これは恋とは呼べないけれど
きっと俺は恋だと思う。(作者談)
淡くてもいい。甘くなくてもいい。
バレンタインチョコの貰い方に
ポリシーのある男子くんと
一見では恋愛観薄めに見える
クール系不思議ちゃんな幼馴染のお話です。
男子くん
の一人称で物語を紡いでます。
言葉にせずともきっと伝わる心の動き。
そんなワンシーンを短編に込めてみました。
さっくりぽっくりと読んでいってね!
面白い! なんか好き! と思えたら
ブクマやら評価やら感想やら!
ご気軽に送ってくださると幸いです。
アナタに甘酸っぱい春の訪れがあらんことを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 11:17:07
9652文字
会話率:8%
はぁ~何が客先から注文があった薬草を間違えて発注してただよ。
しかも週明け納品なのに今から頼んでも再来週納品になるだとふざけんな。
くそぉっしかも俺に尻拭いをさせやがって。
なぁにが「君、戸夜嶋区に住んでるんだって?
今日はこのまま上が
っていいから
明日の朝一で戸夜嶋迷宮に潜って薬草を採ってきてよ!!」だと、本気殴りてぇ。
大体、迷宮なんて一度も入ったことなんて無いってのに。
他の人はそんなに気軽に迷宮に潜るもんなのか?
俺が生まれた年に迷宮が出来たって親に聞いた事があるから
ちょうど30年になるはずなんだけど
俺・・まったく興味が無かったから全然知らないんだよな。
たしか大学の時にサークルがあったのは覚えているんだけど。
まぁ、帰ったら戸夜嶋迷宮で検索して今日中に終わらせよう。
さっさと終わらせて久しぶりの日曜日なんだしゆっくりと休みたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 10:00:00
99431文字
会話率:27%