ディレイド王国の公爵令嬢マルティは、婚約を結んでいた王太子や敵対貴族達の手により、家もろとも破滅させられた。マルティは全てを失いながらも、自分を破滅に追いやった者達への報復を誓う。そんな彼女を助けてくれたのは、ディレイド王国の第二王子・ライ
アだった。彼の協力の元、マルティはとうとう念願の報復にのぞむも……
三人称視点の練習をしたくてまとめてみた話。救いはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 16:14:01
3319文字
会話率:20%
「カティアナさまは『あくやくれいじょう』になるのね」
第一王子との婚約の一か月後にそう言われたカティアナは、自分が将来、真実の愛の前に婚約を破棄される悪役令嬢であると思い込み、ひたすらその日の為に心づもりをしていた。
そして、自分には冷
たい婚約者が他の少女に微笑みを向けているのを見た時に、思う。
とうとう、その時が来てしまったんだわ、と。
できれば嫌われずに無難に婚約破棄されたいカティアナだったが、何もしないことを選択した彼女を周りは放っておいてはくれなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 11:26:15
19332文字
会話率:35%
ドラゴンになった私は無敵だ。並み居る魔王軍も、その奥に居る魔王すらも敵じゃない。そして、アンタの狙ってる事はお見通し。悪役令嬢からドラゴンに変わっても、私は一筋縄ではいかないわよ。さあかかってきなさい!という感じの強めの心づもりの人の話です
。短編「悪役令嬢がバグを雪だるま式に発見してきます」の続きです。「幼馴染のゲーム」シリーズでまとめてますので、是非併せてご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 06:00:00
1650文字
会話率:46%
私はこれはゲームの世界だと知っている。婚約破棄だろうが断罪だろうが隣国の王子だろうが知った事か。バグばかりのこんなゲームじゃ、私の心は捉えられない。私は私の運命を私の力でつかみ取る。だから、貴方も、外面の悪役令嬢じゃなくて、中の私をちゃんと
見てよね。という結構強めの心づもりの人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 17:00:00
996文字
会話率:67%
時を戻せるものならば、十年前のあのホームパーティーの日に戻りたい。いや、色々と心づもりも必要だから、それより少し前の方がいいかしら。
イオーリア王国第一王女のメラニーはあの当時大変な勘違いをしていた。彼女はそんな自分に忠告というか、真実を突
き付けてやりたい。
彼女の婚約者は神殿に描かれている美の女神のように美しい顔(かんばせ)の持ち主。
しかも美しいだけではなく、天才と名高い兄の王太子に匹敵するほど優秀で、武術も優れている完璧な男だ。その上性格もいいし真面目だ。
平凡顔の王女は彼といると、酷くコンプレックスを刺激されるのだった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 12:53:50
7728文字
会話率:23%
「当てもない『旅路』の終局、青年が辿り着いたのは、思い出の風景だった」
初めまして、圭(けい)と申します。今日このサイトを始めた、正に「ど」が付くほどの初心者です。故に、ちゃんちゃら可笑しいホンワカパッパな作品ばかりあげているのです
が。「じゃあ、そこまで言うなら見てあげようかな」位の心づもりで見ていただけると嬉しいです。
さて、この「{ショートショートを一杯}」は、「出勤や登校の際に気軽に読めるショートショートシリーズ」というテーマで作り上げられたものです。(まぁ、シリーズといってもこれが一作目なんですけどね・・・。)週に一話、ランダムな曜日で(主に金・土・日)で登校する予定です。出勤の際に電車の中で読むほどの軽い気持ちで読んでいただけると幸いです。
自己紹介が長くなってしまいすみません。それでは「{ショートショートを一杯}『旅路』」。どうぞお楽しみ下さい。
狸って可愛いですよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 23:26:34
1738文字
会話率:0%
クィリル・ハートネットという若い女性がおりました。愛妻を失った悲しみで酒乱となった父を養うため、擦り減るほど働き詰めになった末に心を病みました。リン・メイスフィールドという青年がおりました。このうす茶色の瞳の背高な青年はクィリルの幼なじみで
した。リンはなんとかクィリルを慰め元気づけたい心づもりで毎日彼女のもとへ通っていましたが、クィリルはその親切にも億劫な気持ちを捨てきれずにいました。でもある日、リンが「カフェ・ソスペーゾ」という言葉をクィリルに教えてきて。一筋差し込む、ほの明るい光。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-13 20:53:14
3216文字
会話率:41%
病気がちなあの娘 あらすじ(注意:ネタバレあり)
雪緒は母に反対されながらも新米劇団員という道を歩んでいる。それを応援してくれている親友の朔良は、幼い頃から重い病と闘っている。心配事の度に雪緒は朔良を訪ね、言葉から勇気をもらう繰り返しだ
ったが、そんな中、朔良の妊娠を知らされる。母子ともに助かる方法はなく、子を産むか朔良の死かの二択、しかもそれが自分の招いたコンパに起因すると知った雪緒は行いに苦悩する。
朔良とその家族は、朔良の死を覚悟し、子どもを迎える心づもりをしていたが、雪緒はそれにひとり異を唱え、朔良を失うことを拒否し続ける。雪緒の想いは届かぬまま、結局、雪緒は朔良の子が生まれた日に、全てから目を背け、東京へ逃げてしまう。
数年後、声優となった雪緒は不意に訪れた休みを利用して帰郷する。朔良の家の前にある想い出の桜が咲く公園で、雪緒は幼子と遊ぶ朔良の母と出会う。その娘は朔良の娘で、雪緒は抱きしめた瞬間、朔良の自分へと伝えたかった想いを受け取り、数年たってはじめて、朔良の死に涙し、朔良と同じ様に、この娘を愛そうと決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-02 21:49:41
89376文字
会話率:35%
どんな苦境にも負けるものかと言う気持ち。
最終更新:2011-07-24 20:47:39
254文字
会話率:0%