、森へ薬草採取の仕事に出かけていったのだが……。
そこで彼は、一人の幼女と知り合うのであった――
これは、脳天気で親バカな新米パパさんと、うちの子になった幼女の二人が、本物の家族になっていく物語。
ボディタッチ多めで脳天気な元最強冒険者。
説教癖がある、どこか天然なデレる転生ギルド嬢。
ヤンデレ化しそうになるポンコツ女騎士。
そしてただひたすらに可愛いうちの娘(こ)。
更におまけの勘違いギルド嬢トリオ――「誰が勘違いよ!?」
そんな彼らが巻き起こすドタバタ田舎暮らしを、ニコニコしながらお楽しみください。
少しだけ『ざまぁ』や『もう遅い』が入ってます。
あとは、『スキルクラフト』『村発展』『各種道具作成』『前世知識チート』もあり。
基本的に『コメディ』要素が強いお話です。
※都合により、タイトルを変更することがございますが、ご了承ください。
※カクヨム先行。あちらとはタイトルが異なります。
(そのうち、追い付きます。タイトルも統一します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:11:33
60780文字
会話率:31%
時は二〇四〇年。中国の台湾への侵攻を皮切りに第三次世界大戦が始まった。
主戦場とかした東アジアでは、中国、ロシアを中心とする中央連合と、日本、インド中心の世界連合が激しい戦闘を繰り広げた。米国はほとんど支援のみで、戦闘にはほとんど参加しなか
ったが、圧倒的な物資支援のおかげで、二大国相手にある程度は太刀打ちが出来た。
しかし、東京に戦略核兵器が使用され、Jアラートが発令されたが、中国の潜水艦からの発射のために発令が遅れ、尚且つ都民の危機感の無さにより、死者三百万人、重症者五百万人という結果になった。
これに政府は機敏に動けず、自衛隊率いる治安維持組織のクーデターが発生。政府は一晩で倒れ、日本はその後わずか二日ほどで旧憲法と民主制を捨てることとなった。米国がこれを黙認するわけもなく、日本への物資輸出の停止を宣言すると見られた。しかし中国側に付いた日本との第二次太平洋戦争という不安が米国国民の中に広がり、妥協案として戦時中のみの物資輸出政策が取られた。
インドは、対中国ではヒマラヤ山脈で戦線が膠着し、中国との目立った戦闘はなかった。しかし、ロシア、中国の支援を受けたパキスタンとの戦争になり、インドはこれに苦戦。しばらく東アジアには顔を出さなくなった。
朝鮮半島では同じく中国、ロシアの支援を受けた北朝鮮が韓国と戦闘状態に入った。しかし、韓国は米軍の大々的な支援と日本の援軍により善戦し、朝鮮半島を統一することが出来た。
そして、北朝鮮の核兵器の発射を未然に阻止した米国の特殊部隊の力もあってか、北朝鮮製核ミサイルによる日本の報復攻撃が開始された。
日本のトップ層による核ミサイル全弾発射は戦時中社会に大きな衝撃と恐怖を与えることとなった。
結果的に着弾二発、死者四百万人に留まったが、沿岸部は核により汚染され、中国の経済特区はもはや機能しなくなったと言って同然だった。
結果的に戦争は引き分けとなって終了したが、核兵器の使用により被害は甚大で、戦後世界はまたも米国とロシア二強の時代となってしまった。
しかし、日本が未だ民主化の道をたどっていないのは言うまでもない...
これは二〇五〇年、謀略と代理戦争入り乱れる暗黒の戦後社会で生きた、とある探偵さんのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:43:14
310763文字
会話率:39%
百年に及ぶ銀河戦争は、エルドラード消失事件によって幕を閉じた。
しかし、平和が訪れたわけではない。戦火の傷跡は銀河の各地に残り、覇権を求める陰謀が今も暗躍している。
銀河世紀026年――。
そんな時代を生きるのは、ひとりの青年――ケイ。
かつて名もなき惑星の戦場で孤独に育ち、超能力と研ぎ澄まされた戦闘技術を持つ彼は、賞金稼ぎ(バウンティハンター)として銀河の闇を渡り歩いていた。彼の相棒は、感情を持たぬはずの女性型アンドロイド 「アイ」。
ある夜、ケイは欲望と犯罪が渦巻く惑星 ルードゥス の歓楽街 ビネス で、謎の取引に介入し、「白い粉」 を手に入れる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:00:00
193549文字
会話率:34%
西暦2232年。地球人口は500億人を突破し、火星や月、宇宙コロニーへの移民が進むなか、地球政府と火星政府の関係は悪化の一途をたどっていた。かつて対等に結ばれたはずの条約は、自由貿易の名のもとに地球側の一方的な利益に傾き、資源に乏しい火星政
府は次第に追い詰められていく。
その緊張が頂点に達したある日、地球政府の要人の屋敷にテロリストが襲撃をかけた。そこで運命を狂わされたのが、幼き日のマーシャル、その妹ミレーユ、そして親友のアクスの三人だった。
アメリカ大陸にある屋敷でミレーユの5歳の誕生日を祝っていた最中、突如として屋敷に侵入した火星系テロリスト。混乱のなかでアクスは敵に捕らわれ、マーシャルとミレーユは辛くも逃げのびる――。
それから15年後。
人類は機獣型、量産型、そして専用機タイプといった三種の戦闘ロボットを駆使し、宇宙規模での戦争に突入していた。
エリート士官として地球軍に所属するマーシャル。
火星レジスタンスの若き闘士として生き延びたアクス。
そして医療技師として人道支援に従事するミレーユ。
