『魔界アクワ』神の加護も届かない闇の世界。
世界を統治、支配するは『魔王フレデリカ』。
彼女は底なし無尽蔵の魔力キャパシティの持主だった。
剣と素手での格闘。魔法戦闘において。右に出る者は存在しない。
彼女はその戦闘力で世界を手中にお
さめたのだ。
この世界を手にして二百年。
王の座はフレデリカのものであった。
ある日。
とある種族から貢ぎ物が送られてきた。
それは無生物である武具に与える事で、武具が成長するようになるという超貴重な魔導具。
武具というのは経年劣化や破損によって失う消耗品。
そんなものがレベルアップするというのは、フレデリカにとっては正直どうでもいいことだった。
だが、せっかくなので愛用の魔剣に魔導具を使用する事にした。
そこで誰もが予想出来なかった事態が起こる。
その魔剣は二百年以上もの長い時を、共に戦ってきた剣だった。
その間、取得した経験値が一気に解放されたのだ。
かくして二百年以上プールし続けた経験値を解放した魔剣は、あらゆる力を手に入れた。
その力はマスターである魔王にも匹敵するほどの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 05:18:48
54679文字
会話率:31%
親の顔を知らずに育ったアキヒサは、ブラックな会社に勤めるごく一般的な男だ。
それがある時気付くと、どでかいコンピューターの前にいて、ここは異世界で、自分は死んで転送機に魂が巻き込まれたのだと言われる。
そしてもうじきこの場にいれなくなるらし
く、取り合えず必要最低限のスキルを貰ってポイっと放り出された。
何故か、見知らぬ三歳児と一緒に。
しかもこの三歳児は育て方に気を付けないと将来という厨二病的戦闘狂というヤバいことになるらしいし、ヤバいヤツには襲われるし、異世界の初っ端からヤバいの連続だ。
けどこの幼児♂、激烈に無口無表情だけど、ずっと一緒にいると可愛く見えなくもない。
よぅし、こうなったらこの僕が健全な子どもに成長するように育児しようじゃないか!
けど、お願いだから僕にもちょっとは成長させてくれな? このままだと三歳児に寄生プレイしているみたいじゃないか?
これは異世界に転生したら激強三歳児を押し付けられた主人公が、育児に励みながらもその三歳児に寄生プレイしてしまう現状を嘆きつつ、世界をめぐる物語……かも?
※ハーレム・恋愛・イチャラブ要素の全くない、ヒロイン不在な物語です。
※これは「元社畜は異世界で生体兵器を育てるらしい。」の書き直し版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 15:56:30
328763文字
会話率:24%
ブラック企業を辞めた宇佐美安吾はキャンピングカー『エルドランダー』を買い、まったりスローライフを謳歌しようとしていた矢先、暴走トラックが子どもの集団に突っ込もうとする現場に出くわす。
安吾は子供たちを守るためエルドランダーとともに盾となり、
その一生を終えたかに見えた。
しかし、安吾はケガもなく異世界で目を覚ます。
モンスターを倒した経験値によって成長するようになった転生エルドランダーと共に。
最初は戸惑っていた安吾だが「キャンピングカーと現代物資を利用すれば快適な異世界生活を送れる!」と気持ちを切り替えて異世界を旅し始める。
もっとも、安吾が夢見ていたまったりスローライフは一人のお嬢様と出会ったために波乱だらけの冒険の旅に変わっていくのだった。
※カクヨムでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 08:21:45
131041文字
会話率:35%
中学三年生の情野美散は、幼い頃、体が小さくて、幼なじみの宍戸玲駆から大きく成長するよう期待されていた。人見知りでボッチの美散は、思春期になり、体よりも胸の成長を願うようになり、ある時皮肉にも身長が16メートルにもなる巨人女子症にかかってしま
った。巨人に恋は許されるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 20:00:00
83250文字
会話率:57%
そこは、常に死と隣り合わせの世界。
魔物と言う凶悪な生物が跋扈し、死が蔓延る。
そんな世界に、異世界から迷い込んだ二人組がいた。
彼等は、冒険者として、この世界で生き抜く事を選んだ。
そんな彼等の周りに集まるのは頭のネジが数本吹っ飛んでい
る人ばかり。しかし、既に彼等も同様に頭のネジを数本ばかり失くしていた。
そんなバカ二人組と、その仲間が織り成す異世界冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 16:36:15
78731文字
会話率:28%
顔は平凡、頭もよろしくない、恋に憧れる女子大生の祈がある日なぜか異世界に。すわ異世界トリップというやつかと思うも特別な力もなし、素敵な殿方がお迎えに来てくれる様子もなし。とりあえず森の中を彷徨い歩けば第一異世界人発見…って小さな子どもじゃ
ないですか!なんでこんなところに?というか様子がおかしいぞ…!?
周りの人に流されたり、出会いと別れを繰り返してみたりしながら主人公が成長するようでしなかったり。見切り発車です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 14:15:26
17474文字
会話率:43%
この世界は、南大陸と北大陸の二つに分かれている。
『南』が『ジーニアス』と呼ばれる精霊と心臓を交換する契約によって才能を授かり、豊かな生活を送っているのに対して、『ジーニアス』のいない『北』は血のにじむ努力により技術を磨くしかなかった。
そんな『南』に生まれた少女リナリア・シュガーロットは、その身に宿す『ジーニアス』を消し去る力によって居場所を失ってしまい、教会でひっそり暮らしていた。が、教会にやってきた指名手配犯、フレイティアという『ジーニアス』と人間のハーフの青年と契約することで彼女の力は沈静化する。しかし、その結果二人は10m以上離れられなくなってしまった。
その後、リナリアとフレイティアは『南』の治安維持組織である『ジーニアス・ホルダー』から研究対象としての意味を含んだスカウトを受け、新たな生活が始まった。
『南』の大都市レイアクールにあるジーニアス・ホルダーの支部へ候補生として配属された二人は同期生三人とチームを組む。
しかし、彼らを待ち受けていたのは過酷な試練だった。ある日の夜、レイアクール支部の医師であるマルセルが、『北』からの刺客を引き連れて、候補生たちの心臓に宿るジーニアスを奪いに来たのだ。しかも、彼が引き起こした大規模火災によりほとんどの人員が出払っていたため、支部は隙だらけ。よって候補生のほとんどが心臓を抜き取られて殺されてしまう。
死闘の末、マルセルを含めた『北』の刺客は撃退されたが、彼だけがリナリアの謎の力の正体を知っていた。
リナリアの両親は『北』の人間だったのだ。そして、『南』の精霊の研究をしていた彼女の両親は、遺伝子操作によってまだ胎児だったリナリアの身体を、『彼女を見たものは自らジーニアスを消すと思い込む』姿形に成長するよう設計していたのだ。しかし、『神秘』はそんな科学的な事象だけで説明できるものではない。
マルセルは死に際、フレイティアに「南にいるリナリアの母に会いに行け」とだけ教える。
全てが終わった後、フレイティアとリナリアの二人はマルセルの言葉に従い、再び歩み出すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-07 05:31:15
154971文字
会話率:44%
世界には人間が住む人間界と、龍神と龍が住む龍界と、魔神と悪魔が住む魔界がある。人間だけはこの事実を知らない。龍界の皇子シャウトと皇女ハスナは人間界に行き、龍神として成長するようにと言われ人間界に行き、さまざまな出来事にあい日々成長していく。
皇子皇女にぶつかる困難とは!?戦いの中で学ぶものは!?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2007-03-20 01:41:28
15777文字
会話率:52%