明治なのか大正なのか、そんな時代の平和な世界のミステリィ。
お耽美アリ、官能アリ、薔薇だ百合だ殺人事件に幽霊画。
エログロナンセンスなんのその、真実なのか虚構なのか、それが敢えて良いんじゃないか。
そんな雑誌の掲載を任された林檎 覚(さ
とる)は、お抱え作家先生の騒動も治めつつ、原稿を納めて貰う為。
今日も右往左往、四方八方へと足を進めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 05:00:00
732630文字
会話率:44%
堺に住む新米絵師の大津旭泉は、京で活躍する円山派絵師の駒井永源に弟子入りし、書簡を通じた指導を受けていた。
一門の祖である円山応挙の幽霊画に憧れる旭泉は、師匠である永源より幽霊画の絵手本を借り受け、「播州皿屋敷」のお菊の幽霊画を書き写して指
導を仰いだのだ。
そのお菊の幽霊画を表する書簡が、永源から届いたのだが…
※ 本作品は、秋の歴史2022の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 07:14:28
2044文字
会話率:15%
博物館の夏期特別展で一緒に陳列された、二枚の幽霊画。
同じ絵師によって描かれた二枚の幽霊画は、互いを姉妹と認識して交流を育むのだが…
※ 本作品は、天界音楽様御主催の「今からファンアート2021」企画の参加作品で御座います。
※ 貴様 二
太郎様のイラスト(https://12855.mitemin.net/i481514/)を、イメージイラストとして使用させて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 06:44:34
2830文字
会話率:20%
堺県立歴史博物館の受付嬢・袖掛町子は、奇怪な噂を来館者から耳にする。
展示物を解説する音声ガイド端末は、怪異の世界への水先案内人だった…?
※本作品は黒森 冬炎様御主催の「着こなせ!制服~お仕着せ企画」の参加作品で御座います。
最終更新:2021-08-30 08:03:45
2689文字
会話率:23%
有名な幽霊画を手に入れた、経営難にあえぐ会社の部長とカギヤマ君。
はたして経営は立て直せるのか!
最終更新:2022-01-20 07:36:16
3216文字
会話率:67%
彼の家は風紀が悪い―――、暗い部屋の中に、般若や鬼面、幽霊画を飾り、本人も、人気者の癖に、なにか、裏があるような顔をしている。僕は、たまたま、夏のある日、彼の家に訪れていて…
なんでも、彼の家には地下室があるらしい。
罪や罰を繰り返してきた
、愚かな”僕”が、もじもじしていると、彼は、秘密だよ――――と、
なにか、を見せてきて――――。
ひと夏の悪夢。
目くるめく悪徳。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 16:02:49
1777文字
会話率:17%
お化けも怪奇現象も無いホラー。
幽霊画の解釈は人それぞれ。
最終更新:2019-08-29 02:00:00
878文字
会話率:0%
古今東西あらゆる美術にまつわることを、新解釈・新知見でおとどけする美術エッセイです。とりあげていくのは、竹久夢二の美人画、贋札芸術、家紋、円山応挙の幽霊画、海北友松、エドヴァルド・ムンク、昇斎一景、フランク・ステラ、高村智恵子、葛飾北斎、
東洲斎写楽、etc、etc。ご笑読いただければさいわいです。
なお、この作品は一部amebaブログ『水羊亭随筆 Classics』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 01:28:23
31865文字
会話率:1%
芸術大学に通う小泉明里。
人と関わることが苦手で、暇があれば大学近くの東院美術館に通っていた。
ある日明里は美術館に携帯を落としてしまい、閉館後の美術館を訪れる。
そこで明里が目にしたのは、美術品の付喪神達だった。
展覧会に出ることを拒否す
るお雛様やちょっと性格の歪んだ幽霊画、極彩色のポメラニアンの様な唐獅子など、個性豊かな付喪神達が明里を翻弄する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-16 20:00:00
108649文字
会話率:36%
明治時代、新しいものと古いものが混じりあう時代、1人の男の元に幽霊画の相談が寄せられた。その絵画は実は...
最終更新:2008-08-05 11:37:24
7772文字
会話率:24%