「お前との婚約を破棄するとここに宣言する!」
婚約破棄を突きつけられた令嬢は、
「まあまあまあ! 真実の愛ですのね!」
と、目を輝かせた。
戸惑う王太子だったが、恋人もまた、
「あなたは王太子だったのに、あたしを選んでくれるな
んて……!」
と、涙を浮かべた。
王太子、だった、のに? まるで過去の話のようではないか。
これは王太子が真実の愛を勝ち取り、令嬢が夢を叶えるお話。たぶん。
*
まあまあ勢いで書きました。視点は前半王太子、後半婚約者。
ジャンルの恋愛要素は…王太子の真実の愛…?
他サイトにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 12:32:48
7040文字
会話率:45%
【第1部 オーク令嬢編】 第1章〜第3章 完
【第2部 パーティ結成編】第4章〜第6章 完
【第3部 黒死蝶病編 】 第7章 完
【第4部 英霊の宴編 】 第8章〜 無事完結しました!
魔力なし金なし彼女なし。なしなし尽くし
のしがないおっさん冒険者だった俺が、ある日の依頼で″オーク令嬢″の悪名で知られる悪役令嬢ラティリアーナを庇って石と化してしまう。
だけど、死んだと思った俺が目覚めた時、俺の体は″オーク令嬢″になっていた! しかもなぜか口調は悪役令嬢のまま。うっそ!? どうすんのよこれ!?
とはいえ悪いことばかりじゃない。念願の″魔力″を手に入れた俺は、魔法具によって前代未聞の能力を手に入れる。その力── 【 メタモルフォーゼ 】を使い、俺はついに貴族令嬢としての第一歩を踏み出していく。
突如現れた、婚約者アーダベルトとの邂逅。
前世の記憶を持つ少女リリスとの出会い。
だけどラティリアーナはそんなもの御構い無しに、あらゆるフラグをへし折っていく。
婚約者? なにそれおいしいの?
そもそも男とか興味ないしー!
定められた運命? そんなもの関係ないっ!
これは、のちに『紫水晶の乙女』と呼ばれることになる″俺(ラティリアーナ)″が、あらゆる運命(シナリオ)を無視してぶっ壊しまくった挙句、新しい道を勝手に切り開いて行く物語──になるかもしれません?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-23 16:19:01
551508文字
会話率:40%