男爵令嬢シャルロッテは4つ上のトンプソン侯爵家の嫡男メイナードの婚約者だ。甘いマスクの彼にシャルロッテは胸をときめかせた。しかし嫁いだその日、彼は言った。
「ごめんね?君のことを愛することはないんだ。だって、僕にはすでに愛しい人がいるからさ
」
メイドのマデリンが見せつけるようにまだ平らな下腹を撫でた。
どうやらこの結婚は平民であるマデリンが産んだ赤子をシャルロッテが産んだことにするための結婚だったようだ。
メイナードはいつまでも少女のように凹凸の少ない体の厚化粧のシャルロッテを冷遇した。
21年、シャルロッテはよく耐えた。
もう良くないか?離婚してやりたいことをやろう。
そんなシャルロッテにはある秘密があって……というお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 09:23:48
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