「……お父さん、なに書いてんの?
えーと、なになに……
『ドラゴン達の研究はいつでも私に感嘆の思いを与えてくれる。
どんな悪環境でも怪しく翼を広げ適応していく竜族。
遙か彼方から舞い降りる龍の神秘的な魅力。
子孫を残すため彼らはそれぞれの獲
物を狙う。
それらドラゴンはどことなく人間に似ている。
その咆吼は大地を揺るがし、強大な力を持つドラゴン達は、
また、ある一定の習性で活動しているのだ。
私はドラゴンの魅力に取り憑かれてしまった。
その神聖な領域に私は踏み込んで解明したいと思う。』
だって……? なんなのこれ?」
「こら! 人の研究を勝手に覗き見するんじゃない!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-29 00:00:00
6849文字
会話率:40%