高校二年生の夏、至って平凡な生活を送っていた高宮蓮太郎はコンビニの前でアイスを食べていた。フラフラと歩いてコンビニへ入店するギャルが気になりその様子を見ていると、どうやらアイスを購入する為に取り出そうとした財布が無いらしい。丁度食べてい
たアイスが運良く当たっていた蓮太郎は、暑い中アイスを食べられなくて困っているそのギャルに当たり棒を手渡してそのまま立ち去る。「あの人、もしかして私が困ってるの見て助けてくれたのかな………? ナニソレ、超やさしーじゃん!!」―――それが後輩ギャル、逢沢涼香との出会いであり、蓮太郎の学生生活が一変するきっかけであった。それからというもの、次の日から自らを清楚系ギャルと名乗る彼女が構ってきた。
この作品は、平凡で冴えない(と思ってる)主人公がお金持ち清楚系ギャル少女と出会い、次第に互いが惹かれ合う日常系の青春ラブコメである。
※短編です。皆様の反応が良ければ連載化したいと思います。感想もお待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 12:06:05
3573文字
会話率:45%
----6月。初夏に見舞われ、すでに真夏並みの暑さが蜃気楼を作る。
田舎の古い駄菓子屋でアイスをかじりながら涼しむ1人のサラリーマンがいた。
「はるちゃんのスーツ姿も随分しっくりくるようになったねぇ。」
駄菓子屋のばあちゃんが言う
。
「ははは。まぁ7年目だからね!・・・おっ当たりだっ!ばあちゃんっ!交換してよっ!」
僕は佐川 春。普通に高校まで何事もなく卒業し、普通の企業に就いた。普通のサラリーマンだ。
小さい頃からこの駄菓子屋は行きつけで、就職してからもよく来る。
心が落ち着く場所だった。
---その落ち着く場所で人生の転機が訪れる事を知るのはあと数分後だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-12 11:50:53
3658文字
会話率:38%
この先に、アイスの当たりみたいな小さな幸せがありますように
そう願うの
最終更新:2015-07-25 23:58:17
1898文字
会話率:20%
あたりがでたら旅行にいけるというアイス。ごくごく普通の高校生である海音はそれであたりを引いた幼なじみとともに異世界へ飛ばされてしまった。異世界の言葉が理解できる海音に対して、それができない幼なじみとともに海音は元の世界にもどる方法を探すた
めに幼なじみとともに旅にでる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-07 22:30:58
5141文字
会話率:53%
近い未来、遠い次元。
神や天使が住まう世界、天空界では、魔界との戦争後のベビーブームにより、人口が急激に増加した。
このままでは食料危機が起こり、天空界の存続さえ危ぶまれる・・・。
そして神・ゼウスは、新たな世界を作り、増えすぎた人口を分
散させる計画を建てる。
発展途上な新世界を開拓する使命を神から受けられる人間の条件。
それは――
「とりあえず、『7月10日の午後に、アイスの当たり棒を引いた人間』という条件を持つ者に集まってもらったのだが―」
「神さまテキトーすぎるっ!」
超テキトーな人事を行う神と、それに選ばれた人間と天使たち!!
一癖も二癖もある彼らが巻き起こす、ドタバタ開拓アクションコメディ!!
「ローマは一日にしてならず・・・俺たちは、世界を作ってるんだ。焦る必要なんか、ないだろ?」
開拓を進めるうちに、主人公・真神創(マガミ ハジメ)は、少しずつ成長してゆく。
――何かに一生懸命になることの素晴らしさを、彼を通して見つめてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-30 20:02:56
16199文字
会話率:35%