「ユリアナ・フリューゲル!これまでのリリスに対する悪行は聞くに堪えないものであったが、その中でもリリス誘拐を主導した罪は許されるものではない。罪人であるお前は未来の王太子妃には相応しくない!婚約は破棄させてもらおう。」
学園の卒業パーティ
ーで、私はいわれのない罪に問われ王城の地下牢へと連れて行かれた。
私が正妃として公務をこなすことでヘンリー王子を支え、リリス様がご側室として御心を支えるという話でお互いに納得していたはずだったのに。
ヘンリー王子とリリス様が牢を訪れ笑いながら格子の中に何枚かの紙を投げ入れて行った。
「お前の重ねた罪の一覧だよ。」
「ユリアナ様、元・王・太・子・妃・候・補・の最後のお仕事お願いしますね!悪役令嬢お疲れ様でしたぁ。」
その2日後、私は処刑されたのだった。
次に目を覚ますと学園入学前に時が戻っていた。私は彼らに復讐を誓ったが、家族には迷惑をかけたくない。でも、お望みの〈悪役令嬢〉にはなりましょう!
ユリアナの復讐が始まったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 16:34:55
7573文字
会話率:37%
ここ、なろうで膨大な投稿数を誇る「悪役令嬢もの」のストーリー。様々な名前を持ち、様々に展開するそのお話、実はひとりの悪役令嬢役の少女がこなしているとしたら? 小説と小説のあいだに休憩していたら? そんなアイデアがふと降りてきました。1000
字未満のちょっと不思議な悪役令嬢ものをどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-21 05:20:19
799文字
会話率:59%