バーラード王太子から婚約破棄を宣告されただけではなく、様々な罪を着せられそうになったロムアリア・アレクサルド公爵令嬢は果敢に反論するが、証人として召喚されたのは「鋼鉄令嬢」の異名を持つソールディ子爵令嬢だった。
彼女は言う。
「わたくし、ソ
ールディ・アントラストはロムアリア・アレクサルド公爵令嬢が盗んだ宝石を受け取る瞬間を、目撃しました」
「……という虚偽の発言をするよう、強制されました」
鋼鉄令嬢は冤罪をかけた宰相の長男、キース・シュラウディスを嘲るように笑い出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 18:00:24
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会話率:35%