高校の卒業式を向かえた主人公。
就職に失敗して、バイト生活かと思いきや、実家からも追い出される。
そして、十年間放置されていた、祖母の家に住むように強要された。
わずかな支度金を貰い、新天地でバイト探しと思いきや、祖母の家は、異世界
への入り口と繋がっていた。
主人公の、二階堂優莉は、吸い寄せられるように異世界へと導かれて行く。
そこで、祖母が異世界で貢献していたことを知る。
優莉は、自分の容姿にコンプレックスを持ち、誰とも関わらないように過ごそうとしていたのだが……。
ステータスを得て、コンプレックスを克服すると、他人との交流が始まった。
そして、偶然助けた女性との関係から、元の世界でのバイト生活が始まった。
また、異世界に残されていた祖母の遺産は、宝物庫に納められており、破格の性能を持ってた。
その遺産は、元の世界でも使えることが分かり、戸惑いを見せるが、二世界での生活を始める。
祖母の想いを叶えるために。
俺TUEEE系です。
なお、この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は、どんなに似ていようとも架空であり、実在のものとはなんの関係もありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 00:07:50
106996文字
会話率:28%
夜の市場。それは、いつかの時代のどこかの国、どこでもあってどこでもない場所。あらゆる人に会える場所。あらゆるものが手に入る場所。
それは誰にでも開かれている――夜の扉を開く鍵さえ持っていれば。
おばあ様のお屋敷に預けられた女の子、パット。
ほとんど会ったことのないおばあ様も、豪華だけれど静かすぎるお屋敷も、なんだか怖くて落ち着かない。
気の重い一夜になると思っていたけど――不思議な鍵が開いた扉の先には、見たこともない景色が広がっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-04 18:17:00
99534文字
会話率:46%