ルディエル・アレンフォードは森に住む麗しの精霊守。
そんな彼が、いよいよ伴侶を迎えようと準備を始めているらしい――
幼馴染という関係に甘んじていたネネリア・ソルシェは、密かにショックを受けていた。
そろそろ彼との関係にも区切りをつけなければ
いけないのかもしれないと。
けれどルディエルも精霊達も、ネネリアだけに優しくて……
「大丈夫。ずっと居たいと思えるような場所にしてみせるから」
鈍感なネネリアと、一途で奥手なルディエル。
精霊に導かれた恋は、本人だけが気づかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 17:19:15
70323文字
会話率:39%
俺、池波修二(いけなみしゅうじ)は運動神経が人より多少よくて、成績も多少良いくらいの高校二年生。
平凡かどうかは意識したことがないけど、よく「草食系」などと不本意な評価を頂戴している。
ともあれ、仲のいい友達もいて、何より百合(ゆり)
が居て、充実した高校生活を送っている。
しかし、最近、ちょっとした悩みがある。周りから、やたら小百合と付き合ってるのかどうか突っつかれるのだ。
百合。堀川百合(ほりかわゆり)。小学校からの付き合いで、ゲーム好きなところとかが馬が合って、
この歳まで仲良く友人をやっている。ただ、友人への説明の都合上、「幼馴染」という一言でまとめると
やたら何やら甘酸っぱいロマンスがあるのではと期待されるらしい。
もちろん、百合は女だと思うし仲もいいが、今のままでも居心地がいいというのは正直なところ。
ある日の下校途中。どうやら百合の方でも似たような突っつかれ方をしているらしく、
「私たちってさ、恋人になった方がいいのかな?」そんなことを聞かれた。
百合の方としても少し困惑しているらしい。
確かに、小百合は女としても魅力的だし、恋人になれたら楽しいのかもしれない。
ただ、今のままでも大きな不満はないわけで、果てさてどうしたものか。
これは、俺と百合が話しあって、淡々と恋人としてのステップを踏んでいく、そんな日常のお話。
あんまり甘酸っぱい部分はない……はずなので、期待はしないでくれ。
※「幼馴染と恋人になりたいかを話し合ってみた件」から始まる短編シリーズをリライト及び加筆したお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 17:11:59
300026文字
会話率:46%
「ねえ隆弘。同棲しない?」
幼馴染で同じく大学三年生の伊藤瑞希にそう持ちかけられた。
瑞希と俺、佐藤隆弘はご近所さんで一緒に育ってきた仲で、この歳まで仲良くしてきている。
「同棲っていうのは恋人同士がするもんじゃないのか?俺たちは付
き合ってすらいないだろ」
瑞希は温和な性格なのだけど、時折こういうぶっ飛んだ提案をしてくるのが玉に瑕だ。
だから、そう窘めたのだけど……。
「そんなの世間が決めたものでしょ?こういうことって当人の気持ちが一番大事だと思うの。私は隆弘と一緒にいると安心できるし、一緒に暮らせたらないいなって思ってる。隆弘はどうなの?」
まっすぐにそう問い返された俺の返事はといえば。
「まあ、俺も瑞希と一緒に暮らせたら……その、いいなって気持ちはある」
瑞希のことが好きな俺は内心少しだけ複雑だったけど、そんな返事を返してなし崩しの同棲開始。
だけどいざ始めてみるととても居心地がいい。
朝は一緒に大学に行けるし、講義が終わって家に帰っても一人じゃない。
(案外いいかもしれないな)
同棲を始めて二週間。そう思い始めた頃だった。
何度かある脱衣所での遭遇事故。いつもなら瑞希に注意されて終わりなのに。
「私の身体、なんか変じゃなかった?」
急にそんなことを気にしたり。
「そういえば、トイレの消臭剤置いといたから」
匂いに気を配りだしたり。瑞希の中で一体何があったんだ?
