いつも朝の電車で一緒だと、気がついたのはいつだろう。
その人は、わたしの降りる駅より二つ先の駅にある進学校の制服を着ている。
他の人たちよりも、少しだけ背が大きくて、いつもすぐに見つかる。目を惹くのは、身長の高さだけではなくて、細身だ
けれどぴしっとした立ち姿に、整った顔立ちは、同じ通学電車に乗る友達の中でも有名だった。
・お互いに高校の通学電車内で気になっていた萌と透。話しかけて、連絡先を交換して、付き合い始めて…ずっと二人で幸せに彼氏彼女でいられると思っていたのに。ある事をきっかけに、萌は傷つき、透から距離をとり始めた。それを透は気付けずに……… 彼女、彼氏、彼氏の友人の視点でヤンデレ彼氏を考察します。ハピエンです。
*全5話完結*毎日12:00予約投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 12:00:00
23194文字
会話率:24%