特に何も考えずに人生を送ってきた灯谷高校1年生
篠部十色。「このまま高校生活もやり過ごそう」そんな事を考えていた彼の前現れたのはクラスメイトの白雪泉。微哲学少女の彼女は十色を気にかけ、関わりを持つようになる。そして、十色の中で様々な想い
が生まれていく。
今、高校生の「青春論」が生み出される_。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 18:10:16
3573文字
会話率:46%
一台の車が水溜まりを弾いた。
バス停のベンチ。それを覆う屋根の上で、踊り跳ねる雨粒が子気味の良いリズムを奏でていた。
――やっぱり、雨は嫌い。
六月のとある日。僕がそんな雨の気配に意識を横たわらせながらいると、隣にいた彼女はそ
う呟いた。
*
「僕」と「私」の雨の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 02:05:07
2318文字
会話率:40%
ーーーー世界は『こうあれば良いな』で出来ている
最終更新:2019-02-16 12:00:29
876文字
会話率:44%