天然鈍感悪役令嬢とお嬢様溺愛同担拒否勢従者と影の薄い王子たちの
ほんのりラブと勢いだけはあるギャグ短編集です。
*
「僕と君との婚約は破棄だ、ジュスティーヌ。君の悪事については調べがついている!」
「え、殿下?あく……なんですって?あくし…
…?」
(……あ、握手?)
思い至り、やれやれとジュスティーヌは手を差し伸べる。
王太子殿下は黙ったまま握手をし、そして
「って違ぁう!!」
突然叫んだ。
(こんな感じのやつです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 20:09:50
11000文字
会話率:46%
リリーは幼い頃からずっと片想いしている。相手は、優しくて、強くて、それからちょっと影の薄い王子さまだ。
彼は一緒に遊んではくれるけど、大きくなったら結婚しよう、というお願いには真面目に応じてくれない。ダンスの練習には付き合ってくれるけど、
デートには誘ってくれない。どんなにリリーが背伸びをしても、ひと足先に大人になった彼に追いつくことは絶対に出来ない。
憧れの王子さまと結婚するために、いろいろがんばる少女のものがたり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-19 12:00:00
72339文字
会話率:45%
婚約者を決めるのに娘たちが走って決める風習の残る辺境の王国イベルナ。
赤毛の村娘メリッサは本が好きで、みんなからは変人と思われている。
ある日広場に『王子の婚約者を決める乙女徒競走を行う』と告示がある。
参加者50名公募の文字に、
友人のユ
リカは是非一緒に出ようと大乗り気。
でもメリッサにはぜんぜんその気がない。
そんな暇があったら本を読んでいたいメリッサだったが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 10:03:56
2351文字
会話率:9%
誘拐され、生死も行方も不明だった王女が保護された。
彼女は王族としての教育を短期間で完璧にマスターし、ある部分以外は立派な王女となった。
ある部分、それは彼女からは表情が欠落しており、瞳から光も失っていた。
そんな、欠落王女がある時言った「
奴をやってきます」な言葉から始まる話。
娘に振り回される国王、うふふな王妃、影の薄い王子達、そして・・・。
そんな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 17:13:08
17784文字
会話率:42%