大学二年生の本郷颯大(ほんごうそうた)は、最近少し疎遠になっていた一歳年下の幼馴染の沢渡未来(さわたりみく)から、“大切な話があります”と呼び出された。
彼女の言う“大切な話”が、自分への告白だと確信した颯大は、興奮と期待を抱きながら、以前
よりもぐっと大人びた未来と再会する。
そして、昼食を摂る為に入った牛丼屋で、早々に未来から“大切な話”の内容を打ち明けられるが……それは、彼の予想したものとは全く違っていた。
「そうちゃん、私ね……彼氏が出来たの」
思いもよらなかった未来の言葉に、颯大は大いに愕然とし、激しく狼狽しながら、ひとつの決断を下すのだった。
果たして、彼の下した決断とは……?
自分から離れてしまった幼馴染の心を取り戻す為、奮闘する幼馴染“たち”が繰り広げるドタバタ恋愛譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 20:13:49
732470文字
会話率:51%
「なるほど〝ガチ〟ファンタジーか……」
着の身着のまま、極寒の大地。
何も分からないまま、冬のアラスカ……シベリア? じみた北の秘境でひとり彷徨。
地球の常識は、いったいどこまで通じるのか。
黒い肌と長い耳。
鉤爪に八つ裂かれた馬
の胴。
川底の貝は魔物か、それとも食用か。
……思い当たる原作題はない。
……親切なガイド役も傍にはいない。
……言葉の壁も高く、未知の動植物に異界の常識。まったく困った。
だから、
「──対戦よろしくお願いします」
使える武器を増やす。
俺は一歩ずつ、歩き出した。
それが、永きに航る旅と冒険の始まりだった。
※カクヨム、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 20:00:00
909943文字
会話率:26%
昭和30年代前半。
上総のどこかの里山に茅葺屋根の古民家で暮らす娘さんがおりました。
田の神山の神である姫神様のお世話をしながら、狐の少年とともに昔ながらの道具を使ってのんびりと、ときには年中行事で季節を彩りながら穏やかな毎日を過ごしていま
す。
でも最近は毎晩村の青年医師が訪ねてきて、何やら変化がある様子。
はたして二人の恋の行方は?
ノスタルジック恋愛ファンタジーをどうぞお楽しみください!
――以下が好きな人におすすめです――
昭和、レトロ、郷愁、ノスタルジック、恋愛、人外、古民家、古道具、民具、民俗学、文化、風習、習俗、風俗、年中行事、信仰、儀式、儀礼、歳時記、村、里、山、田舎、料理
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 17:34:13
293141文字
会話率:39%
とある世界の、とある時代。
世界は、とある出来事により荒廃し始めた。
それにより人々の中には突然変異が起きて超常能力に目覚める者が現れた。人々はその異能力を災術(さいじゅつ)と呼び、異能力者を災術者と呼んだ。また、災獣(さいじゅう)と呼ばれ
る異形のモンスター達も世界に出現するようになる。
これは、滅亡へ向けて荒廃していく中で、人々を守り闘う少年と、世界の滅亡を回避する可能性を秘めた少女の闘いと冒険と恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 03:20:59
195159文字
会話率:43%
「今はこの名前のない関係を、もう少しだけ……」
飲み会の帰りの勢いで女子高生、凛を拾ってしまったアラサー、新田。
初めはギクシャクしていた二人の生活はだんだん心地よいものになっていく、しかしその関係性は決して認められるものではなく、新田の
後輩、同僚を巻きこんでいくことになる。
不器用な人々が送る大人と子供の青春群像恋愛譚、お好きでしたらぜひどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 23:08:07
11282文字
会話率:65%
恋した王子と結ばれる為、策略と陰謀、そして虐殺を繰り返してきた悪女がいた。
しかし彼女の望みは叶わなかった。
彼女は愛した王子その人の手によって、悪事の報いを受け、結婚式の場で殺されたのだった。
生前の報いとして死後の激しい責め苦を経た後
に、彼女が転生したのは、とある乙女ゲーの世界だった。
