グレースは侯爵家の一人娘で政略結婚で隣国の王子が婿に来る予定だった。しかし、隣国の王太子が事故で亡くなったことにより、雲行きが怪しくなってきた。婿に来る予定だった王子も王位争奪戦に乗り出し、その結果、グレースにまで被害が及ぶことになってしま
う。追加の護衛を求めて、信頼に足る相手としてやってきた騎士はなんだか軽薄だった。少々の不安を覚えつつ側に置くが、この騎士、意外な特技があったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 07:30:00
25720文字
会話率:39%
父が再婚するとアリスの屋敷内での立場はがくんと落ちた。継母と義姉が家の中で力を持つようになったからだ。
窮屈になったアリスは、唯一の楽しみと称して、よく墓地に出かけるようになった。
しかしアリスが出かけようとすると、必ずメイドが止めにくる。
「もういい加減におやめください! ティートニア家のお嬢様が、ストーキングが趣味だなんて!」
「大丈夫よ。私がストーカーなんて真似、すると思う?」
アリスが出かける先には、たびたび美形の男──今をときめく公爵様が復讐を誓いにやってくる。
アリスはその復讐を応援し、見守ることに喜びを感じていたが……。
ごくごく微量のざまあ有り?
家族に蔑ろにされているアリスが公爵カルロスと幸せになる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 10:14:49
10994文字
会話率:30%
ラブコメから悲恋まで
「それでは、双方合意のもとでの婚約の解消でよろしいですね」で始まる短編集です
最終更新:2022-01-29 18:42:45
87052文字
会話率:31%
気弱で人見知りな公爵家令嬢のミリアは、皇太子の婚約者だった。
しかしある日謂われもない罪を理由に処刑され、もう終わったかと思いきや十年前に戻っていた!
もう悔やむだけ悔やんだ、泣けるだけ泣いた。
もう、次は後悔しない!!!
そう胸に決意
し、我慢する事を止めた令嬢に待ち受けていたのは、なぜか姉御と呼ばれる人生?!
「「姉御!おはようございます!!」」
「姉御用の椅子を温めておきました!」
「お姉様!近頃人気のパティスリーから御菓子を取り寄せましたわ!」
「姉御…彼女に振られそう…アドバイス下さい!」
「どうしてこうなったのよ…。」
苦労性な彼女は、今度こそ幸せになれるのかーーー。
※あっさりほのぼの短編です。
※苦しむ描写とかありません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 10:00:00
7881文字
会話率:44%