32歳の牧野杏子(まきのきょうこ)は、3歳の息子を育てながら5年間専業主婦として過ごしてきた。
ふとしたきっかけで、「もう一度、自分の力で働いてみたい」と思い、育児の合間に簿記二級を取得。
そしてハローワークで見つけた花屋の経理パートに応募
し、採用される。
週3日、初めての職場。だけど、そこには5年勤める年下パート・茅野礼子(かやのれいこ)がいた。
仕事ができるからこそ、チクチクと嫌味を言ってくる礼子。
さらに、気の強い店長・橘小百合(たちばなさゆり)にも厳しく指導され、杏子は戸惑いながらも、家族の支えと自分の思いを信じて少しずつ前へ進んでいく。
これは、小さな一歩を積み重ね、自分の人生を取り戻していく女性の再出発の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:00:00
25081文字
会話率:22%
領主であるイーヴァルの元へやってきた少女アデラは、道端の花を摘んで作った小さな花束を出して「買ってくれませんか」と言う。貧困を可哀想だと思ったイーヴァルは「言い値で買おう」と申し出たが、予想に反して、アデラはその花束に見合った金額を告げる。
面白くなって「価値のあるものを持ってきたときには、また言い値で買おう」と約束する。度々商品を持って訪れるようになったアデラだが、だんだんと怪しげな商品を持ち込むようになって……?
お気に入りの商人が気になってしょうがなくて、騙されているのではと薄々感じつつも、騙されてもいい!(愛)となる領主の話。ハッピーエンド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 10:20:00
7197文字
会話率:47%
町の小さなパン屋「そよ風堂」
訪れる人を温かくお迎えしています。
最終更新:2024-12-10 17:00:00
1752文字
会話率:22%
母の日に贈られた小さな花束のお話
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最終更新:2024-07-18 02:30:38
365文字
会話率:0%
母を亡くし、女ひとり貧民街で暮らしていたエレン。そんなエレンの元に、ある日、国王の遣いが訪れる。「あなたはこの国の王女です」。そう告げられて連れていかれた王宮には、敵意も露わな義母である王妃と、何でも欲しがるユリア王女が待ち受けていた。こん
なに居心地の悪い場所でやっていけるのだろうかと落ち込むエレンだったが、毎日届けられる贈り主不明の小さな花束に心を癒されて──。元平民王女のエレンが思わぬ幸せを掴むお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 08:09:37
12354文字
会話率:36%
喫茶店、Cafe Shelly。
ここで出される魔法のコーヒー、シェリー・ブレンド。
このコーヒーを飲んだ人は、今自分が欲しいと思っているものの味がする。
このコーヒーを飲むことにより、人生の転機が訪れる人がたくさんいる。
今日のお客様は
アイドルグループを解散した後に演歌歌手として地道に活動を続けている夢見かな。
かなには二人のおっかけがいて、いつもかなを影から見守っていた。
あるとき、いつも歌っていた歌が作曲家同士の因縁で歌えないことになり困り果てていたところに、おっかけの二人からカフェ・シェリーを紹介される。
かなはそこで飲んだシェリー・ブレンドからオリジナル曲をつくることをひらめく。
しかしそこにもまた障壁が待ち構えていた。なんと、お世話になった作曲家の渡先生が断固としてオリジナル曲を歌うことを認めないのだ。
もう一度、シェリー・ブレンドに答えを尋ねるかな。果たしてどうやってこの障壁を乗り越えるのか?
この作品はAmeba Blog(https://ameblo.jp/cafe-shelly/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 16:52:16
15423文字
会話率:53%