妖を視る瞳『見鬼』を持つ千佳子は、唯一の理解者であった祖母の死に耐え切れず、桜が綺麗に咲き誇る新月の夜、飛び降り自殺を謀る。
謀った、のだが……
「……おや、これは異なこと」
運がいいのか悪いのか、千佳子が墜落した先は、稲荷神社への勧
請道中を歩く白毛九尾の美青年のモッフモフの尻尾の上で……!?
「私の命を助けちゃった責任取ってよっ!! せっかく死のうとしたのになんってことしてくれんのよっ!!」
死ねなかったことに逆上した千佳子は、今日も白毛九尾の新米御稲荷様・玉藻のお社に押しかける。
全ては玉藻に呪い殺してもらうため。
しかし『玉藻狐族の地位向上』を野望としてかかげる玉藻は、千佳子を呪い殺すどころか『拾った命の有効活用』として千佳子に加護を与える始末。
そのせいで千佳子はなし崩し的に玉藻へ加護を願う人々の抱える事件に巻き込まれていってしまい……
訳アリ新米御稲荷様 × 自殺志願の女子高生が紡ぐ現代怪異譚、はじまりはじまり☆
※この作品は「魔法のiらんど」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 16:34:31
129923文字
会話率:35%
うちの近所に、結構しっかりした神社があります。夕陽に照らされたそこは綺麗なのですが、夏の暑さに太陽も溶けたみたいに見えて…。御稲荷様もバテるだろうと話してたらなんとなく出来たお話。
最終更新:2015-07-25 22:31:28
460文字
会話率:37%
近頃、学校でとある噂が広まっている。
それは、『狐のコスプレをした美少女が枕元に立つ』というものだった。
あまりの胡散臭さに鼻で笑った僕だったけど、
数日後その少女が実際に現れたものだからさあ大変。
現れた少女の名はあやめ。聞けば
、彼女はおいなりさん――妖怪だという。
更に彼女と僕は幼いころに会っていて、両想いだったらしい。
半ば駆け落ち同然で人間界に逃げ込んできたあやめを連れ戻すため、
桃仙郷から様々な刺客が送られてくる。
果たして、僕とあやめは無事結ばれるのであろうか。
ほのぼの系、妖怪擬人化ラブコメディ!
※【表紙・挿絵等あります。苦手な方は挿絵非表示でお願いします。可愛い絵とか好きな方は、アートギャラリーからどうぞ!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-27 13:09:13
10018文字
会話率:49%
日本中の御狐様との邂逅の記録。今のところは蔵王キツネ村のみですが、追々、北海道のキツネ村にも赴きたいと画策中。
これはモフモフが好きな人の、モフモフな狐に捧げる、モフモフな写真館です。
総ての御狐様好きに送るこの写真館。狐が出てくる小説
の参考にでもしていただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-15 23:14:18
1835文字
会話率:0%