『ソル=フランシア恋愛譚 -貴方に想いをときめかせて-』とかいうくっそ恥ずかしいタイトルの。
しかも、その主人公ソル=フランシアとしてである。
「え? 何でそうなりますの?」
困惑するソルに、ナビキャラだと自己紹介した少年は伝える。
「ソル様には愛を知って貰い、それを以て魂を浄化します」
果たして、残酷な悪役令嬢は、今度こそ意中の相手を攻略出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 11:26:13
430876文字
会話率:50%
女嫌いの主人公、氏王右京(しおううきょう)が、1人の女子の告白からだんだんと絆されていく話です。
最終更新:2024-09-29 20:50:41
118601文字
会話率:52%
神楽紅玉(しがらき こうぎょく)は17歳の高校2年生。由緒ある神楽家の一人娘のお嬢様。
名門・鳳条(ほうじょう)家の御曹司、次男・桃里(とうり)は毎年年末になると神楽家を訪れ、紅玉と心を通い合わせていた。
その年の元旦、紅玉は桃里から婚約を
申し込まれる。彼が神楽家の婿養子になると言う。政略結婚のための婚約だが紅玉と桃里は互いに惹かれ合っていた。
そして2人には遥か古代からのめぐり合いの秘密があった。
紅玉のため、夢と神話の謎を探る桃里。鍵を握るのは神楽神社……⁉
薄命の姫を救うための方法とは……⁉
桃里の紅玉へ捧げる純愛に奇跡は起こるのか。
現代と不思議な世界が絡み合う和風恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-27 23:46:02
59848文字
会話率:21%
高校生のわたしは社会科見学で鎌倉を訪ねる。
英勝寺の竹林で写真を撮っていたわたしは気がつくと、江戸時代初期にタイムスリップしてしまった。
そんなわたしが、あの!水戸黄門と出会い、妻にされてしまう。
鬼畜俺様な次期水戸藩主光國改めみっくんが立
派な藩主になるように、妻としてきっちり躾ます。
そんな歴史改変恋愛譚です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 21:19:29
20394文字
会話率:29%
誰もが魔法を使える大陸にあるトーホー王国の公爵家にサリエルという娘が生まれた。サリエルは年端もいかぬ頃から勉学に励み優秀で自慢の公爵令嬢に育っていったが、弟が生まれた頃突然反抗期になりメイドや執事、家庭教師の手に終えない問題児になってしまう
。ある日もなぜなぜと質問をしては周囲を困らせるサリエルに怒った父親が部屋に閉じ込めてしまうが、まだ習ってもいない闇魔法を使い家出したサリエルは娼婦の息子で孤児のガブリエルとたまたま出会う。ガブリエルはサリエルの専用従者として公爵家に雇用され、問題児のサリエルのお世話係をすることに。数年後、王子の婚約者候補となったサリエルだが、王宮で王子と喧嘩をしてしまい隣国に留学させられてしまう。親元を離れたことを良いことに、冒険者ギルドで冒険者登録をしてサリエルはガブリエルと共に週末冒険者として冒険をしながらガブリエルとの愛を深めていく。公爵令嬢サリエルと従者ガブリエルの身分差恋愛譚。 アルファポリスにも時差投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 18:20:00
101725文字
会話率:38%
地球には、特殊な役職を持った影の実力者がいる。
その中の一人が、剣聖と呼ばれる一人の少女。
不遇な幼少期を過ごし、人間不信となった剣聖。
孤高の戦士としてあらゆる物を討ち果たしてきた少女だったが、ひょんなことから魔界に飛ばされる。
そこ
で共に旅をしたのが、千也と呼ばれる一人の少年。
弱いからと始めは嫌いだった少年の勇気に触れ、少女も次第にその心に惹かれていく。
無事に地球に帰ってこれた二人だったが、千也には『勇者』と呼ばれる恋人がいた。
勇者は剣聖の大親友でもあり、そんな彼女から千也を奪う訳にはいかない。
だけど、諦めきれないこの気持ち。
これは、二つの相反する気持ちに悩まされる少女を描いた恋愛譚である。
【一話完結】【カクヨム様でも連載】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 19:00:00
