猫の探偵社
野上尚樹。
北海道で生まれた彼は幼い頃から、自然と動物との触れ合いの中で育った。富良野の大自然の中で成長する中で、不思議な能力が備わっていく。彼がその能力に気づくのは、富良野の地を離れた後。両親がなくなり叔母に引き
取られ、妹と二人、千葉に引っ越し中学校に通い始めてからになる。
大学生になった時、妹の友達の行方不明になった猫の捜索を手伝う。部屋に残された猫が普段使っていた道具に触れた時、不明になっている猫の感覚が尚樹の心に伝わった。すぐに尚樹は猫の元にいき、探し出す事に成功する。この事があり卒業時に就職で悩んだ際、不明猫の捜索専門の探偵社を作る事になった。
本条尚子。
尚子は帰国女子。父親の仕事の都合で日本と海外を行ったり来たりの少女時代を過ごす。海外の生活が長い為か、臆する事なく言葉を発する傾向がある。子供の頃に空手を習い始め、全国大会でも入賞する達人だ。尚樹のような特殊能力はないが、探偵社入社後、探偵学校で最優秀の成績で卒業、探偵としての調査能力、格闘術に優れ、喧嘩の弱い尚樹を補佐して事件の解決にあたっていく。尚樹は猫の捜索以外はやりたくないが、尚子は事件に関わるのを好む。事件がらみでは尚子の体力が大いに役立っていく。
黒猫のノアール。
生後三か月の黒猫だ。足腰がしっかりしだすと、自分の周囲の事件の匂いを嗅ぎ取り、解決の為に奔走する。そんな中、溝にはまり家に帰れなくなり、飼い主が尚樹に捜索依頼をした。ノアールを探し出すと、彼女の抱えていた案件解決の為に、尚樹と尚子を巻き込んでいく。解決後、尚子の元に里子に出され、探偵事務所の所長に就任した。
猫の捜索専門の探偵社だが、人と猫のかかわりは深い。猫に絡んで人の事件にも巻き込まれていく。猫の見た事や感情を知ることが出来る尚樹は、人間には知る事が出来ない事実から、事件や様々な案件の背景を読み解く。黒猫のノアールは特殊な感知能力と、周囲の猫達の情報で確信部に迫っていく。尚子は...並外れた格闘術で叩きのめす事もある。一匹と二人は猫と人とが関わる事件を解決していく。
一匹と二人...事件に関わる度にそれぞれの能力を成長させ進化させていく。日本全国を巡り、土地の因縁や人の因縁と向かい合う。物語は一話完結形式で、時系列で進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 12:36:12
77187文字
会話率:61%
あたしはカンガルーにして、アメリカ帰りの帰国女子。
最終更新:2025-04-17 11:28:37
1241文字
会話率:10%
~~~これは、双子姉弟が、日本に来たばかりの頃のお話。~~~
そう、このお話は、『夕月』の知られざる過去のお話 Part2なのです。クリスマスの続編となっています。
今でこそ、男の子っぽい仕草や言葉使いですが、まだ幼い頃は女の子らし
かった?という、今迄秘密にされていた部分を、一部お見せ致します。
また双子と言う設定にも関わらず、中々登場して来ない双子の弟『葉月』も、ここでは登場します。
前回クリスマス編とは違い、本編に既に登場キャラも、登場しています。
また、今回の為に登場した新キャラもいますが、もしかしたら本編でもチラッと登場するかもしれません。
このお話を読めば、主人公側の秘密が、またホンの少し分かりますよ。
※このお話は、お正月企画として、特別編とさせて頂いております。なるべく本編を読まずとも、このお話だけでも読めるように配慮しましたが、登場人物の把握なしには、理解不能な部分もあるかもしれません。ご了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 00:00:00
9522文字
会話率:26%
真面目でおとなしく平凡な青年と一見すると派手に見える帰国女子が結婚に至るものだがり。
最終更新:2018-04-14 08:26:33
12579文字
会話率:35%
帰国女子の主人公(男)と主人公Loveな先輩(女)2人がドッタンバッタンする学園ラブコメ的な 、なにか
最終更新:2017-10-20 01:43:28
315文字
会話率:75%