あやまちをまちがいと断ずることは、必要なことなのだ。
最終更新:2024-05-04 07:00:00
348文字
会話率:100%
文明が幾度もリセットされ過去の記憶と信仰が失われた世界。宇宙は<唯一なるもの>を頂点に、<存在>を司る女神ザインと<当為>を司る男神ゾレンの統治下にあった。信仰を失った神であるヒルコの長、ドゥームセイヤーは対なる主神ザインとゾレンの軍団を打
ち破るべく形而上界に攻め上るが――
一方で、中つ国に逃れたドゥームセイヤーを討伐すべく天衆メナスが差し向けられる。メナスはごく普通の人間としてズマ・シティで暮らしはじめるが――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 18:31:53
225844文字
会話率:54%
カズオくんは「俺が存在することに意味がある」と考える人だった。
私は「存在なんて意味はほとんどない。すべてに理由があるから存在は二の次」と考える人だった。
だけど私とカズオくんはいつも一緒にいた。
口喧嘩しながら、黒白みたいな世界の調和を、
妥協以外の理解を、心から望んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 08:55:18
3632文字
会話率:65%