4463文字
会話率:27%
魔法のある異世界ならではの、不可思議な恋愛譚を紡いでいきます。
ハッピーエンドばかりにはならないかと思いますが、共感してくださる方がいれば幸いです。
章ごとに独立した短編を掲載していく予定です。
現在、原稿として完成しているのは、一章「不
死身の騎士と死霊術師」のみです。
こちらは前・中・後編の3本立てで、9/16〜18の夕方に続けて投稿します。
その他にもいくつか物語の構想はありますが、掲載は今のところ未定です。
従って、一章の投稿後、一旦、完結といたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 18:00:00
9886文字
会話率:26%
オリュポスの貴族アプロは捕虜となっていたセスに惚れ、わがものにしようとする。しかし過去を覚えていないセスは独自の規範を持っており、アプロの誘いには乗らない。
おりしもオリュポスとは価値観の異なる東方世界が侵略してきた。
アプロとセスの関係は
どうなるのか。
オリュポスはどうなるのか。
異世界恋愛譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 06:23:36
68367文字
会話率:41%
有名進学校の入学初日、俺(神蔵凜人)は落とし物を拾った。どこか見覚えのあるデザイン……これはもしや!!俺が推しているアニメアイドルグループメンバーをモチーフにしたもの?!
それを落としたのは、なんと校内でも噂される才色兼備なクール系ギャルの
雫石彩菜さん?!見た目はクール……、でも、好きな事を話す時の彼女はお茶目すぎる!こんな表情、俺だけのものにしたい!デレた表情を独占したい!——高まる鼓動、これがいわゆる恋なのか?!
学級委員として様々なイベントを行ううちに仲を深めたある日、友人として俺は自宅に招かれた——。訪れた雫石さんの家に居たのは……まさかの俺が最推ししている声優の姿?!
推し≠恋。推しに対する感情と恋愛の感情は別物、そう伝えたくても上手く伝えられずにすれ違う2人——。
これは、一歩を踏み出したくてもなかなか踏み出せない陰キャオタクな主人公と、推しよりも興味を持って欲しいと思いながらも、推し=恋と勘違いしてしまう才色兼備なクール系ツンデレギャルが織りなす恋愛譚♡です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 00:10:00
69544文字
会話率:56%
呪屋サバトは思う。純愛とはただただ憧れる相手の幸せを願うことだと。そんなサバトはある日初恋相手ラナに偶然再会する。彼女とは同じ孤児院で育ったが、ラナはある日別れも告げずどこかへ引き取られていった。そんなラナが今幸せか気になり、陰ながら彼女の
事を調べる。ラナは今は城主の元まじない士として重宝され、彼女のことを好く誠実でいて身分の良い者もいることが分かる。それに安堵するサバトだか、ラナの秘められた闇に気づき触れてしまう。そしてなぜ彼女が城主に重宝されていたのかの裏の理由も知る。彼女には純粋に幸せになって欲しい。だから彼女の闇は、彼女の幸せを汚すものはすべて取り除く。たとえ自分が彼女から嫌われようと。彼女の幸せを願って。呪屋サバトの純愛は牙を剥く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 14:39:54
10539文字
会話率:61%
織田信長に家を滅ぼされた少女、炭姫は南蛮商人に奴隷として売られ、瀕死の状態でオランダ領ピゴナ島へと運ばれた。
そこで九死に一生を得た炭姫は、かつて自家が滅ぼした雪津家の嫡男冬次郎を見て、一目惚れしてしまうのだが……
香辛料貿易の国際都市
でヤバい橋を渡って、ヤバくたくましく生きる炭姫は果たして冬次郎と結ばれるのかーーというより、本人は結ばれた気でいる。
ちゃっかりしていて、妄想強めの少女の冒険恋愛物語、はじまりはじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 07:20:00
51711文字
会話率:46%
