土方歳三は、幕末の京都で結成された『新選組』で、鬼の副長と恐れられた男だ。
若かりし頃の土方は、実家秘伝の『石田散薬』の行商の合間に、剣術の腕を磨いていたのだが、そこで神道無念流の芹沢鴨と出会う。芹沢と試合をした土方は、徹底的に打ちの
めされた。
それを機に土方は、天然理心流の試衛館に入門したのだが、
その後、土方は、試衛館の仲間と共に、将軍・徳川家茂の上洛警護のための『浪士組』に参加して、京都へ赴く。
風雲急を告げる幕末を、散るが如く駆け抜けた土方歳三と群像たちの血風録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 19:07:52
10583文字
会話率:36%
小さい頃から古武術『乙葉神刀念流』を身につけさせられた少年
何故だか異世界に転移してしまい
迷いながらも色々な経験をし、決断しながら
それでも乙葉の血と共に修羅の道を進んで行く物語
※趣味で書き始めました、投稿は不定期になると思
いますが、ヨロシクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 02:17:15
88442文字
会話率:49%
(この作品は、小説家になろう様とアルファポリス様とエプリスタ様とツギクル様にて、同時掲載中です)
「紀文」青春伝 (後編)
江戸時代の豪商(紀文)、若き頃の物語である。
貞享三年九月から嵐が続き時化て大荒れ、蜜柑を江戸
に送れず蜜柑方役人問屋は頭を抱る。
紀文が立ち上がる。命を賭けて蜜柑を八万籠積み下津から江戸へと、嵐に揉まれながらも遠乗り航海で成功する。簡単になし得た事ではなかったのだ、世にifたらはない結果あるのみだ。
江戸で蜜柑売り、暴落した魚を買いこんだ。
奈良屋茂左衛門とやくざに襲われるも撃退するが、次に茂左衛門の差しがねで、文左衛門は馬庭念流の使い手と試合をする羽目になる。
帰り海賊に襲われる花火横打ちにし撃破、賊は大砲を積んだ、紀州藩軍船と勘違いし撤退。
摂津では魚売り大儲け。忍者盗賊団の襲撃受けるが撃退する。その時に超能力を開眼する。
紀ノ国屋文左衛門、無事紀州和歌浦に帰る、この時十七歳で、約二十七万両を手にした。
投機的商人と呼ばれる、きっかけと成ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-05 23:24:49
50229文字
会話率:47%
貧乏旗本の3男小次郎の異世界冒険のお話。平和な時代が続き剣術より算術がもてはやされる様になった時代、旗本の3男坊小次郎は算術も世渡りも下手くそであった。彼に出来るのは剣術のみ、実家では厄介叔父と呼ばれ三杯目のおかわりでは兄者夫婦から嫌味を
言われる毎日を送っていた。
そんなある日小次郎は師匠から貰った剛剣十六夜の力で異世界へと転移してしまう。剣術しか取り柄がない為に肩身が狭かった小次郎、しかし異世界は剣と魔法の世界!小次郎が最も得意とする世界だった。幾ら食べても文句を言われない世界は素晴らしい!小次郎は月影無念流の奥義を引っさげ異世界で腹一杯飯を食う為に頑張るのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 20:35:42
49446文字
会話率:63%
足利将軍に仕える中条兵庫頭(ちゅうじょうひょうごのかみ)は、ある時、念阿弥慈恩(ねんなみじおん)という奇妙な兵法者との立ち合いを命じられた。月の明るい夜、相対した慈恩の剣は、太刀筋に魔風を孕んだ天狗の剣法であった。兵庫はそれを怖れつつ、なお
愉しみながら剣を交わす。ついに両者の奥義が交錯し、立ち合いは終わる。兵庫は慈恩の技量を認めたが、その剣法の恐ろしさを鞍馬山から吹いてくる魔風とともに感じていた。剣法中条流と念流の交流の由来譚。
以下のサイトでも公開しています。
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1032972折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-29 23:52:16
4089文字
会話率:9%