三食昼寝つきを夢見る、魔術士……の、低レベル。
それが、私です。祖父から譲り受けた遺物の杖を持ち、魔術屋を営業しておりますが、常連さんのひとりは厳しい顔で恋愛グッズを、新たな常連さんは言われるがままにお買い求めいただき、なんとか生存報告がで
きる模様です。腐れ縁はどこまでも続きますし、一部呪われかけておりますが、まあ、なんとかやっていけることでしょう。「なんせ私、初級レベルの魔術士ですから!」あんまり、巻き込まれたくはないので、逃走癖だけは身につきました。
……そんな、主人公の、シュールな淡々とした恋愛巻き込まれ系な日々。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-16 23:52:31
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会話率:13%