とある事情を抱え、領地で人混みを避けるようにして暮らしてきた男爵令嬢モードウェン。しかし成人年齢である十七歳を迎えた貴族として、王宮ウィア・サイキに上がって国王陛下に拝謁しなければならない。従わねば叛意ありと見做されかねないため、しぶしぶ王
宮行きを決意し、拝謁をやり過ごしてとっとと帰りたいと願うモードウェンだが、彼女の「事情」を第二王子カイウスに知られてしまい……
日陰を好む霊感令嬢×無駄にきらきらした腹黒王子の、ミステリー風味の王宮恋愛譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 00:00:00
128987文字
会話率:44%
侯爵令嬢ミスティカは、今まさに王太子殿下に自ら婚約破棄を突きつけていた。
「だって貴方、退屈なんですもの」
ミスティカが殿下を庇い体に怪我を負った過去の事件から、どれだけ悪様に言われても、自分との婚約を解消しない誠実なカーシィ王太
子殿下。
王太子殿下と両片想いだった心優しい親友、スウィとの間に割り込んでしまった自分に、ミスティカは耐えられなかった。
どうしようもない状況に業を煮やした末の、捨て身の作戦。
皆の前で王太子殿下に対して最悪の不敬を働き、婚約を破棄させようとした……正にその瞬間。
「ニンニン。どうも、ミスチカ・サン」
「……どうも」
珍妙な言葉と共に現れたのは、東方の伝説に登場するニンジャ!?
「それがし、そなたの悪辣さ、堂々とした立ち振る舞いに心を奪われたでござる! そのお命、是非お預かりしたく!」
「は?」
そうしてミスティカは、ニンジャに誘拐された。
夜会の場は騒然とし、その後王太子殿下主導の下、必死の捜索が開始される。
逆に誘拐されたミスティカは乱暴を働かれるでもなく、ニンジャと並んで縁側で緑茶を飲むことに。
自ら破滅し婚約破棄する筈だったのに、何故こんなことになっているのだろう。
たった一人のニンジャが、悲劇の悪役令嬢を最悪の結末から救い出す異世界恋愛譚、開幕。
ハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 12:42:22
56000文字
会話率:40%
ゆるゆるほわほわ残念魔王×恋愛偏差値マイナスの元気系残念勇者の恋愛譚!
2018年の9月くらいに別サイトで投稿したものです。読み返して文章力の低さに震えたのでちょいちょい修正を入れて再投稿することにいたしました。
なお、現在は元々公開して
いたサイトでの公開を取り止めています。
(完結まで毎日投稿されます。)
▼作者Twitter
https://mobile.twitter.com/minagawww折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 18:10:00
16129文字
会話率:38%
退屈な毎日を寝て過ごすミステリ好き中学生男子、松原玲。
クラスで埋没している地味系中学生女子、羽佐間灰音。
学校の委員会活動で知り合った二人だったが、ふとした偶然で玲は自分が秘密にしていたことを灰音に知られてしまう。
どうか言い触らさないで
くれと頼む玲に、灰音はこんな「取引」を持ちかけた。
「私、松原君の彼女になりたいの。そうしてくれたら松原君の隠したいことは一生守るから。これが、私の出す条件」
何故、彼女は突然こんなことを言い出したのか?
真の目的は何なのか?
取引に応じた玲はやがて幾つもの「日常の謎」に出会い、同時に羽佐間灰音という少女の抱える秘密について解き明かしていくが……。
これはとある少年の恋愛譚。
そして、とある探偵の失敗譚。
所詮ゼロはゼロでしかない────探偵と言えど、知らないことは分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 20:01:30
324417文字
会話率:26%
転職して三年目。恋が破れる直前に、まさかの最後の恋が既に始まっていた!田中雪乃(たなかゆきの)三十四歳、難儀な性格と気の強さなら誰にも負けません!?壁ドン男にスパダリに、限界OLな彼女が最後に選ぶのは一体誰?不器用な大人達のちょっとおかしな
恋愛譚です。女主人公ですが、男性にも女性にも読んで貰いたいと思って書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 00:00:00
63271文字
会話率:44%