舞台は21世紀初頭のヨーロッパの小国、ローゼンラント王国。この国には王家の姫を守るため少女のみで編成された親衛隊「薔薇の御盾団(ローゼンシルト)」があった。
武装護衛官を指揮する十七歳のアリーは、郊外にある薔薇宮殿でただ一人の王位継承者
である十四歳のクラーラ姫を守っていた。
ややわがままなクラーラ姫は真面目なアリーよりも唯一の日本人団員である十七歳のエリカに深い愛情を寄せており、エリカもまた姫を心から愛しているのだった。二人は身分を越えて親しくしていたが、アリーは自由奔放なエリカに反感を持っていた。
しかし、平穏な日々は突然の政変により破られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 01:01:41
64075文字
会話率:56%
魔王と戦うべく、『カウンター』のスキルをもらって転生したカウン。
冒険者パーティーを組み、カウンターの回避性能で回避盾をこなしている。
でも幼なじみは防御盾、妹は避雷針…… 全員盾役でゴブリンも倒せない!
最終更新:2022-07-27 20:56:54
52832文字
会話率:39%
能力を使える人間が世界に現れ、それが当たり前になった時代。
高校生である御盾灰十が同級生と過ごす日々、そんな彼には絶対に護りたい人がいる……
その人に好かれる為、いつしか身に余る英雄を志す
能力は1人につき1つ、ちょっと便利だっ
たり不便だったり……そんなありがちな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 13:02:18
143270文字
会話率:30%
太平洋戦争末期のガダルカナルを生き延びた私に、「語り部」としての依頼がくる。自らの経験をもって、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えて欲しいと言われるが、私は躊躇する。私には、過去のあの戦いを「語る」資格はあるのか。
戦後70年が過ぎてもなお、一
人の男に深く刻まれる贖罪と答えなき問い。
苦悩を胸にしたまま壇上に上がった男が語った事とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-09 15:05:30
2674文字
会話率:25%