【DEMONDAL】――硬派すぎるゲームシステムの北欧産VRMMO。スキルもレベルもインベントリも便利なギルドも存在しない、その無駄なリアリティは最早VR生活シミュレータ。そんなゲーム内で、廃人プレイヤーかつ騎射の達人として知られる主人公・
ケイは、ある日相棒のロシアンNINJAと共にゲームそっくりの世界に転移する。元々リアルだった世界は、正真正銘の"現実"へ。転移の真相を探る二人は、知らず知らずのうちに世界の暗部へと踏み込んでいく。これは、生きる意味を再び手にした青年が、愛する人と彷徨い旅する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 00:13:47
1050232文字
会話率:41%
移民を両親に持つ足の悪い少女、オーリンは駆け出しの移動パン屋だった。
ある日の仕事終わり、街外れで屋台を引いていた彼女は、質の悪いならず者達に襲われる。命からがらヴァルタザール公爵領の森の中へ逃げ込んだ際、偶然居合わせた公爵の弟クロードに命
を救われた。ミュラーリア弓騎兵隊に属する軍人の彼は、市民の安全を守るのは自分の使命だと説き、彼女の護衛を買って出る。
そして、その日を境にオーリンの世界は一変した。
「私が生まれて間もなく取り違えられた王女で、王位継承権を剥奪された元王子殿下とその取り巻きの方々から命を狙われているなんて嘘ですよねっ……?」
そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-05 23:01:44
18959文字
会話率:25%
無事、完結いたしました(17/12/01)。
俺は高級牛が特産品な辺境の村に住んでいるナイスガイ、一般村人少年のケルヴィンだ。
その日俺は、牛の餌にしている干し草を作ろうと、妹リーゼと村の緑地で草刈りしていたんだが、そうしたら、そこ
に空から翼竜型の魔物が飛来しきて――あっという間に一緒に作業していたオッサンを丸呑みにしちまった。
俺はリーゼの手を引いて逃げたんだが、逃げ切れなくなっちまってね、だから、俺たちを喰らわんと追ってくる魔物を足止めしようと俺は突っ込んだ。そしたら、片目は取れたんだが、結局ぶっとばされちまってさ。
あぁこりゃ死んだなって思ったんだが、その時、逃がした筈のリーゼが戻ってきて――
結局、そのアニャングェラって名前の魔物は夢みたいに信じられない事にリーゼが倒したんだが……あいつ、なんか様子がおかしくて、おまけに「前世を思い出した」とか言い出してさ。しかも「戦乱の国に生きた武将でござった」とか言い始めて――俺は、もう、どうしたら良いのか、わからなくて……
俺の妹が、おかしくなっておかしな事を言い出したんですが、ただの一般村人の俺は、一体、どうすれば良いと思いますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 11:24:20
261211文字
会話率:27%
広大な草原を駆ける騎兵は大小様々な戦に明け暮れていた。
若き弓騎兵は偵察の任務で鴉の声を聞いた。
最終更新:2013-05-04 15:24:23
4111文字
会話率:27%