これは距離感バグり気味の二人が恋人未満で同棲する甘酸っぱいお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 14:40:44
6979文字
会話率:62%
我が家には、わんこが2匹いる。
3代目と4代目だ。
家の中は、とても明るく、居心地がいい。
彼らのおかげだ。
だけど、
充実な分、
後悔する事がたくさんある。
イッヌのいる生活が、一番と思ってしまったから。
最終更新:2025-07-01 20:58:08
5343文字
会話率:2%
【ショートショートの物語です】
大学が別の佐藤由紀と松村夏美。
居心地がいい関係が無くなるのが不安な由紀だけど、ずっと気付かないふりをしていた。
そして卒業式の後。
夏美からある一通の手紙を貰って……
最終更新:2025-07-01 16:33:39
1297文字
会話率:51%
「オレ、このままこの家に、溶けちゃうんじゃないかなって」
あらすじ)
「最近『変なアパート』に引っ越したんだ」
同じ大学に通う友人の真田がそう言った。聞けばそのアパートは、外観は古いけど、立地が良くて家賃も激安、もちろん事故物件なんかでは
ない。
興味本位で遊びに行くと、異様なまでに居心地がいい。確かに少し『変』なところはあるけれど、すっかりその部屋を気に入ってしまった俺は「いつでも遊びに来いよ」という真田の言葉に甘え、入り浸るようになったのだが──。
駅近・格安・not事故物件。居心地のいいこのアパートは、少しおかしい。
ーーーー
登場人物)
橋屋京介
主人公、大学2年文学部、細身で低身長
一人でいるのも、みんなと過ごすのもどっちも好きで平気
真田裕和
大学2年経済学部、中肉中背
橋屋とは同じ高校でクラスメイト、お調子者な面がある
文学部生)
川藤 中肉中背、おしゃれさん
杉堂 少し小柄、歴史ものが好き
大迫 大柄でよく食べる、ちょっとチャラい
経済学部生)
寺町 小柄でおっとり、真田とは課題のグループが同じ
冨上 大柄でいかつい、真田のバイト仲間
ーーーー
※カクヨム、Talesにも掲載中です。
※2話以降は月水金の公開になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 07:30:00
77509文字
会話率:46%
巣穴は居心地がいい、全くの話
キーワード:
最終更新:2025-05-16 22:26:52
1839文字
会話率:0%
魔物たちの支配者にして最強の邪竜ソルフレアは人の勇者に倒された。しかし、その強大なる魂が滅びることはなかった。千年の長き眠りについた後に目覚めたソルフレアは、自分を打ち破った人間たちを学ぶために人間へと転生する。そして辺境開拓村の若き村長ゴ
ルド、その妻ヨナのところに拾われて人間の赤ん坊となったソルフレアは「ソル」と名付けられた。
このときうっかり邪竜だった頃の記憶をなくしたソルはただの赤ん坊となり、夫婦によって愛をこめて大事に育てられ、甘やかされた結果……ソルはママとパパのことが大好きな最強甘えん坊幼女になってしまった!
10歳の誕生日の前に記憶を取り戻したソルは「魔物たちの頂点に立ち、人間に勝利してみせる……! だが……パパとママは大好きだしおうちは居心地がいい……!」という悩みを抱きつつも、両親の目の届かぬところで最強ドラゴンとして暴れまわり、世界を激戦させていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 22:56:01
118311文字
会話率:46%
ミルヒ=シュトラーセは「円環を持って生まれながら神の啓示を受けられなかった者」という史上初の『例外』だった。「似非聖女」の烙印を押されて自暴自棄になったミルヒは、勢いで善神に悪態をつく。その瞬間啓示が舞いおり、食い気味に返事をしたミルヒだっ
たが、声をかけてきた相手は邪神だった。魔界に転送され、どうにか巫女として認められたミルヒは、元居た世界よりも居心地がいいことに気が付いて……という話。暇つぶしにどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 20:30:01
12739文字
会話率:21%
女子校に通う沢渡柚は、久しぶりに会った中学時代の友達から彼氏ができたと報告されて自分でも驚くほどの衝撃を受ける。彼氏のかの字どころか、今まで好きな人すらいたこともない。このままのんびり過ごしていたら、何事もなく高校生活が終わってしまう……
。そんな焦りから「好きな人が欲しい」と思い立った柚は、合コンもどきに参加してみたり、恋愛強者な友達に助けを求めたり、次第に迷走し始める。同時期に通い始めた予備校では、懐かしい友達に再会。彼の前でもやっぱり空回りはするけれど、なんだか少し居心地がいい。
恋に恋して見切り発車な女子と、思い出の友達が急に目の前に現れて困惑する男子の、手探りな恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 20:00:00
64140文字
会話率:41%
それは静かで孤独で……、居心地がいい世界だと思うから。
キーワード:
最終更新:2022-08-30 00:13:00
666文字
会話率:0%
「わたしは生きる……しかない?」
虐げられて息を潜めるように暮らしていたロウナは、偶然魔法を手にした。
しかし世界から疎まれ、この世から葬り去られた。
目覚めると、そこは女神が統べる魔法の世界。
便利でも平穏でもないけれど、何だか居心地がい
い。
しかし、膨大な魔力を持ったロウナは、女神を巡る策謀に巻き込まれていく。
ロウナは女神なのか、厄災の魔女なのか……。
別に知りたくもない自分探しの旅に引っ張りまわされる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 13:00:00
503230文字
会話率:50%
スタータレントの娘に生まれて、幼い頃からタレントになるように教育されてきた高校生、西奈遥。
