半獣と呼ばれる傭兵、ラヴィに寄せられた依頼。それは、希少さゆえに条約で保護された雪豹族の姫の誘拐――ではなく、「親の決めた結婚相手を受け入れてくれるように、姫を攫おうとしたところを良い感じに婚約者に退治される『フリ』をして欲しい」というもの
だった。ふざけんなアホらしい。
バカバカしいと思いつつ渋々引き受けてみれば、何も知らない姫の無邪気な笑顔に心が痛む。だが、手を上げようとした瞬間、「本物の」誘拐犯が現れて――
成り行きで「姫を助ける騎士」になってしまったラヴィ、駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 20:04:52
83207文字
会話率:47%
一章で主人公が強くなる。
二章で主人公が少しTUEEEEして仲間を増やす。
章間で幼馴染が強くなる。
三章で主人公がTUEEEEEしてお金を稼いで船に乗る。
──以下真面目なあらすじ
登校中に乗っていたバスが事故に遭い、巡と幼馴染の葉
月は死んでしまった。しかし別の世界の神様がバスで死んだ人をその世界に転生させてくれるらしい。
神様からギフトをもらい葉月と同じ場所に転生しようと話しいざ転生というときに、巡のもらったギフト、運魔法が巡を転生させずに別世界へと転移させた。
そこは魔物はいるわ、罠はあるわ、なんでもありのダンジョンだった。理不尽の連続に死にもの狂いで戦うも、弱い巡は大切な幼馴染の名前の記憶を失ってしまう。
巡はこれ以上大切なものを失わないように、理不尽な運命に抗えるほどの力を手に入れることを決意する。
そしてダンジョンを脱出するころには、巡は何者にも邪魔をされないほどに強くなっていた。
ダンジョンを脱出後、巡は元OLの貧乳エルフと元原型師の巨乳ドルイドの凸凹コンビを仲間にし、雪山で出会った元自称プロゲーマーの幻獣を下僕にして幼馴染を探す旅に出る。
しかし巡の運命はその旅だけでは終わらなかった。
これは理不尽な運命に抗いながらも大切なものを守ろうと戦う主人公、灰寺巡の物語である。
番外編を読むだけっていう読み方もできます。その場合、幼馴染の葉月、転生先ではリズベットの物語になります。主人公ではないので短めですが。
旧題「運魔法のサイコロ使い ~これは力であって運ではない~」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-10 23:05:10
128273文字
会話率:27%