かつて兄妹のように育った3人は、巨大な運命の渦に巻き込まれ、やがて戦場で再会する。しかしその胸には、失われた日々と深い哀しみ、そしてそれぞれの正義が交錯していた。
人と人が争い、ロボット同士が火花を散らす世界で人類は殺しあう。
果たして彼らは何のために戦い、何を守ろうとするのか。
壮大な宇宙戦争と、友情、家族、そして愛が交錯する。
心を揺さぶられる、もうひとつの未来の物語が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 14:06:40
32255文字
会話率:39%
世界観はガンダ◯とボトム◯を足して2で割った世界です。
恋愛もあります。ロボット苦手な方でも、読めます。多分・・・・
スーパーロボット◯戦が好きな方はオススメです。多分
戦闘用ロボットは3タイプいます。
①機獣タイプ
獣タイプ、鳥タイプ 動物や鳥のイメージのロボット
②アマードコア 人型タイプ、量産型ロボット、ジ◯とか ザ◯みたいなもの
③アマードマグナム人型タイプ、専用機ロボット、ガンダ◯とかジオン◯タイプ
地球政府と火星政府が対立の中、幼馴染だった3人が宇宙戦争に巻き込まれ
数奇な運命で再会する。SF小説 【哀しみのマグナム】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-25 15:27:10
82141文字
会話率:46%
聖女か魔女か。美しい少女は友と成長し、やがて国を守る最強の剣となる。
■50万PV感謝!■
憧れの騎士になるため、男爵家の娘ラーソルバールは王都にある騎士学校を受験する。
模擬戦闘試験で受験生が皆、現役騎士達に軽くあしらわれる中、幼い頃から
独学で剣を振ってきた彼女は騎士団長の一人と互角に戦い、周囲を驚かせた。
魔法が不得手でありながらも、なんとか試験に合格し騎士学校に通い始める。
そして運命の悪戯か、幼年学校時代からラーソルバールを宿敵として追いかけ続ける公爵令嬢エラゼルと再会。
学校の内外で色々な事件や国家単位の陰謀に巻き込まれながらラーソルバールは成長していく。
対立しつつ背を預ける、そんなエラゼルとの関係は……。
望まぬ戦いや、抗えない出来事に苦悩しながら、それでも少女は未来のために「騎士」になるため歩みを止めない。
やがて彼女は騎士となり、国の危機に立ち向かうことになる。
ちゃんとしたファンタジーの世界を少しだけハートフルに、ちょっとコメディっぽく、少しだけの涙を添えて。
ラーソルバールの人生(友情と恋と冒険と戦争)の物語です。
■
■騎士編に突入しました!!■
転移転生無し、主人公はチートキャラでもありません。
序盤の戦闘シーンは以下のあたり。
「第一章:(三)牙竜将」「第三章:(四)思い出と因縁(後編)」「第四章:(一)通り雨のあとで」
************
恋愛話は二部に入ってからです。気長に読んでいってください。
第一部 騎士学校/学生編
第二部 騎士学校/調査と出会い編
第三部 正騎士編
こちらに本作関連の小ネタもあります(外部リンク→カクヨム様)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894176653折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 13:22:14
1044121文字
会話率:40%
前世で世界を壊した魔王様に、光の魔女は恋をした。
その魔力と戦闘力を世に称えられ自身の意志と関係なく戦場に駆り出された光の魔女、華穂。
負けるはずのない戦いで命を落とした彼女は不思議な力で十年前の世界に舞い戻り、戦争を阻止するため学生時代
の魔王様と接触を図る。
魔女×異形の恋愛ファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 09:25:19
1012文字
会話率:15%
空軍のエースパイロットだったトニー・ハミルトン。
祖国で起きた戦争で大きな戦果を上げた彼は、戦争休戦後上官に軍を抜け、教師にならないかという打診を受ける。
第二の人生を踏み出そうとした彼は、世間知らずだった。
世間は反戦思想に染まり、生徒達
から人殺しと心無い言葉を受け、更に命がけで国を護った仲間を侮辱される。
それを許せなかった彼は、自分の生徒に手を上げ、投獄されてしまう。
彼を牢屋から連れ出したのは、再び始まった戦争だった。
憎悪、恐怖、理不尽、不条理。
そして彼は祖国の、敵国の、戦場の悪魔となり果てる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:24:38
13672文字
会話率:49%
長期探査航海を控えた第13調査大隊は緊急要請にて月研究所からの回収任務を行うが、そこにあったのは人間の脳髄を詰め込んだデバイスが繋がれた、非人道的な戦闘機だった—
近くて遠い未来、太陽系全域に生存圏を広げた人類は、おぞましい侵食性の宇宙生
物との戦いを繰り広げていた。
これは人類の敵の根絶を目指し、太陽系を巡る調査大隊の物語。
過去の戦争で片目を失ったユウと箱詰めのエース、シエロを中心とした第13調査大隊の人類の敵との戦いの記録。
太陽系の果てに、彼らが見たものとは…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 19:10:00
580193文字
会話率:56%