地方競馬の北関東競馬にスターホース「アムロ」が出現する。それをスポーツ専門雑誌のヒーローの記者御子柴ちとせが取材するところから物語は始まる。御子柴は北関東のとちぎ競馬場(モデル:宇都宮競馬)でその馬アムロがレコードタイムで圧勝するところを目
撃し、その馬のとりこになる。
村井厩舎所属のアムロは軽度の屈腱炎を患っていた。レースにはだましだまし出走していたがそれでも圧勝していた。そしてその馬のオーナーの阿部の息子は心臓病で移植手術しか助かる道がなく、かつ自身が経営する工場が倒産の危機にあるといった不幸のどん底にあった。アムロは病気の息子祐介が牧場で見染めた馬でその馬の活躍が祐介の生きる希望だった。村井厩舎の村井の娘、歩美はその祐介の幼なじみで友人だった。歩美は馬の気持ちがわかる特技をもっていた。アムロの気持ちがわかるのである。アムロは祐介のために走る、祐介とアムロにはそういった絆があった。
アムロは復活できるのか、そうして祐介を救うことが出来るのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 12:48:17
215281文字
会話率:66%
10月、『フェイト』という日本馬が世界最高峰のレース『凱旋門賞』に果敢に挑んだ。
凱旋門賞は、一度も欧州以外の国で調教を受けた馬が優勝したことはなく、日本競馬界の悲願である。
そして、結果は『1着同着』という結果になり、辛くも悲願を達
成した。
その後、フェイトは屈腱炎を発症し、引退を余儀なくされた。
―この物語は、その子供の話。
※この物語に登場する馬たちは、人語を話します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-26 00:00:00
116808文字
会話率:30%
流星群の降る夜に生まれた競走馬
サファイアゼットと
彼に関わる人々のドラマを描いた
正統派競馬ストーリー!
最終更新:2012-12-04 21:10:00
1093文字
会話率:43%
木野牧場の経営者である木野求次は、牧場を救った競走馬「トランクバーク」引退後、セリ市で新たにオスの馬を買ってきた。
妻の笑美子と娘の可憐によって「インビジブルマン」と名づけられたその馬は、栗東の相生(あいおい)厩舎からデビューすることに
なった。
しかし3歳春に屈腱炎を発症してしまい、現役続行が危ぶまれる状況になった。
そんな中でも、求次達は大レース制覇への夢を追い続けた。
(この作品は、僕が競走馬育成ゲームで体験したドラマチックな出来事をもとに、「トランクバーク号物語 ~牧場を救った競走馬~」とリンクさせながら様々な創作を加えて作り上げた物語です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-14 21:20:42
82113文字
会話率:45%