星詠みは命を削って星を詠む。
皇帝の権力の下保護された地シューレで暮らす星詠みの少女セラは、皇帝の命に従い命を削る日々に疑問を覚えながら暮らしていた。そんなある日、セラの兄にも命が下る。兄を失いたくない一心で星に願った彼女の前に現れたのは、
流星(メテオ)の少年だった。
流星はセラに微笑み、言った。「では兄に代わり君が村長にこう伝えるんだ――かの星は天の頂に座さず、地に落ちた」と。
その言葉がセラの生活を一変させる。自由のために故郷を捨てたセラは、やがて帝国の中枢にまつわる謀(はかりごと)に巻き込まれていって。
※三章【12】に動物を傷つける描写が含まれます。それに伴い念のため、R15設定をさせていただきました。ご理解の程よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 20:04:24
45330文字
会話率:42%
-場違いな若者達の軌跡-_____核兵器というものは使わないことを前提とした威嚇用品である、たとえ使ったとしてもその時点で負けだからだ。だがそれでも発射を決めるのが人間である以上、使いたがる者は現れてしまう。_____そう遠くない未来、直接
戦闘能力としてのPMCが発展した世界にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-29 22:13:46
235995文字
会話率:68%
目が覚めれば病院のベッドで、目の前には和服のイケメン。そのイケメンから、此処が異世界であると知らされた。…が。レベルは1なのに、場所はラスボス目前!初エンカウントは中ボスレベル!私、一体どうなるの!?
終わらない夜に飲まれた街を中心に、異
能の力で妖魔と戦う少年少女たちが…辿り着けない“普通”をただただ求めた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-10 23:17:23
9473文字
会話率:46%
2010年末。
突如、異形のものが各地に舞い降りた。
明かりの灯らない街。明滅する光。鳴り止まない轟音。闇の中を蠢く奇妙な影。乾いた風が流れていく。
世界は混沌に包まれた。
地獄と化した街を、息を潜めて駆け抜ける高校生の男女。
狂乱して逃げ
惑う人々の中、次々と異形を滅していく少女。
それを追う、魔神の力を手にした少年。
立ちはだかる、黒い翼を持つ漆黒の者。
異形と人間、人と――人。
果てしなく続く戦い。
交錯する思惑と絡みつく情念。
そして、空を貫くような巨塔が現れる。
この終末の空は何を映すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-07 18:03:58
1848文字
会話率:27%