でも、遥は自分のことを男だと思っていて、女性タレントとして売ろうとしている母親や大人たちのことは快く思っていなかった。
そんな遥のそばに現れたのは、
同級生の瀬名川奏多。友達もおらず、居心地悪く学校に通っていた遥にとって、唯一の居心地がいい、信頼できる存在となってきた奏多、その奏多に対して、遥は少しづつ心を開いて行っていたのだが。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 04:33:05
2080文字
会話率:50%
■光文社様(光文社ライトブックス)より書籍化されています。
★2021年 1月 コミカライズ2巻発売。
★2020年 7月 コミカライズ1巻発売。
★2020年 1月 コミカライズ1話公開。(コミックフラッパー様)
●2019年
5月 2巻発売。(商売の基盤を築いて、暗殺者に狙われる話)
●2018年11月 1巻発売。(異世界に飛ばされて商売を始める話)
※もし3巻があったらどんな話を追加しようかな? 3巻があればですが……。
無理やり異世界へ飛ばされたけど、意外と居心地がいい。
日本にいたころにプレイしていたゲームの世界感が所々にある異世界で商人となって物質チートに目覚めていく。
ナイスバディのインス、アルビノのリーシア、獣人幼女のサンルーヴ、誠実なセーラ、個性豊かな妻たちと一緒に商売をしながら戦闘もして異世界生活を満喫する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 22:00:00
378763文字
会話率:43%
これは私が人外の魔物たちと恋に落ちるお話。
人外と言っても半分人間、半分魔物なの。
見てくれは人間だけどちょっと違うところがある。
頭から生えている角、鋭い爪、長い尻尾。
でもそんな事は些細な問題。
彼らは人間以上に人間らしいわ。
そしてとても優しい。
私はとある事情で祖国から追放されてしまったけど、
今ではまったく心残りがないの。
だってこっち『魔界』の方がとっても居心地がいいんですもの!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 08:25:46
14226文字
会話率:54%
魑魅魍魎、それは人ならざるモノ達。
それらは、人の常識では決して測れる存在ではない。
そんな魑魅魍魎をその身に宿した海岸 蒼はある日、異世界の魔王城に召喚される!
どうやら勇者を倒してほしいらしい。
蒼は頭を抱えた。
勇者の討伐?そんな
こと魑魅魍魎に頼らなくとも自分だけで軽く処理できる。
だからそれは問題じゃない。
問題なのは、魑魅魍魎が遠慮しなくなったこと。
魑魅魍魎は別に、蒼に支配されているわけでもなんでもない。ただ居心地がいい。気にいった。なんとなく。気があった。
各々様々な理由で蒼の中に棲んでいただけ。
そして地球では、蒼の迷惑にならないよう自重していた。
しかし、異世界では遠慮する必要など全くない。
今、魑魅魍魎の際限のない慾望が解き放たれた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 12:00:00
14887文字
会話率:19%
突然、異世界に飛ばされた5人の紹介主は
それぞれの知恵、勇気、力を合わせて旅に出る
見たことのないモンスター、街並みを謳歌し
目指すはただ一つ...元の世界に戻ること!!!
え、あっちに美味しそうなものがあるから当分別行動で?居心地がいいか
ら街に居住する⁉︎
足並み揃わぬ5人のスローライフ異世界ライフ
ゆっくりできるとは言っていない
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 05:28:58
72499文字
会話率:3%
色々な都合が重なり国立剣術学園に転校して来た刀馬は転校初日に白髪の美少女を押し倒してしまう危うく少女と剣を合わせることになりそうだったその時止めに入ったの学園理事長の刀馬の姉だった。刀馬はそれを知らなかったそうで押し倒された少女リーナは学園
理事長と仲のいい子らしい。クラスに入ると男子からの視線が痛くとても居心地がいいとは言いがたい。刀馬は後ろの席の康彦にアドバイスをもらい勇気を出してリーナと話して仲よくなるが、逆効果でむしろクラスの男子の機嫌が悪くなった。そんな時にリーナが放った一言が実は勘違いなんだがクラス中がショックを受けてしまう。リーナが説明しようとしてもその勘違いにみんながパニックとショックで耳を貸してくれない。そんなリーナが決死の判断で決めたことが刀馬への告白だった!!!。果たして二人の恋の行方は...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 22:57:34
78592文字
会話率:69%
あるところに、ある4人がいた。
その場所では、良く雨が降る。
だから、その4人は雨宿りし、また居心地がいいので、独占してしまっているのだ。
そしてそこは、4人しか入れない。
大体、来るのは旅人である。
また、その4人も旅人である。
そして雨
が止めば、また次の街へと歩き出すのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 11:39:47
622文字
会話率:61%
——俺は行く宛も無くて図書館にいた。図書館は金もかからないし、不登校の人間の為にあるかのようだ。お堅い本は面白くないけど涼しいし、居心地がいい。そして最近見かけるあの子に会える。
少年は図書館で会った同類の少女に惹かれる。
少年の下手糞
な恋愛はどこへ向かうのか。
全七話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-07 19:00:00
11383文字
会話率:39%
妄想と現実を共用していた2人の切ないラブストーリー。どこから妄想で現実なのか?そして2人の行き着く先は!
最終更新:2017-06-27 15:47:59
2059文字
会話率:0%